静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2013年05月

表示件数:

恐ろしい国・中国、愚かな学者・日本

 Yahoo!ニュースに次のような記事がありました。
 「観光地になった四川大地震被災地」との見出しに、私は“何の事か”と開いて見ました。 驚いた事に、5年前の四川大地震の震源地となった北川県が昨年の10月から「地震跡地」として一般公開されているとあります。
 因みにこの地震で亡くなった方は凡そ7万人、しかも未だ1万数1千人が行方不明、瓦礫の山の中には多数の死者いることは承知しながら・・・。
 この北川県でも人口(16万人)の1割の方が亡くなっていますが、政府は今、崩壊現場を補強し、これを「遺跡」とし保存すると云う。更にその案内書には「地震の原型をとどめて保存した遺跡は世界最大」と記載されているという。そして今、被災者たちは全く別の所に新しい街をつくって移り住んでいるという。
 更に報告書によれば、北川県では山東省が100億元の資金を投入して住宅や医療衛生施設などの建設を行っていると書かれています。本当だろうか、僅か16万人の北川県に日本円では1600億円もの金額が投入された事になります。信じられません。
 更にこの記事を書いた拓殖大学の藤村幸義教授は「東日本大震災の復興建設は2年過ぎても遅々として進んでいないが、この違いはどこからくるのかと結んでいます。
 恐らく、北川県の人々は今、高い家賃と医療費に泣いている事でしょう。
 人の心を無視して国家が強制する社会を、私は誉めません。

2013/05/20

今日は富士山「三体崩壊」で津波も

 最近、新聞を開くたびに「大自然の驚異」が報告され、驚いています。
 昨日に続いて、タイトルにも書きましたが「三体崩壊」、富士山の斜面が「地震や噴火」などにより崩壊、大量の土砂が駿河湾に流れ込むという大自然の驚異です、新聞の見出しでは駿河湾の西岸に3mの津波が押し寄せる恐れがあると静大准教授のシミュレーションで判ったと3面トップに大きく掲載されております。
 更に、三体崩壊の例として、200年余り前に長崎県の土砂が有明海に流入し、対岸の熊本県側に及んだとあり、富士山の例では凡そ3000年前に、御殿場方面に1・5立方㌔mが、また2万年前に田貫湖方面に1立方㌔mの土砂が崩れたとあります。
 処が記事の最後で「過去に富士山の三体崩壊で津波が発生した記録は確認されていない」とそれまでの恫喝した記事を否定しているのであります。
 恐らく、真面目にこの新聞記事に接した読者はその最後に肩透かしを食らった筈です。
 昨日もコラムに書きましたが、この報告をした先生の「売名行為」と云っても差し支えない様に私には思えますが如何でしょう。
 住民を脅かすような根拠のない記事に新聞社としても考えて欲しいと素直に思います。
 

2013/05/18

何処まで国民を恫喝すればいいのか?

 昨日の新聞の一面は「南海トラフ特別措置法」による被災前の集団移転の促進が、そして今朝の大手新聞軒並み「大規模噴火対策」が過日の富士山爆発に続いて提言されております。
 更に静岡新聞の3面記事には550~6500年間に5度の津波が押し寄せていたと静大教授が発表しております。
 これでは、何か私達は「地獄」と云う名の国に住んでいる気分ではありませんか。
 処で、地球物理学と云うでしょうか、昔の「地学」、我々の時代には全く人気が無い課目でしたが、ここにきて、俄かに脚光を浴び始めた理由は一昨年の東北大震災からでした。
 今、南海トラフが、富士山が、更には全国47の火山が「明日にも」危険だと国民を恫喝していますが、振り返って、一人の学者も三陸の地震を警鐘した学者はおりませんでした。「駿河湾沖地震」については40年前に「明日起きても不思議でない」と警鐘していましたが、長い間心配の種をくれただけでした。
 地球が生れて46億年、人類らしいご先祖さまがアフリカに誕生して20万年、そして日本が大陸から分離、完全な島国になって13000年とよくぞ学者達は調べたものと感心してきましたが、まさか今こそ「地味な地学の先生方」が売名のチャンスと考えて活動しているのではないでしょうね。

2013/05/17

それでも「事業仕分け」は必要でしょうか?

 静岡市は本年度の「事業仕分け」を担当する「市民評価委員を募集」と今朝の静岡新聞に掲載されています。
 思えば数年前、民主党政権時代に国民への媚びにも似た「事業仕分け」が展開され、新聞等では「なるほど民主」の盛大な拍手を頂いたことがありました。
 その際にも私は疑問と義憤を感じましたが、正直云って「事業仕分け」で提起される問題点は本来「議会」の仕事であって、門外漢の声のほうが、より行政に反映されるなど言語道断とも云える対応が今でも続いているのであります。
 私の経験から云わせて頂くなら、例えば決算委員会(事業仕分けと目的は同様)で議員から指摘された課題に対し、当局の対応は極めて曖昧・杜撰、それに対し、報道の目がある「事業仕分け」の場合は当局が提示する課題は極く僅か、しかも何時しか「慣行」行事となって、最近では首長の「市民向けパホーマンス」になっていると考えます。
 市民への「カッコ付け」なら無駄な行政、止めた方がいいでしょう。

2013/05/16

私の「郷土史」が出版されました。ご希望があればご連絡を。

 「語り継ぎたい静岡ばなし」が先週完成し、今はその配布方法を構築するに忙しい毎日です。
 平成15年、月刊誌「シンゴスコープ」を発刊、その記事の中に、毎月「地名の由来と知られざる歴史」を掲載してきましたが、昨年の5月、100号の発刊をもって、「1年間のご無沙汰」を宣告しスコープは休刊、その間に、今回発行となった「静岡の歴史」を1冊(200ページ)にまとめたのが「語り継ぎたい静岡ばなし」です。
 装丁も仲間達の協力で美しく仕上がり、携ってくれた仲間も喜んでおります。
 若し、ご希望がありましたら、FAX=054-246-7463にご連絡下さい。
 尚、恐縮ですが「郵送料」はご協力戴ければ有難いと存じます。
  
 閑話休題、「日本維新の会」の橋下代表は今日になって愈々、窮地に陥っております。更には最も落胆しているのは、参議院選で維新の会から出馬準備されている方でしょう。
 あの程度の政治感覚の橋下氏であります。今更に石原氏に代表を替えても所詮、「維新の会」は終焉したのであります。

2013/05/15

唖然とする橋下代表の言葉。

 日本維新の会の共同代表・橋下徹大阪市長が遂に「しでかして」しまいました。
 先に普天間飛行場を視察した際、飛行場の司令官と面会、その際、「もっと日本の風俗業を活用して欲しい」と促し、更には「性的エネルギーを合法的に解消できる場所は日本にあるのだから・・」と云い、司令官を唖然とさせたと新聞に掲載されております。
 同じ共同代表の石原慎太郎氏も突拍子もないことを屡々のたまうが、橋下氏のこの発言は、近い内に代表たる資格を失う事になるでしょう。
 処で、日本の何処で、合法的に売春が行われているのですか、更に又、嘗ての「赤線」復活を示唆するこの発言は、日本維新の会の皆さまはどう理解されるのでしょう。
 それでなくても最近の「日本維新の会」は、至る所で綻(ほころ)び始めてきておりましたから。
 極限状況にあった戦時下の慰安婦と、売春婦とは似て非なるものであることを先ず理解して欲しいと思います。

2013/05/14

今朝は3面記事から、徳島県の場合

 朝刊の3面記事に「徳島県の条例」が掲載されております。
 『阿波踊り』以外で紙面を飾ることが殆どない徳島県、敢えて引き出せば、私が静岡市長の時代に、大学で一緒に学んだ友人が「小松島市長」だったことぐらいが、脳裡に浮かぶ「徳島県」の存在です。
 その徳島県がこの度、全国の自治体が愕然とする「条例」を発信したのでした。
 「地震に強い社会づくり条例」がそれです。
 嘗て「杞の国の人々が、天が落ちて来ないか」と心配したと同様の怯(おび)えです。
 即ち、活断層上に学校、病院、福祉施設、マンションなど多数の人が利用する施設とガソリンなど可燃性の危険物を扱う施設を建設しようとする場合は、事前に活断層があるか否かを調査しなければならない。
 勿論、「石橋を叩いて渡る」は時に必要な行政手法かもしれませんが、本当にこの条例に基づいて「活断層調査」を義務づけるとするなら、徳島県の衰退は自明の処となるでしょう。
 今日、ローカルな自治体にとって「現状維持」は贅沢な願いであります。恐らく、この条例が徳島県に存在する限り、大手企業の進出はないでしょうし、また民間投資も他県での事業転換を考えるでしょう。
 そう、活断層って一体何でしょう。学者たちが自分達の「存在」を天下に知らしめるための方便と私には思えるのです。活断層は人類が未だこの地球に誕生していなかった20~30万年前の地層の動態ではありませんか。

2013/05/13

「引かれ者の小唄」か民主党の主張

 国会は川口順子委員長の解任を可決し、愈々、残された衆院小選挙区定数の「0増5減」の審議に移ります。
 ご案内のように、先の高裁判決で、2倍を超す1票の格差は憲法違反という、私には些か納得できない「判決」とこれを支持する「世論」を無視できず、今、自民党は「0増5減」案を提示しております。
 そんな状況下、民主党は尚、訳の解らない理屈で嘯(うそぶ)いているのであります。即ち、小選挙区と比例を合わせて「80議席を削減せよ」という途轍もない提言であります。
 昨年の暮れまで政権政党だった民主党が総選挙に大敗、野に下ったものの、その後も所属議員の亡命が相次ぎ、あの「3年4か月」の栄華は完全に消え失せ、今はただ、哀れさを催すばかりであります。
 その民主党が、今、笑止とも思える衆議院議員の大幅削減を主張する姿はタイトルに記した「引かれ者の小唄」であります。

2013/05/11

昨夜、遂に「1ドル100円」に

 80円を切っても尚、低迷していた「円」の評価が、昨年末の安倍内閣誕生と共に斯くも早く円安に反転、そして遂に昨晩、アメリカ市場で100円の大台に入ったという。
 海外旅行を予定している方にはご不満でしょうが、圧倒的日本人には歓迎すべき経済環境であると思います。
 さて、私は45年前に初めて米国を訪問し、1ヶ月の独り旅の総経費は交通費こみで凡そ65万円、しかし固定相場の1ドル360円でしたからまさに「ひもじい」旅でした。
 その頃のアメリカ市場の日本商品はデパートの片隅にホンの一寸置かれているにすぎませんでした。おそらく私を見て、右翼的な米国人は「ジャップ」と罵りたくなる、そんな時代でした。ドルが360円に決められたのも、数学では「円は360度」だからと、極めて軽く扱われた結果とも聞いております。
 それにしても、隔世の感が致します。
 国破れて山河なし・・・の昭和20年代の赤貧の時代から世界最高の経済立国へと登っていった「激動の時代」を生きた私達のこの年代は、誠に恵まれた運命と云うべきでしょう。徒手空拳の若者が戦える時代であったことに感謝。

2013/05/10

川口順子委員長の解任に思う。

 以外にも報道には、川口委員長の更迭に疑義を唱える論旨が見えます。確かに今日の日中間の意思疎通は極めてまずい環境にあると私も考えます。それ故に、中国要人と接触し、中国側の理解を求める行動はもとより必要なものと私も理解致します。
 しかし、川口氏のこの度の行動は些か「我儘」の範疇であり、のぼせ上がった行為と考えます。
 中国外交の中心的役割を担っている楊国務委員との会談があるからといって、勝手に滞在期間を無視した行為は責められて当たり前でしょう。 
 高い内閣支持率を維持する状況下では野党委員の虎視眈々とした「やいば」が光っている事を意識すべきです。
 さて、川口委員長には、弁明に努めるよりも、さっさと辞表を提出して態(なり)を直しては如何でしょう。第一、楊国務委員と如何なる会談が行われたのか一遍の報告もない事に疑問すら感ずるのです。本当に楊氏とは何を語ったのでしょか・・・・?

2013/05/09

ページのトップへ

現在地:トップページ天野進吾のコラム