静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2014年04月

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久し振りに「カジノ」論議を

 世の中にはとんでもない「莫迦」な奴がいるものです。例の大王製紙の元会長は凡そ55億の金をカジノにつぎ込んで懲役4年の刑、東大出身の極めて恵まれたエリートにも拘らず、迷えばこの体たらく、処でこんなアホな奴は古今東西探す迄もなく至る所にいるものです。
 さて、昨日は「カジノ合法化」のタイトルで論陣が張られていました。その記事のなかで「暴力団が関係したり、ギャンブル依存症や多重債務者が増えたりする恐れがある」と記載されておりました。
 処で、ギャンブル依存症や多重債務者が増えることを心配なさる方に申し上げておきますが、世界で最も「賭けごと」に“呑気”なのは日本ではないでしょうか。
 街の至る所に大衆ギャンブル「パチンコ」が、街中には「宝くじ売り場やロトシックス」、スポーツ新聞を開けば「競輪・競馬・競艇・オートレース」の予想記事が盛り沢山に掲載されています。しかし、何時しかそこに「暴力団」の姿はありません。
 敢えて言うなら今、ラスベガスには「マフィア」の臭いはありません。マカオ・シンガポールも犯罪は極めて少ない、その理由は犯罪こそ「カジノの街」の最大の敵であるからです。そのために犯罪抑止のために、観光客の目の届かないところで厳しい警備が続けられているのです。
 日本での開設に当って、「酒気帯び禁止」、家族の「猛反対」で出入り禁止など韓国でたった1ヶ所の国民向け遊技場の規則も大いなる参考となるでしょう。

2014/04/30

「身を切る改革」掛け声だけでは・・・。

 24日の静岡新聞の社説が切り抜かれてこの机の上にあります。
 中味は消費税増税に国民の理解を得るため「身を切る改革」の名のもとに国会議員が20%の歳費を削減してきたが、愈々、明日で打ち切ることになりました。
 残念ながら、その言葉、私には「やっかみ」に聞こえるのです。
 社説では自民党も民主党も腰が引け、一方、日本維新の会や結いの党は30%の削減を主張しているが所詮、少数政党。これも自分達の主張は通らないことを計算の上でのスタンドプレーとみて不思議ではない。
 私の長い議員生活の中で、特筆すればこんなこともありました。「議員バッチ」を質屋に預け、流れそうになったおり、市役所に問い合わせがあり、これを議会事務局が引き出したこともありました。
 恐らく県議の中にも切迫した生活の中で対処している方も多いでしょう。
 ところで、この記事が、若し「議員歳費の削減」でなく、国会が、数か月前に決定した議案について、御都合で延期するようなことあれば、報道は真っ先に怒りのキャンペーンを張るでしょう。
 「議員定数の削減」が出来ずに自分の懐を守るとは・・とお嘆きですが、これとあれとは別でしょう、更に、野党は「削減延長」をもって存在感を示してほしいと書かれておりますが、少数政党ゆえに安心して「30%」を提案しているのであって、内実、報酬アップを期待している所属議員の多い皆さんです。
 渡辺喜美氏の事件も、おんぶにだっこの候補者ばかりであったが為に起きた事件ではないでしょうか。

2014/04/29

「どこまで続くぬかるみぞ、三日二夜と・・・」

 タイトルは今では殆ど忘れられた軍歌「討匪行」の歌い出しの言葉、日本人の記憶からも殆ど消えかかった歌詞でしょう。
 さて、何をテーマに「今日のコラム」をと考えながら、「みんなの党」渡辺喜美氏の借金問題の記事を読んでいれば、何気なく、軍歌「討匪行」の冒頭の歌詞「どこまで続く泥濘ぞ、三日二夜も食もなく・・・」の言葉が自然に湧いてきました。
 ーところで、本当にどこまで続くのでしょうー
 何か最近になって、更に厳しい状況を呈していると思わざるを得ません。
 例の吉田会長という不明な人物以外に「5人から6億余の借金」、都合借金総額凡そ15億円の大金が所在不明となってしまった様です。
 一方、その使途の大半と思われる選挙対策費については、公職選挙法の手前、本当の事は言えず、しかもその恩恵を受けた国会議員も「知らぬ顔の半兵衛」をきめこんで、どさくさに紛れているのです。
 「選挙資金」だ、「供託金」だと大声で叫びたい処でしょう、それが出来ない代表の苦しさ、ねー渡辺喜美さん・・・。

2014/04/28

公明党のいう「警察権」とは何か?

 過日の新聞にありましたが、例えば公海で活動する米艦の防護、又は第三国によって、攻撃された場合には、公明党としてはこれを「警察権」で対応すべしと云う。
 例えば仮に中国から米国に発射されたミサイルに対し、公明党はこれを「危険物」と解釈し、「警察権」で対応すべきと云う。
 処で、ミサイル攻撃まで所謂「警察権」に置かれたとしたら、逆に恐ろしい事になるのではありませんか。
 率直に云わせてもらえれば、昔から公明党は集団的自衛権の解釈にも旗幟鮮明にせず、常に曖昧模糊としての政治姿勢を取り続けてきましたが、「与党」となって久しいのですから、「後出しじゃんけん」は卒業して、責任ある態度と主体性を見せて戴きたいと存じます。

2014/04/27

子供からのプレゼントでコラムはお休み。

 私達夫婦が「金婚式」ということから息子たちが2泊3日の「旅行」プランを企画、処が直前になって他の日程と重なり、1泊2日に短縮されました。
 そんな状況下で、最初に足を運んだ所が新宿「末広亭」、実は二人にとっては記念すべき51年前の「デート会場」でした。
 様変わりした新宿歌舞伎町を尋ね尋ねながら末広亭へ、入口に立って驚いた、昔のままの「末広亭」、しかも昼夜入れ替えなしも昔と同じ、更に客席は椅子席と座敷席、半世紀前、あの座敷あたりに腰を下ろし、妻にとっては初めての「寄席」ということから、笑い過ぎて演ずる落語家から冗談含めて客席に注意されるなど、思い出深い場所でしたから、金婚式の訪問先に選んだのでした。
 泊まりは東京ステーションホテル。家内がテレビで大改築の様子を見て以来、一度は泊まりたいと云っていた言葉に子供達が予約、案内したホテルの社員の真剣な説明にほとほと感心した家内でした。
 翌日はお台場に行って矢鱈値段の高いショウ(シルクドソレイユ)を見てきました。
 充分満足する「金婚式」の旅でした。以上・・・

2014/04/26

「学力テスト」の事前練習

 今朝の新聞で22日に行われた全国学力テストのために、「テスト慣れ」を目標に多くの学校で事前対策を実施したと掲載されております。
 勿論、昨年までの「子供達の実力を知るためのテスト」ならこんな事はしなかったでしょうが、知事発言(成績を公表する)以降、教育委員会、校長会はこれまで批判してきた「事前の対策」に、遂に手をつけてしまったのでした。
 全国学力テストは基本的には公表せず、子供達の確かな学力を知る術として、文部省は例年行ってきました。そうした中で、本県は「学力テスト」の成績に惑わされる事なく、そのままに「本番」を迎えてきました。一方、成績優秀と云われている秋田県等の場合、以前から試験前に、その「傾向と対策」を実施し、その結果、高得点をとって来ました。
 しかし、そんな事は文部省の期待する「学力テスト」とは異なるでしょう。
 若し、「試験のための事前練習」が全国に波及していった折の「学力テスト」の意義はどうなるのでしょう。そうならない為に文部省は学校別の成績の公表は抑えてきたのでないでしょうか。

2014/04/23

末期症状と見るべきか「輸送船の拿捕」

 商船三井の大型輸送船を突然、差し押さえた中国政府の意図は何なのか。
 明らかなことはこの行為によって、中国政府は、世界中から「不信の眼差し」が集中しその異常さに企業投資を敬遠することになるでしょう。その事を承知の上でのこの度の「暴挙」が行われたとしたら、愈々中国経済の崩壊が間近である事と知るべきでしょう。
 長く続いた「バブル経済」の崩壊」は最早、回避できない宿命と考えます。例えばこの商船三井の大型輸送船が拿捕されている浙江省は、嘗て習近平主席が省長していた都市ですが、この街にも何万人もの人々が生活できるマンション群が建ち並び、その異様さに驚いたことがありました。実は今でも誰一人住む人無しのゴーストタウン、そんな地域が中国には沢山あります。
 「末期症状」とは現在の中国を表す言葉なのでしょう。
 これによって、日本企業の中国撤退や敬遠が一挙に増える事でしょう。更に外国企業についても同様であれば、前後の事を考えずに執ったこの度の行為は大いなるマイナスと云わざるを得ません。

2014/04/22

若者達の「政治」離れに思う。

 「戦後」という歴史を背負った私達の世代では、自身の人生を「政治に懸ける」と燃えた若者達は決して少なくはありませんでした。
 勿論、私が知っているこの半世紀の間に、目的を存分に適えた政治家も少なくはありませんでした。しかし、殆どの場合、燃焼尽すことなく、ある時点で別の路線を選択せざる得ない運命のもと、消えて行った人間も少なくありません。
 そうです、「政治」の世界だけで生き延びることは決して容易ではありません。マックス・ウエ―バ―の「職業としての政治」に扇動され、夢みた若者も決して少なくはなかったでしょう。
 実は、昨日の藤枝市の市議選の開票結果を見ながら、時代の変革を感じ、敢えて思い付くままに記載しております。先ず思う事は市議会への関心の希薄さに起因しているでしょう。競争率は何と1割以下、立候補すれば当選できる開かれた門、私が初めて立候補した昭和42年の市議選は定員48人の処へ70余名と激戦でした。時に25歳の若者でした。爾来、半世紀一つ所に生きて、今日に至りました。「推敲」もせず御免なさい。

2014/04/21

自然科学の力量に驚きました。

 「猿の惑星」かもしれません。
 昨日の新聞に載ったケプラー宇宙望遠鏡の観測結果を分析した結果、何とこの地球と殆ど同規模、しかも水の存在も充分可能性がある「星」を発見したとNASA(航空宇宙局)が発表しました。
 しかし、その距離は地球から500光年という。
 「光年」について、この機会に調べ直してみましょう。勿論私達は幼い頃から光速につては、一秒間に地球を7周半、ときいております。即ち、秒速30万キロm、月まで2秒弱、太陽からは8分20秒で地球に到着します。その光の速さをもってしても、500年かかる超遠距離の星の存在を確認する事の出来る現代科学には驚くばかりです。
 その昔、「宇宙の大きさ」を尋ねた折、ホトニクスの晝間輝夫会長は「見える処が宇宙」、ですから「宇宙の大きさ」は毎日大きくなっていると私には「蒟蒻問答」の様な解答を頂きましたが、若しかしたら「猿が住む惑星」があっても可笑しくはないでしょう。

2014/04/19

それにしても酷い「セオウル号」の実態。

 あり得なくはない海難事故でしたが、報道をつぶさに見る時、些か私達には信じ難い関係者の行動に驚くのであります。
 事故発生後、一番先に船を離れたのが「船長」であり、しかも彼は何故か「俺は知らない」と責任逃れ一辺倒、思えばこの船を日本から買受けた「韓国海運業者」も勝手に改造したのでした。
 1994年に日本で建造された「セオウル」号は老朽化したことから、2012年に韓国企業に売却、「リニューアル」してトン数も3%アップ、更に定員に至っては15%も水増して営業してきました。
 今も尚、激流の中で必死の捜索を続けておりますが、最早「救命」の可能性は殆どないと云われております
 処で「ドーン」と大きな音の後、沈没する迄に2時間もあったという。乗組員は一体何をしていたのでしょう。
 今回の事故発生後の『経過』を知るにつけ、「日韓」両国の対処方の違いに驚きます。

2014/04/18

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