静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2012年10月

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明日、明後日はコラムの休日となります。

 私達が静岡青年会議所を卒業したのは30年前、今年は「古希」を迎えました。この間、2カ月に1度ほど例会を継続してきました。幸い逝去されたのは昨年の事故によるひとりだけ、そこで残金処分を検討した結果、一部を市役所に持参、そして残余で京都旅行と決まり明日出かけます。
 私達の会の名前は「いななき会」、そう、昭和17年生まれは「午年」の語呂合わせ、更に青年会議所を卒業して愈々、天下に「いなないていこう」との青年の気概から名付けられました。
 幸い仲間たちは自身の進路を外すことなく、夫々が大成していきました。
 一方、その妻たちは数年後、「いななき」に対抗して新たな組織を作りましたがこれが何と、会の名称を「たづな会」と命名したのでした。
 最近は殆どの仲間は妻たちの「たづな」捌きにコントロールされているようで平和です。

2012/10/29

「恫喝」としか思えない原子力委員会

 過日、「放射性物質拡散予測地図」が原子力委員会によって公表されました。しかし、国民には「それが如何なる危険性をもたらすものか」については何の記載もありませんでした。更には国までもが一切、ノーコメントの態度、何の説明をしておりません。将に学者連にお任せそのもの、これを担当する原子力規制庁に至っては、「架空」の前提条件に基づく試算である、と国民が受けた衝撃を緩和することに懸命だそうです。
 「南海トラフ地震」も学者達の一方的観測であって怪しき限り、「富士山大爆発」を予測した琉球大学の木村教授の、警鐘という「恫喝」に国民はもて遊ばれている様に思えてならないのです。今年の5月、「3ヶ月後に富士山は大爆発」とのタイトルで週刊誌に掲載したものの、既に5か月、愈々、雪を頂く美しい富士が見られるようになりました。
 一方では、「何が絆か」と疑いたくなる「瓦礫の広域処理」への反対運動、昨日も私の下に「自然環境保護グループ」から瓦礫処理反対の手紙がきました。北九州では瓦礫処理後に体調不良を訴える人が多発していると書かれておりますが、私には信じられません。
 何れにせよ、売名行為と目される学者が跋扈している現在の姿は誠に残念です。
 

2012/10/28

議会費についての資料を見る

 今日のコラムはお休みしようと何気なく、パソコンのある机の引き出しを開けてみた。
 そこに「議員・県民一人当たりの議会費」という一枚の資料が顔を出していた。何気なく引き出し、良く見てみると、それは平成23年度、全国都道府県議会議員の一人当りの議会費を纏めたものでした。
 それによると、23年度の当初予算での議会費は、静岡県は21億余で順位は10位、これは人口、財政など「10位県」を証明する処ですが、驚いた事にこれを議員定数69で割ると3100万余となり、全国順位では19位となり、更にこれを県民一人当りに試算すれば、何と571円、最下位の鳥取県の3分の1に相当し、全国順位では40位にあるとのことです。
 私もその一員ですが「議会改善委員会」の中、私達は弛まず「チープガバメント」を追及してきております。
 ご安心ください、本県の議会は、これまでも県民の輿望を担って、確実に近代化、民主化されてきておりますが、更にこれからも県民の期待に応えて参ります。

2012/10/27

「六日の菖蒲、十日の菊」にならないか石原氏の決断

 突然の辞意表明した東京都知事、自身が代表となって新党結成とのこと、このニュースに私の脳裡を横切った格言はタイトルの「六日の菖蒲、十日の菊」でした。
 今から40年近くなりますか、作家・石原慎太郎氏が参議院選に出馬すると聞き、急遽東京事務所に訪ね、面談した事、今でも鮮明に覚えております。
 私もまた当選間もない市議会議員でしたので別れ際、石原氏に「自分の政治をやりたければ総理総裁になるしかありません、頑張って下さい」と固い握手をして帰静しました。
 その個性が時に災いして「総理」の道に進む事はありませんでしたが、いい意味で「独善」の氏は残る2年半の知事の任期を全うして「政治家・石原慎太郎の終焉か」と思っておりました。
 その石原氏が昨日、前触れなく、東京都知事を辞職しました。新党を結成し、自ら衆議院選挙に出馬という。
 率直に云って「何故・・・今頃」? 今更、弱小政党を結集して、敬老会政党の党首になって何ができるんですか。花火のように賑やかに騒ぐ「維新の会」も国民から遊離し始めている最中、まさに、「六日の菖蒲(あやめ)、10日の菊」、必要な時期に遅れて、最後の「パホーマンス」になるのではないかと心配します。

2012/10/26

それはないだろう・・・

 一つは裁判、一つは社説です。
 今朝の静岡新聞の「大自在」には、イタリアの地震学者に対し、予知の誤りから多数の犠牲者を出した責任として、禁錮6年の実刑判決が言い渡されるという驚きの裁判がテーマとして取り上げられておりました。 事は、09年のイタリア中部地震、それまでも群発地震が続く中、同国防災庁委員会は「安全宣言」とも受けとめられる見解を発表した僅か6日後に、M6・3の大地震が発生し、300人余の死者を出したことを過失としての実刑判決です。
 正直云って、そんな莫迦な・・が私の直感でした。同様に世界中からこの判決に疑問の声が上がっています。当然でしょう。
 今、わが国でも「予知」について、改めて論議されているところですが、このイタリアの判決には納得できません。
 2点目は上記を題材にした「大自在」の末尾の言葉に愕然としました。即ち「・・・だが、住民には事前にできることもあったはずだ。自分や愛する家族を守るためである」
 この地震で犠牲になった方々、否、3・11の犠牲になった東北の人々だって、誰もが懸命に生き、出来る範囲の対震は考えていたはずであります。
 亡くなった人々に贈る言葉としては些か寂しい思いが致します。

2012/10/24

法務大臣が辞任しました。

 藤村官房長官は記者会見の席上、『田中法相が辞任した点について、「体調不良」であったことは如何ともし難く、もとより、これは首相の任命責任には当らない』との見解を述べたと夕刊に掲載されております。
 本当に驚きました、田中法相の辞任が万が一にも「体調不良」が理由だとは誰も考えない処でしょうし、大臣職に乗り遅れた優しさからの選抜であったと思います。
 一言で云えば得意絶頂にあって気が付いた時には、何と周辺は「止めろ辞めろ」の大合唱、漸く気付いた「四面楚歌」の悲しき響に、渋々と頭を下げる総理の指導に従った結果であります。それにしても、田中法相の「お粗末な人間性」と民主党の「泣きっ面に蜂の弁明」に、更に多くの国民は民主党村に落胆したことでしょう。
 それでも、総選挙は逃げ回るのですか?

2012/10/23

「過酷事故」の対応を義務化とは?

 恐らく原発の「過酷事故」といっても、ピンとこないでしょう。
 10月14日のコラムに掲載しましたが、原発に絡む様々な想定に対処するとして、9月に発足した原子力委員会で来年7月までに「安全基準」を纏めると云う。
 その発想の出発点は、これまで全く考えてこなかった「航空機」が事故によって原子力発電所に衝突した場合を想定しての安全基準を考えると云う。本当に、莫迦ばかしいの一語に尽きると考えます。
 航空機が事故を起こし、運悪く原子力発電所に衝突するすることを心配する暇があるなら、巨大隕石が地球にぶつかる事を心配した方が遙かに意味あることでしょう。
 3・11事故以来、内閣をはじめ関係機関は、浮足だったままに、自身の責任回避に奔走、その多くが国民に恐怖感を覚えさせるだけの「問題外の事故」をテーマとして国民を恫喝するのでした。
 これまでも様々な提言がありましたが、何ら具体的意義はみられませんでした。
 

2012/10/22

「虚々実々」の世界に生きるか野田総理

 一体何が本音か判らない今の民主党、恐らく輿石幹事長はじめ、殆どの民主党代議士に共通する思いは「総選挙」は出来るだけ引き延ばすことでしょう。
 野田総理は「近いうち」と当時は云ってしまったものの、その後民主党を脱藩する連中も多く、場合によっては「小沢グループ」の協力を求めることになるかもしれないとの心配から、親小沢を自認する輿石氏に解散の時期はお任せ、場合によっては、来年秋の任期切れまで逃げ粘る構えで、3党首会談にあっては只管(ひたすら)「玉虫」と化けて逃げ回るのであります。
 以前、このコラムで「お化け屋敷の捥(もぎ)り」と輿石氏を比喩しましたが、その幹事長が玉虫になったら、手がつけられません。
 誰もが予想する様に、選挙をやれば民主の惨敗はもとより、「国民の生活が第一」の小沢グループの消滅は明らかですから、恐らく輿石幹事長は「三十六計逃げるに如かず」の保身術を使う事でしょう。
 一方、橋下新党は市長の仕事は全て副市長に任せ、昨日はまた鹿児島に飛んで「日本維新の会」の宣伝にこれ努め、ここ暫くは「大阪」に泊まった事もない日々であります。
 大阪市長の手当は貰いながら、「何をやってる」と批判出来ない日本の報道にも呆れます。

2012/10/21

今年も大道芸、近付いてきました。

 「プレビュウの入場券をほしいがどうしたらいい」等、この時期になると人を通じて様々な依頼がやってくる。今年は21回目を数えますが、お陰様で相変わらずの秋の人気行事、門外漢であるはずの私も不思議に忙しい。
 一昨日はモンゴルからの子供達の演技など、駿府公園の一角で「モンゴルディ」を開催する為に大道芸実行委員会の役員と協議して参りました。
 11月3日、駿府公園内でモンゴルから15人程のちびっ子が大道芸に参加しますので、是非見てやって下さい。彼女等はドルノゴビ県(人口僅かに7万人)からの来静ですから、ホームスティと共に、驚きの日々を経験することでしょう。

2012/10/20

騙されてきたのか「地震予知」

 多くの公的研究費を投入して新たな前進を模索する各種の学会、それによって国民の安全、安心が構築されるものも少なくはありません。
 しかしこと日本地震学会ほど「金食い虫」にして、国民に実益を以って、恩返ししたことのない「無益な組織」はないと私は考えております。
 過日の日本地震学会の秋季大会において、地震の「直前予知は困難」との結論に達したと云われております。予知研究が始まって50年目の今大会での悲しき結論でした。
 新聞によれば東大のロバート・ゲイラー教授は【予知研究に取り組む契機になった提言書の目的は、観測網の設置のためのもので、「予知」とは予算獲得の為のスローガンに過ぎなかった】と主張、更にはマグニチュード9・0の巨大地震の際も前兆現象はなかったと述べられたとありました。
 一方、内閣府は何故か大震災の際の大津波から、30万人もの犠牲者を予測する「南海トラフ地震」で国民を脅かし、更には来年には関東大震災を凌駕する「相模トラフ」地震時の津波高や震度についても公表するという。
 政府も脆弱だが、国民を脅かして、自らの口を糊する地震学会には特に反省を求めます。更にそれを承知で太鼓を敲く脆弱な日本の報道機関にも大いなる反省が求められるでしょう。
 

2012/10/19

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