静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2013年11月

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続・小泉純一郎氏の「脱原発発言」

 昨日、知人の歯医者で開いた週刊誌、そこには小泉元総理の関連記事が大きく掲載、帰って早速、向いのコンビニで購入しました。
 もともと、総理時代も「原発」を理解し、推進してきた小泉氏が何故、方向転換したのか疑問に思っていましたが、数年前に「10万年後の安全」と云うドキュメンタリー映画を見て発奮、この8月、映画の舞台・フィンランドの最終処分地・オンカロを視察、その結果「日本に同様な物を作るのは無理」との判断から「脱原発」に方向転換したと書かれていました。
 ところが、この視察に同行したメンバーが面白い、原発メーカーの三菱重工から2名、更に日立、東芝から1名づつ参加、更にはその経費全てをシンクタンクの「国際公共政策研究センター」持ちとの事です。
 実はこのセンターの設立は小泉総理の退任後、経団連の呼び掛けでトヨタ・キャノン・東京電力など経団連会長を輩出した企業が1億円を拠出するなど都合18億円をもって、小泉氏のOB外交の資金捻出を始め、議員時代と同額の給与と秘書経費など支給されているとのことでした。
 こうして「発言に至るまで経路」が明らかになるにつれ、同じ自民党に所属する我々には極めて陳腐で見苦しい発言と云わざるをえません。
 昨日の「老人のジェラシー」の表現は実際からは何と優しい言葉であったかと反省しております。 

2013/11/19

小泉元総理の「原発発言」は男のジェラシー。

 タイトルが全ての今日の意見です。実は成田前泊の夜、私は明日の「コラム」に載せるべく自身の考えを纏め、送りましたが、この原稿を見た家内が何故か反対して『没』にしてしまいました。
 恐らく、家内は“小泉びいき”の傾向から「男のジェラシー」と表現されることを嫌ったからでしょう。
 しかし、私には小泉氏の哲学は以前から「唯我独尊」と思ってきましたが、「まさかの安倍内閣」は総選挙から1年、自民党は他の政党を圧倒する高支持率であり、況や内閣支持率は「3分の2」を継続して今日に至っている。
 正直云って、小泉内閣の「郵政民営化」や「規制緩和」が本当に日本の為になったのか、多くの国民はあのスタンドプレイに騙されたと云っても過言ではありません。 
 「原発廃棄」の叫びもその後の報道には取り上げられず、恐らく愕然としていることでしょう。小泉氏の場合、『大義』のみ叫んでその意図は知らず、政治家なら原発を廃止した後の「代替エネルギー」も具体的でなければ国民は信用しません。
 何時までも、『グリコのコマーシャル』を真似ていても息子が困ります。

2013/11/18

ご無沙汰でした。

 昨日までサイパン・テニアンに遅れ馳せながらの「慰霊」の旅に行って来ました。
 遂に一度は訪れたかった「バンザイヒル」に立ちました。60余年の昔、多くの同胞が米軍の圧倒的攻撃に逃げ惑い、捕虜になることを怖れ、遂に断崖から身を投げた悲しき日本の歴史に手を合わせたのでした。
 しかし「バンザイヒル」周辺は何時しか戦争も知らない若者たちの観光名所の一つとなって、残念ながら荘厳な雰囲気は皆無、確実に「戦争の惨渦」は消え失せていました。
 若い頃、映画で見た「バンザイヒル」の実録は私の頬を濡らした事を思えば、今更に「長い長い歳月」を振り返ったのでした。
 一方、サイパン島からほんの数キロ離れたテニアン島はご存知でしょうか。広島、長崎への原子爆弾を積んで「B29爆撃機」が飛び立ったことで知られる「小さな島」です。 ここにも沢山の日本人が住んでおりましたが、米軍の艦砲射撃や上陸しての掃討作戦に多くの日本人は「捕虜になることを嫌い」断崖から紺碧の海に身を投げ、太平洋の藻屑と消えていきました。
 二つの忠魂碑に美しい花束と共に線香を手向けてきました。

2013/11/17

何時から「劇団四季」の我儘を是としたのでしょうか。

 今、静岡市民会館の大ホールは劇団四季に占拠され、多くの関係者に迷惑を懸けています。何と云っても今回のCATSの公演は9月15日(日)~12月1日(日)、世に云う『芸術の秋』を独占、これによって学校の文化祭、市民団体の発表会などが他の会場を探さねばならない状況下に置かれています。
 これまでも劇団四季は「オペラ座の怪人」をはじめ著名な作品をロングランで実行してきたことから、市民会館を長きに独占することに奇異には思わない人も多いでしょう。
 しかしロングランでの開催なら、例えば大阪の四季劇場のように、自前の劇場、会館を持っている処で開催すればいいのではないでしょうか。
 本市には残念ながら市民会館に匹敵する会場は他にないことを思えば、劇団四季の身勝手な利用を許す市の文化行政に疑問を覚えるものです。

2013/11/12

明日は地域のお母さん方を対象に「講演」、困っています。

 屡々、講演依頼があり、その都度、喜んで出掛けますが、明日の会場はこの2月にも郷土史をテーマにお話しをしてありますので、今回は何を題材に話そうか、迷っています。
 年間、30回ぐらい頼まれ、有難い気持ちで受けておりますが、出掛ける前に、そこが初めての講演か否か、その時のテーマが何であったのか、事前に調べて、重ならない様にしております。
 幸い、講演内容の良し悪しは別として、喋るのは苦痛ではありません。出来るだけ、解り易く、面白く、そして時間通りに話を終ること、その点には神経を使います。
 明日の場合、講演が終了した後、新幹線で「成田」に向います。
 11月に入って、大道芸の絡みもあり、やたら忙しい時間を過ごして来ました。
 「サイパン・テニヤン」に行って来ます。

2013/11/11

被曝線量の20㍉㏜は「影響なし」に変更

 友人の医者が声高に云っておりました。「放射線を怖いもんだとは思ったことはない、若い頃、殆ど防御もせずに、扱っていた」、勿論、門外漢の私には具体的なことは聞けませんでしたが、同様な認識は過日の新聞に大学教授の経験談が掲載されておりました。
 手元にある(財)放射線影響協会の資料によれば、100ミリ㏜以下の被曝では臨床症状は認められないとあります。ブラジルでは年間10㍉㏜の放射線を、また医療の全身CTスキャン1回当りの被曝は6.9㍉㏜と云われ、率直に云って何処からが危険なのか理解し難いところです。
 ただ、払拭できない疑問は、例えば60年前のビキニ環礁の水爆実験による「放射能マグロ」騒ぎ、更には雨に濡れると「髪の毛が抜ける」と云って帽子をかぶせられた思い出、その結果「死の灰」という根拠のない造語が創り出され、爾来、多くの日本人に「誤った」恐怖感を植え付けてしまったのでした。
 山本太郎参院議員を生んだ土壌も読者に迎合した新聞報道の結果だと思います。
 さて、昨日の新聞に、原子力規制委員会が「原発事故によって避難した住民の帰還」に当って、「年間の被曝線量が20㍉㏜以下であれば健康に影響がない」との見解を盛り込む方針との新聞記事を見て今日の「コラム」にしました。
 

2013/11/10

中国にクーデター(暴動)がおこった時・・・

 日本は「アベノミクス」の言葉が象徴するように、経済も社会秩序も一応安定し、前進ているが、隣国の韓国・中国の実情は語るに落ちる極めて厳しい実情と云わざるをえません。
 殊に中国の政治環境は将に一触即発の危険性をはらみ、形ばかりの平和を見せてきたが、ここにきて各地で「共産党」への激しい抗議行動が頻発しています。過日の天安門での車両突入事件といい、また山西省の連続爆発にしても、共に習近平体制への大衆の意識が冒したものと考えます。
 殊に、2012年迄続いた胡錦濤政権下で進められてきた「貧富の差の解消」を目指した「和諧社会」という経済政策も、何時の間にか忘れ去られ、ここに来て中国経済最大の心配事である「バブル崩壊」対策として、更なる公共事業やマンション建設に凌ぐつもりの様です。
 更に、こうした流れを批判する大学教授などの知識人は今、大変な弾圧の下に置かれてているのでした。「もの云えば唇寒し秋の風」などと泰平楽を気取るのは日本人ぐらいなもの、突然、電話も不通となり、更には帰らざる人となって人々の目から消えていくのでした。
 そんな中国が疎ましくなって、私はここ数年出掛けたことはありません。

2013/11/09

朝日新聞の病気は所詮、治らないものですか?

 新聞を取っていませんので、遅くなりましたが、11月2日の朝日新聞で山本太郎議員の行為を、「軽挙を慎み、脱原発を前へ」の表題で彼を擁護し、評価する「社説」に出会い驚いた次第です。一言で云えば『善悪』をミキサーにかけて、活字を並べた社説と云うべきでしょう。
 所詮、山本氏の原発論は誰が聞いても、同調できない感情論、そのことについては、3・11の東日本大震災から間もなく立ちあがった?山本氏の行動を、当時のシンゴスコープでも批判したところでした。正直云って彼は「原発反対」の言葉だけの男であって、政治の舞台に出るべき人格も識見もありません。
 そんな彼を擁護する朝日新聞の不明さに今更ながら「がっかり」するのでした。このことを中国故事では「病膏肓(やまいこうこう)に入る」というのです。
 一方、記事では足尾銅山の鉱毒に命を賭けた田中正造を持ち出しての山本擁護論はないでしょう。土台、人物が違いすぎます。
 こうした朝日新聞の姿勢に嫌気がさして、20年前に購読をやめたのでした。

2013/11/08

まさか、産経新聞の「カジノ関連記事」

 6日の産経新聞に大見出しで「カジノ業者に『免許制』」とあり、更に中味を読めば、私の描く「カジノ」ではなく、パチンコの代替わりに相当する代物を示唆するものでした。
 未だ、新聞の「云わんとする所」は不明ですが、若しこんな陳腐な発想で「カジノ解禁」が実行されたなら、「世も末」でしょう。若しかしたら、パチンコ業界の圧力がバックにあるかもしれません。
 今日はこの後、その記事の真偽について調査します。何たって、私の数年来の思い入れの「本市活性化策」でありますので・・・。
 

2013/11/07

驚いた、妃殿下の言葉の数々・・・

 朝、何気なく、楽天ニュースを見ていた処、作家・高橋源一郎さんの『皇后さまの「深い」お言葉に感動が広がる』との文章に引きつけられたのでした。しかもその文章が朝日新聞の「論壇時評」の欄といえば、弥が上にも関心は増すばかりでした。
 高橋源一郎さんが初めて妃殿下の文章に接した時、「美しいと思い、体が震えた」とあるように、そこに紹介された文章は「万分の1編」でしょうが、凄いものです。
 それは「子どもの本を通しての平和」という大会テーマに沿って述べられた言葉、自身の幼少期、即ち「混乱と疎開」の記憶を振り返りながら述べた後、「そして最後にもう一つ、本への感謝をこめてつけ加えます。読書は、人生の全てが決して単純でない事を教えてくれました。複雑さに耐えて生きていかねばならないということ。人と人との関係においても、国と国との関係においても」・・・「国が戦っていたあの暗い日々のさ中に、これらの本は国境による区別なく、人々の生きる姿そのものを私に垣間見させ、自分とは異なる環境下にある人々に対する想像を引き起こしてくれました」
 

2013/11/06

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