静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2013年09月

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漸く終息する「学力テストの公表」問題

 「下位校の公表は止めて、上位校を公表する」と漸く知事対教育委員会の論争は終息しました。文部省も「褒賞的な意味合いではこれを認める」とのこと、もって「万事」が収まることを期待します。
 処で、正直云って私は、静岡県の学生・生徒の学業成績は他の都道府県に比べて確実に「低い」ものと考えます。否、学業ばかりではなく、スポーツや芸術などあらゆる分野に『今一歩』が指摘されるところです。
 例えば、今年の東京大学合格者は県下で50余名、人口規模から考えてもその倍はあって当然です。嘗て静岡県は進学県として指折られていましたが、「国民総学士」時代に入るや、「まあまあ」主義の静岡人は「時の流れに」置いてきぼりにされてしまいました。
 『待てば海路の日和あり』を人生哲学にしている静岡人は学業であれ、運動・文化・芸術の如何なる場面にあっても、突出することは殆ど皆無でしょう。「ねばり」「根性」「我慢」に欠けるこの体質は、長い歴史と恵まれた環境から創出されたものですから。

2013/09/20

過去最多の「91万人」の外国人旅行者。

 前月、日本を訪れた外国人旅行者は、前年同月比17%増の「91万人」と政府観光局が発表しました。
 円安が続く日本は外国人旅行者にとってはまさに追い風、更に最近は格安航空便が激増、もって海外旅行が近隣諸国の人々にとっても極めて容易になってきた現れと存じます。それにしても「91万人」の数値は確実に年間1000万人の大台をクリヤ―されると思います。そう、東京オリンピックの決定もホローの風となって、観光の世界戦略が「実施設計」される時になりました。
 そうした時代の変化の中で、国が認可する「カジノ」解禁は時代の流れの中にあると考えます。
 東京・横浜・名古屋などの大都会に巣食う暴力団経営の「カジノ」の存在を知れば、これを取り締まるより、国家が認めた施設の認可の方が立ち所にその効果を見せるでしょう。

2013/09/19

学力テストの「公表問題」は何時まで続く。

 振り返ってみえば、前渡邊教育長が辞任され、新たな教育長として村山先生にお願いするに当って、当時、市長の私は教育委員会の職員を前に「教育行政については、極めて専門的思考・要領が必要であれば、施設や環境の整備については、市長部局で対応するが、『教育』そのものについては、一切を教育委員会にお任せ致します」と訓示したことを覚えています。
 全国学力テストで国語の成績が芳しくなかった処から、成績不良の校長名、即ち学校名を公開するという知事の発言から、大変な話題となってしまいました。
 9月10日のこのページで、「川勝知事に物申す」と題して私の率直な意見を掲載させていただきましたが、その問題が今尚、未解決とは驚きです。そして今私が再び、掲載した動機は、昨日の教育長との問答の中に、知事の判断に「疑問」をいだいたからであります。
 例えば安倍教育長との問答の中にあった言葉、「公開しないことを条件の資料の提供であれば、これを断る」は明らかな誤りであると私は考えます。
 「知事の耳には入れておきたい」「知事だけには知ってて欲しい」、時には「記者会見の資料になるかは、知事の判断で・・」など、最高責任者であれば、資料の提供は枚挙に遑ない処でしょう。その資料を公開するか否かの判断こそ、知事に与えられた権限ではありませんか。

2013/09/18

驚いた巨大地震よる「死体安置所」計画。

 若し、3・11の震災がなければ、そして「三連動地震」と云う突如作成された学者たちの「存在の証」がなければ、今朝の新聞に掲載されている様な「遺体の安置計画」など笑止のことと存じます。
 県の第4次想定についても、結局は一部の学者の極端な意見に引き摺られ、構築されてしまった「被害想定」を基に、国には何の意見も云えず、ただ責任逃れに近い発想で、地方自治体はひたすら取り繕っているのです。
 例えば、死体安置計画について、35市町中4市町が未作成とあり、静岡市もその一つになっていますが、4次想定では「15300人」の想定死者数の「安置所、火葬場」など、何故今から準備しなければならないのでしょうか。
 あの東日本大震災は「有史以来の大災害」、勿論、だから必要ないとは言いませんが、考えてみて下さい、震災前に学者の誰が「津波」被害を想定したしたのでしょうか。
 同様に40年ほど前の「駿河湾沖地震」に費やした2兆円に及ぶ対策費には「津波対策」は殆ど使われておりませんでした。
 「杞憂」というには、その反動が恐ろしく、「云えない」でしょうが、学者の中にも私と同様な意見の方も少なくないと聞いております。
 数万年の「サイクル」に怯える前に、隣国の暴挙を心配した方が当面の課題だと私は考えます。

2013/09/17

最近の「隣国の動き」、一体どうなったでしょう。

 最近の週刊誌や新聞に中国・韓国の政治的話題が屡々、批判的に取り上げられていますが、正直云って両国の抱える諸問題は「病膏肓(やまいこうこう)に入る」の譬に似て、容易に解決できる課題ではないでしょう。
 殊に、中国の内政問題は年間20万件の暴動が各地で勃発していると報道されておりますが、その原因たる貧富の解消は「1世紀の時間」でも解決できないと考えます。
 更には政治的臭いのある学者や研究者が、中国に帰るや「何処かに消えてしまう」現実は私達日本人には想像もつかない処です。更には最近、日本在住の中国人ジャーナリストですら、雲散霧消している現実は見逃すことの出来ない「人権問題」でありましょう。
 一方、韓国も内政では、この度、検事総長が「隠し子」問題で辞任したと云う。しかし、実際は昨年の大統領選挙の際の「しがらみ」が原因とも云われております。いずれにせよ最近の韓国の「反日」行動は「慰安婦像」や「李大統領の竹島登頂図」など極めて美意識の浅薄な行動が目立つ昨今です。

2013/09/15

「芸術の秋」と洒落て「キャッツ」を見る。

 明日から公演の劇団「四季」のミュ―ジカル「キャッツ」が公開に先駆けてご招待を頂きました。もとより、文化、芸術には縁遠い私も、今日は思う処あって家内共々、ご厚意に甘えて楽しんで来ました。
 流石はプロ集団、歌唱能力も、演技も容易ならざるものと感心すると共に、その舞台装置は以前「ラスベガス」で見たショウに匹敵するほどのものでした。
 処で、新聞によれば既に「公演の延長」を決めたと報道されておりますが、昨年から市民会館大ホールは「キャッツ」公演のために2ヶ月間抑えられており、市内の学校行事にも支障が出ているとの声もあります。
 この点は、静岡市として如何に考えるべきか、待ったなしのテーマでしょう。
 

2013/09/14

予想通りの「エッセイスト」の言葉

 過日、国民注視の中で、オリンピックの東京招致運動は国民の不安を一掃して、堂々の決定を見たのであります。
 中でも安倍総理のスピーチは各国の有権者の心に「安心と信頼」を植え付けたものと確信しました。
 処が、本日、午前中に伺った歯科医院の待会室の書架に、スポーツ新聞が置かれていました。この所「ホームランの新記録」など興味ある記事が多く、暇に任せて手に取り読みだしました。そんな中に「吉永みち子」氏のエッセイが掲載されていたのでした。
 「安倍総理の原発関連の言葉」は嘘で固められ、将に「大本営発表」の作られた作文であって、総理は福島県民に同様の事が言えるだろうかと結んでおりますが、その内容、言葉、更には理論展開など、まことにもって「陳腐」そのもののエッセイでした。
 掲載されれば「収入」になるからと云って、推敲もなされていない貧しい文章に愕然とした処でした。
 それはさて置き、昨日のこのコラムへの訪問客数が過去最高を記録しました。
 ページビユーが642、訪問者数587でした。以上。

2013/09/13

株価で見れば「カジノ法案」はこの秋に、

 驚きました。過日の東京オリンピック決定を契機に「株価」は胎動、殊に建設関連株は高騰、ダウ平均も大幅に上昇したのでした。
 しかし、残念ながら私の心には「株を購入しよう」の動機は更になく、ただ「新聞」を広げて眺めているばかりです。しかし、その株式欄の中でも、注目している銘柄があります。そう「カジノ」関連株と云われる代物です。
 その一つ、機械株の中にある「日金銭」については以前よりこのページで「カジノ関連銘柄」と掲載してきましたが、この「日金銭」のこの所の動きは面白い限りです。
 今年の初めは800円、5月になって1600円、その後1100円から1400円を行ったり来たりしていたが、再び最近になって1800円当りを上下しています。
 この日金銭の株価の胎動は確実に「カジノ法案を狙った動き」であれば、愈々、私も褌(ふんどし)を締め直す時となったのでした。

2013/09/12

オバマ氏の決断を歓迎する。

 オバマ大統領には、シリア政府が「サリン」などの化学兵器を使用し、反政府軍の人々を大量虐したとの「疑惑」をもとに、米国による「軍事攻撃」を決断したのであった。
 処がこの度、突如、ロシア政府から提案された「化学兵器の国際管理」を根拠に「シリア攻撃」を回避することにしたと云う。
 この報道は門外に置かれた日本とっても、「グッドニュース」ではありませんか。
 そんな状況を頭に画きながら、不図思い出した過去の歴史、それはあの「キューバ」事件でした。
 この時もソ連はキューバ応援の為に「核兵器」を贈るべく大艦隊がキューバを目指していたが、ジョン・F・ケネディ大統領の勇猛果敢な姿勢に、遂にソ連艦隊は諦め、世界戦争への「一触即発」の危機を乗り越えたのでした。
 この度のオバマ氏の決断はその歴史を彷彿とさせるものがあり、何はともあれ米軍の「シリア攻撃」を回避できた事は最良の選択だったと思います。

2013/09/11

「川勝知事」に物申します。

 昨日のテレビニュースの中で川勝知事は、過日行われた「全国学力テスト」において本県の「小学校の国語A」が全国最低の成績であったことにふれ、この際、当該「校長名」を公表しては如何と、その思いを定例記者会見上で明らかにしました。
 このニュースを聞いた時の私の直感は先ず、「校長名の公表」は断じて認められない。学校教育に関心のある者には、「校長名と学校名」は同一であり、公表された学校名はその後、名誉回復のチャンスなく、人々の脳裡に「劣等校」の影が残存する事でしょう。
 更に知事は「下位の学校に、優秀な教員を配置する」と続けますが、先生方の能力の比較など、「ピカソとセザンヌ」を比べる様なものでしょう。
 譬え、知事の言葉であれ、今後とも、教育関係者は「天職」としての自尊心を以って、頑張って頂きたいと私は考えます。
 時に川勝知事に申し上げます。記者会見では「熟慮」の上での発言、その為にはご自分の胃袋で十分消化し、沈思黙考の発露としての言葉に期待いたします・・・。

2013/09/10

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