静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2013年12月

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「インバンド人口」の低さに愕然!

 冒頭、余り馴染のない横文字で恐縮でしたが、「インバンド」とは海外から訪れる観光客をいいます。テレビでも昨今、わが国を訪れる環境客の増加を屡々、報道され、何となく日本の「観光事業」が持ち直してきたように国民は誤解しております。
 「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が2003年に立ち上げられ、国土交通省の外郭には「観光庁」が設立されるなど、政府も真剣に誘客対策に取り組み始めました。
 一方、2010年に閣議決定された「新成長戦略」では2020年には訪日観光客数を「2500万人」と算盤を弾いたのでした。
 処が、2011年の外国観光客数は620万人、アジア地域でも、中国、マレーシア、香港、タイ、マカオ、シンガポール、韓国、インドに続いてのアジア地区で10番目に置かれているのです。しかも、中国は2000年に3150万人だったものが、2011年には5760万人に、マレーシアも同時期に1020万から2470万人、韓国も530万人から980万人と激増しているのであります。
 多くの日本人は京都や奈良、鎌倉などの美しい文化、世界遺産になった霊峰「富士」の自然景観など、外国人観光客にとって、それは「魅力たっぷりの東洋の不思議」と勝手に想像されている処が気になります。
 世界地図の右隅に取って付けられた「日本列島」に捨て置かれる心配が、愈々高まってきたのです。

2013/12/09

何を考えるているのか民主党。

 昨夜参院本会議で「秘密保護法」が成立した。報道関係者はじめ学者、法曹界まで国家の一大事として激しいシュプレヒコールを上げていました。殊にこの度の「秘密保護法」は報道関係者の理解し難い反対キャンペーンによって、一部の人達も扇動された感がありましたが、幸い大きな禍根を残さず終焉したこと「ホッと」しております。
 朝食時に家内がテレビを見ながら、久しぶりに「正鵠を得た」感想が聞かれました。「何か小選挙区法案が採択された時に似ているネ」。将にその通り、あの頃、全国紙はもとより、各種団体までが「小選挙区制度」を評価し、これに反対する国会議員の名前を出してでも世論作りに奔走、結局、小選挙区制度となり、今、多くの問題点が指摘されつつも、半永久的に継続される処となったにでした。
 敢えて指摘するなら「公明党議員」はこの改正で自分達の議席が大幅に減ずることを察知しながら、党本部の厳命ゆえに「賛成」、結局憂慮した通り自分達の首を切ってしまったのでした。
 処で、秘密保護法の採決の際、民主党はどうしたのですか。一端は裁決に加わらず、本会議場を後にし、しかし、その後反省してUターンしたようですね。何を考えているのですか。その数時間前迄は、大見えを切って安倍総理に暴言を吐いてきた海江田代表、どうしたのでしょう。単なる大衆へのパフォ―マンスに過ぎなかったのでしょうか。何れにせよ、最悪の野党第一党と嘆くものであります。

2013/12/07

遂に新聞に活字となって登場した「カジノ法案」

 「カジノ」の推進法案が衆議院に提出されたと今朝の新聞にあります。
 残念ながら、この法案の提出者は自民、維新、生活と掲載されておりますが、昨年までは民主党議員が「国際観光産業振興議員連盟」の会長を務めていたはず、突然、逃げ腰になったのは如何なものでしょう。
 ただ公明党は一応の理解は示しているものの、党内事情から共同提出に加わらなかったようです。
 優柔不断に捨て置かれた「カジノ法案」がここにきて、一気呵成に進んだのは「オリンピック招致」の決定にありますが、世界140ヶ国で認可され、ゲームのルールも世界共通の娯楽を「博打(ばくち)」と評し拒んできた日本人の感覚は如何なものでしょう。
 競輪・競馬・競艇・オートレースと云った公営博打、「宝くじ」も同様の「一攫千金」に期する市民の楽しみです。実は日本ほど公営ギャンブルが認可されて国はありません。
 ところで、「カジノ」の街・ラスベガスにせよマカオにせよ、街の秩序は極めて良好、犯罪は皆無と云われておりますがその辺の事情は次に譲ります。

2013/12/06

「機密保護法」を検証しよう。

 昨日、友人から毎日新聞の記事のコピーが送られました。
 それは某科学者の「機密保護法」に反対する意見の開陳でしたが、読んで愕然としたのは、今なお「機密保護法」が官僚、或いは政界の極く一部の人間の為の法律であって、嘗(かつ)ての「大本営」と結び付ける「時代錯誤」のご意見でした。
 今朝の静岡新聞にもこの法案が「県民生活に影響も」との副題で某弁護士の意見が縷々述べられているが、私には政治的立場に立っての「反対のためのご意見」と思わざるを得ません。
 確かにオスプレイの性能や運用については米国の「軍の機密」にあたるでしょう。防衛・外交、殊に他国との関りがある場合は当然ながら「機密の保護」は重要です。恐らくこれまでの日本ほど機密漏れの多い国はなかったでしょう。
 この法律は「極秘文書」などが、官僚やその周辺から、外部、殊に外国に漏れることを心配しての法案なのです。
 そして何より困る方々は特ダネ情報を虎視眈々と狙っている報道関係者であり、それ故に今、鐘や太鼓で国民を鼓舞しているのです。踊っているのは文化人・芸術家・わからず屋です。何処の国にも「機密保護」の法律はあり、これまでの日本は「不文律」とい法律によって守ってきたのです。そして今、その限界に至ったのです。

2013/12/05

「新幹線新駅」構想が夕刊に

 見出しに比べれば、記事の中味は残念ながら「トップ記事」には程遠いものですが、云えることは県政としても、まともに考えていると云う事実です。
 去る2日のこのコラムにも私は「新駅構想」を掲載しましたが、常々提唱している「日本平カジノ構想」の中にも、重要な施設と捉え、その設置を訴えてきました。
 そうした意味で「新幹線新駅」は静岡県にとって問答無用の必須の課題ではないでしょうか。
 新聞記事の脇には「溝は埋まらず」と最大の活字を持ってJRの主張を記載しておりますが、今こそ、大人しい静岡県民が370万の「人の輪」をもって「JR」に対峙するなら、充分に建設可能であると考えます。
 たとえ、静岡駅を出発した車両が「アクセルとブレーキ」を踏んで、新駅を目ざしても結構ではありませんか。必ずや本県の新たなスタートに大きな役割を果たすと考えます。
 がんばろう・・・

2013/12/04

石破幹事長のプログは問題だが「秘密保護法」は必要

 タイトルが全てを語っていますが、この度の石破氏が使った言葉の「曖昧さ」に主要な立場にある政治家としては、些か残念の極みと言わざるを得ません。
 「テロ」とは広辞苑にも、「政治目的のための暴力行為」とありますが、私達の感性ではあの9・11同時多発テロ事件を連想し、「テロ」の言葉は「無法な残虐行為」を想像します。
 そうした意味で、石破氏の「テロ」との言葉づかいは正鵠を得たものではなかったと思います。
 さて、日本の場合、機密とされる重要な情報、殊に「防衛」「外交」など門外不出の情報がこれまでも不都合な国に流れ、もって同盟国の疑心材料になっておりました。
 「機密保護法」はそうした意味で我が国の言論・情報の統制を目的したものではなく、「デモ」集団の方々の心配は「杞憂」の一言に尽きます。
 寧ろ心配する事は、嘗て新聞記者が男女の情交を通じて手に入れた「日本の防衛機密」を自社の新聞に掲載した事件があったが、我が国の場合、情報管理はもっと厳格に対応しなければ、国際社会から信用されなくなることを心配します。「機密保護法」の趣旨はまさにその点にあると思います。

2013/12/03

「県議会定例会」が今日から始まる。

 愈々、年の瀬も迫って来ましたが、今日から本年度最後の議会が開催されます。補正予算などは殆どありませんが、知事の提案説明の中に次の様な言葉がありました。
 「過日、太田昭宏国交大臣にお会いした折、静岡空港の首都圏空港としての機能強化への対応や、防災拠点としての活用を提案した処、大臣からは『本格的に検討する』との回答をいただいた。更に首都圏空港の機能強化や防災機能の強化を進める上では、新幹線新駅の設置も視野に入っていることから、JRの理解を得つつ、実現に取り組んでいきたい」とのこでした。
 恐らく、「新幹線新駅」が誕生した時、県民に評判の悪い「空港建設」の意義に納得されると考えます。
 そうした意味で、偶然にも新幹線の路線の上部に「空港ターミナル」が設置された事は思わざる幸運だったと考えます。そこで私の意見ですが、JRの「GO」発信を待って始動するのではなく、早急に新駅構想を纏め、設計する図々しい程の魂胆が必要でしょう。
 360万県民の総意として、知事はその意気込みを見せて戴きたいと存じます。

2013/12/02

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