静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2014年09月

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近づくカジノ解禁の日

 間もなく開催される 臨時国会において、伸びに伸びた「IR法案」が漸く賛成多数をもって、国会を通過し、晴れて我が国も「カジノ」を認めている世界130国の一つとなります。 おそらくこれから新聞テレビでは「カジノ反対」の一大キャンペーンが展開されるでしょう。
 しかし、正直言って、法案に反対する意見の殆どは、これまでがそうであったように、実際に「カジノ」を体験、または視察したことのない方々の極めて意図的な、そして浅薄な観念論から生まれた意見の開陳です。
 「ギャンブル依存症の激増」や「暴力団の資金源」或は「青少年の教育上から」など、誰かが想像し、構築した「カジノ反対」のシナリオに騙されて、恰も教育者のごとき発言が次々に展開されてくるでしょう。しかし、現実にはその殆どが観念的なものです。
 私が40年前に訪れたラスベガスには、一部マフィアの雰囲気はありましたが、今ではアメリカ国内で最も安全な都市にランクされているところです。
 また香港地先の「マカオ」は街の全てが「カジノ」関連の都市ですが、犯罪は殆どないと云われております。逆に考えれば「犯罪」の匂いのするところに誰が「大金」もって出かけますか。
 それは「カジノ」を開帳する街の共通する概念でありますが、「街の安全」には徹底した「神経と金」を使っているのです。
 ところで、反対を唱える方々は、現在、東京・横浜・名古屋・大阪などの大都市で、極めて大っぴらに「カジノ賭場」を開帳していることをご存知ででしょうか。今やあちらこちらに存在し、その殆どは「暴力団」の経営する賭博場なのです。
 それゆえ、「カジノ法案」が通過し、合法的遊技場ができた時に一番困るのは「彼ら」なのです。敢えて言うなら現在の日本は「法的には認められていない」カジノ黙認国ともいえるでしょう。
 残念ながら未だ、本市は「カジノ招致」に手を挙げておりません。何時ものことだが「待てば海路の日和あり」を決め込み、指をくわえて見ている何時もの姿です。

2014/09/06

追伸・・・静岡県の学力

小学校6年生の「学力」が云々されておりますが、実は隠れた課題として、日頃から案じている一件ですが、本県高校生の学力も然りです。
 勿論、東大や京大への進学が人間の評価にはなりませんが、正直言って私が知っているここ30年の大学進学の傾向は、確実に「先細り」の傾向が続いております。
 例えば東大合格数はその時期になれば週刊誌で「学校別・合格者数」が発表されます。例えば今年の東大合格者は浜北の14人が最高で、次が静高と沼津東が6人、韮山4人、磐田南の3人と続きます。勿論、「東大ばかりが大学ではない」の声は聞こえますが、それにしても愛知や神奈川の1校に及ばないこの数字は誠に不甲斐なく、更には有名私学への進学も同様に低迷し続けております。
 かつては「静高、浜北」だけで4~50人はいたでしょうが、厳しい入試競争になった途端、元気がなくなった「静岡人」をこの数字は如実に示しております。
 

2014/09/05

知事の力みすぎでは?

全国学力テストの公表が今年も大きな政治課題となってしまいました。
 この度のテスト結果の公表は前年に比べれば遙かに前進し、少なくても知事が昨年主張していた「公表」という観点は充分に改善されたものと思います。
 にも拘らず、この度の「市町別正答率」を公表したのは明らかに知事の独りよがりと云われても仕方がないだろう。
 昨年の川勝知事の問題提起に対し、文科省は公表等のシステムを替え、新たな方策を制度化しました。にも拘らず川勝知事は今年も県教委や市町村教委の同意を得ようとせず、市町別正答率を公表したのでした。
 知事は「文科省が矛盾している」と云うがそれは理解されない言葉です。
 処で前年に比較して学力テストの成績が顕著に伸びた理由の中に、昨年の成績不良の原因を逆手にとって、全国学力テストの直前に「練習テスト」を施行した「学校」が相当あると聞いておりますが、それでは文科省の意図を形骸化させることになるのではありませんか。
 川勝知事に敢えて申し上げるなら、「教育」は教育員委員会や教職員にお任せすべき分野と考えます。知事部局では教育環境を整えることこそ、最大の仕事と私は考えます。
 

2014/09/05

おめでとう、望月環境相

この度の第2次安倍内閣の組閣人事で、環境相に任命された望月義夫議員に心からのお祝いを申し上げます。
 若い頃、「新聞少年」の触れ込みで清水市議会で活躍、艱難辛苦の後、国政へ、幸い厳しい一時期を乗り越えて、今、願ってもない地位に到達しました。
 私より5年も後輩のあなたには様々な可能性があります。先ずは任命された環境相のお仕事を十二分に努めて頂いて更に「高き」を目指して頑張ってください。同じ白門出身者として声援を送ります。
 1昨年、悶々として「迷える最中」におられた安倍晋三代議士に、城内代議士のパーティ会場で私から「安倍氏の蜂起」を訴え、更に大風呂敷ながら自民党静岡支部として「自民党総裁選」に立つべくデモンストレーションを約束したことが、9月の党大会で選出された後、頂いた電話でお聞きしました。
 この1年半の安倍政権には心からの敬意と拍手を送ります。
 ここからは望月代議士の持ち前のフットワークで全国を飛び回って、国民の期待に応えてください。期待しております。

2014/09/04

突然生まれた「駿府城の天守台」整備方針

このたび、静岡市から突然、「天守台整備」の方針が発表され、正直、私自身は喜ぶべきか否か迷っているところです。
 理由は単純です、つい最近まで、市は財政上からも、駿府城の天守閣再建は将来の課題とし、例えば坤櫓(さるひつじやぐら)など、手入れ可能なところから駿府城公園の整備を図ってきました。
 それも、最近になって、私の周辺でも「再建」運動に熱を入れる仲間が増え、この度の「天守台整備」に至ったのでした。
 実は私の市長当時から「駿府城再建」運動は盛んでした。例えば「瓦一枚」運動と称して一人3000円の寄付金を募集したり、今より遥かに盛り上がった運動が展開されておりました。にも拘らず具体化してこなかった根拠は「駿府城の確たる図面、写生」など当時の文部省が築城を許可できる材料が入手できなかったこと、更には戦後になって、全国各地で築城ブームが起き、城の存在が観光材料とならない現実が一方にありました。
 過日も、「駿府城の築城」話に花が咲いたとき、仲間の一人が「そういえば、年間に何度も名古屋を訪問している私だが未だ一度も名古屋城に行っていない」と振り返っておりました。
 全国では数百か所もある「お城」の中で、城の見物目的で観光客を呼べるのは、姫路城・熊本城ぐらいでしょう。作って閑古鳥の鳴く「お城」が殆どです。その点も留意して今後の方針を計画していただきたいと存じます。

2014/09/03

見落とせない「中国の怪しき政変」

 最近の中国の政治状況をみていると、その背後に極めて危険な「胎動」を感ずるのです。
 6月14日の私のコラムに「若しや・・・中国の政治情勢に憂い」のタイトルで軍部の無節操な動きを指摘しておきましたが、ここに至って愈々、無謀ともいうべき動きが見えてきました。
 例えば、ベトナムの資源掘削の継続を、極めて強引にこれを押し通すやり方、或は太平洋上における中国機の身勝手な動きなど、数か月前の習政府の路線とは大きく異なっています。
 その当事者、中国人民解放軍総参謀長・房峰輝こそ、軍部を掌握して習政権にとって代わる軍事政権を目論んでいるのではないかと心配します。
 残念ながら「房峰輝」なる人物については日本政府も殆ど知らないでしょうから、早急に調べておくべきと考えます。

2014/09/02

「閑話休題」と書いて「それはさておき」と読む根拠

夏目漱石の作品の中に、この怪しい「四文字熟語」があります。その漢字にはルビがあり、「それはさておき」と記載されておりましたが、その時以来、私は「閑話休題」の言葉は漱石の発明品と思っておりました。 
 残念ながら広辞苑を見ても、「話題を転じるときに使う語、ところで、閑話休題」とあります、時に私も、文章作成時にワザと気取って使うこともありましたが、何か払拭できない文字として私の脳裡に残っておりました。
 今朝、何気なく学研の「故事ことわざ辞典」を書棚から引き出し、「閑話休題」の項を引けば、「閑話」は無駄話、「休題」はそれまでの話を一時やめるの意とありました。
 なるほど・・・「閑話休題」は漱石の発明品ではなく、れっきとした日本語であったことが、今朝の1時間で解りました。「やれやれ」
 以上、本日、論評する事件も材料もない平和の朝ですので、敢えて無駄話をコラムとして記載しました。

2014/09/01

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