静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2012年06月

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「政党助成金」が網膜に

 離党を宣言しながら、1日伸ばしに輿石幹事長との会談を続ける小沢氏の腹はなんだろう。
 勿論、最悪の局面に置かれたことは充分認識し、離党も覚悟の上での「反対票」でしたが、いざとなって、逡巡させるのは「政党助成金」である。総選挙も近く、参院選も来年とくれば、必要な選挙資金はとても集金できない、脱党しても来年を待たねば「小沢党」に助成金は来ない、そこで月を跨いでの7月2日の離党なら、1ヶ月分の助成金が回ってくると考えての「輿石」会談ではないでしょうか。それにしても、民主党、愈々、国民から離反してまいります。
 さて、本日は自民党静岡市支部の総会です。我が党も現在の谷垣体制に警鐘を打つ方も少なくありません、更に「総裁更迭」を嘯く方も少なくありません。しかし、我が党の一徹さは、今日の支部大会が象徴するように、国、県、市町村と各単位で支部大会を開いているところでしょう。民主はもとより、公明など極く一部の幹部が牛耳る「支部」でないことが何よりの「売り」であります。
 序に、今夜は浜松で開催される城内実代議士のパーティーに出席します。彼の復党は大変ありがたいと思っています。

2012/06/30

天を仰ぎて唾するか、ガキ大将・小沢氏

 窮地に陥った小沢グループ、昨日もテレビ画面では、得意げに消費税議案を批判し、脱党を匂わします。勿論、小沢氏の脱党に憂慮する仲間など殆どいないにも拘らず、得意げに語る姿に些か哀れを感じます。報道にあるように、嘗て、新進党の党首選において消費税10%を掲げたのは小沢氏でした。あなたの政治的動向は常に日和見、勝手放題そのものでした。その「付け」が今、纏めて来たのです。女房に見限られたのも将にその「付け」です。
 そんな田舎芝居が演じられている最中(さなか)、「チャンス」とばかり「大阪」が動き出した。
 恰も前回の総選挙に見られた与党の太平楽に対し、「正義の味方」と国民に映った民主党の躍進ぶりを脳裏に描きながら、今、ヒトラー役を演ずる橋下大阪市長のもとに、小沢チルドレンの如き「政治ごっこ」好きの連中が集結するでしょう。
 本当に怪しい時代背景にあります。わが自民党も表現力の希薄な谷垣総裁では心もとない所です。

2012/06/29

消費税の行方、決定。72人はどこへ?

 消費税法案が昨日可決されました。そして思いのほか多数の反対、棄権が浮上、野田総理も対応に困惑しているところです。1昨日の新聞等の報道では、「おとついのゴム風船」のように萎んでいく反対派と見越し、決断したようでありますが、「開けてビックリ」の結果にさぞかし、民主党執行部も頭の痛いところでしょう。
 処で、何故斯も多くの反対票が生まれたのか、否、在野にあった民主党議員には、「消費増税法案」は恐らく浮上しなかったでしょう。処が厳しい財政環境から徐々にその必要性が高まり、「消費増税」は天命とした野田総理の決断に「迷える羊たち」はとぼとぼと引きずられて行きました。
 処が野田総裁の小さな優しさが墓穴を掘ることになったのでした。貉(むじな)科に属する輿石幹事長をどこまでも信頼した結果です。彼は暗に「例え反対票を投じても、厳しい罰則はない」と小沢氏の自由な選択にまかせたのだった。だから子羊たちは当面のボス・小沢氏にくっついていったのである。勿論、そこは屠畜場であるが。
 しかし、小沢新党に怯える必要はない、所詮泡沫に過ぎないと私は考えます。

2012/06/27

川本夫妻の努力の結晶を見る

 昨日、家内と沼津の御用邸記念公園に友人・川本ご夫妻のステンドグラス展示会に出かけました。ご主人・川本昭彦君は嘗て県の外郭に勤務していたが、特殊な病気から退職、そこから趣味で勉強していたステンドグラスにご夫妻共に専従していったのでした。
 数年前、ご夫妻はアメリカに長期間の研修旅行を敢行、全米各地の技術者たちと交わり、研修する傍ら、静岡市出身で日本のステンドグラス先駆者・小川三知の滞米記録を追っていきます。ベールの向こうに薄く描かれた小川三知の足跡を尋ねることは容易ではありませんでしたが、その苦労も実って今回、自身の作品群と「三知の世界」を多くの人々に見てもらう機会が訪れたのでした。
 会場が昔の御用邸ですから展示にはご苦労だったでしょうが、予想外の大人数の来館者に喜ぶ川本夫人に心からの祝福を述べて帰宅しました。

2012/06/25

「サムライ・シャツ」の評判

 昨日開会された6月県議会、議場には、今夏に備えてクールビズ用のシャツが目立つ。何故か民主党席には没個性的な暗いブルーのシャツが目立つ。一様に揃った答弁席の面々には押し並べて不似合いと言わざるを得ませんでした。
 県が地場産業の振興を兼ねて、「遠州織物」の夏服「サムライ・シャツ」を経済産業部が率先しての「売り出し」でしたが、聞こえてくる評判は「一着1万円以上は高すぎる。地味でデザインに難がある」。確かにその日の午後、特別会議室での講演時、偶然でしたが「民主党ふじのくに」の議員が横一列に並んだ姿を後部席から眺めた時、背中に共通して施された模様が妙に侘しく感じました。
 県経済部が地場産品の振興目的で民間事業に協力することは結構でしょうが、発想は役人を超えなければいいものは生まれません。恐らく今頃は、デザイン、色彩、雰囲気そして価格について、鳩首しながら論じていることでしょう。

2012/06/23

6月の定例県議会始まる

 本日から6月定例会が始まりました。予算的にも今議会は少なく、激論が交わされることもないでしょう。寧ろ、与野党問わず、各議員の脳裏には、川勝知事にとって「最後の一年」のスタートラインとの思いが先だと考えます。
 同時に、来年の県知事選挙の成り行きが、巷間噂されはじめるところですが、この点についても大きな火種になることはないと私は見ております。さりとて川勝知事も、今少し発言等振る舞いに神経を使って欲しいと注文しておきます。
 「西行も笠ぬいで見る富士の山」夏目漱石
 中々面白い俳句です。机の引き出しから以前書き留めたメモが出てきましたので追伸致します。

2012/06/22

3面記事ですが、一言・・・。

 時に3面記事に口を挟んでも・・・と思い「コラム」に向かいました。
 「原監督が元暴力団員に1億円を払っていた」の週刊誌の見出し、更に新聞記事では「巨人、週刊文春を提訴方針」とあります。
 このことについて巨人は、早速記者会見で「原監督は1988年頃の女性問題で2006年、2人組の男に1億円を要求され、支払ったことは事実」、さらに「支払い先について原監督は反社会的勢力との認識はなく、そのような勢力と交際したこともない」と弁明したと新聞記事にあります。
 処で、どう考えても1億円の要求はまともな人間の発想ではなく、これに服した監督の意図も「金で解決できる類の人間」との認識で従ったのでしょう。これこそ美人局(つつもたせ)の典型です。
 一方、どうして今頃になって、遥か以前の醜聞が飛び出してきのでしょう。恐らく「巨人軍」という蜜の倉庫に群がる蟻が至るところから集まり、更にそこに「蟻食」など跋扈してくる世界だからではないでしょうか。
 ・・・古人曰く、「人のふり見て我がふり直せ」です。・・・

2012/06/21

震災に目覚めた津波の恐怖

 昨年の3・11大震災のあと、それまで殆ど無視されてきた津波への恐怖が、突然クローズアップされ、それまで「地学」に無関心の人々に、新たな警鐘を打ち鳴らすところとなりました。
 例えば、40年前、静岡県民を恐怖に陥れた「明日起きても不思議でない東海地震」の場合にも津波対策は問題外に捨て置かれ、実に本県分だけでも2兆円の耐震予算を組んで対処してきたのであります。その中で津波対策費としては防潮堤など強化したに過ぎませんでした。そのことは何よりも津波被害に行政はもとより、地震学者もこれを無視してきたからでありましょう。
 ところで、昨日も下田市の市役所移転について論評しましたが、最近の地震予知連をはじめとする巨大津波の恐怖を「マトモ」に考えていいでしょうか。
 大地震の発生は長年、警鐘し続けてきましたところですが、3・11以前には「津波への警鐘」は殆ど皆無でした。
 さて、35年前のチリ沖地震によってこの時も「三陸海岸」は大きな被害を被りましたが、北海道の浜中町でも多数の死者を出したところです。実はこの浜中町は十勝沖地震でも津波による大災害を受けたのです。津波の被害は海底や海岸の形状によって発生するのではないでしょうか。それゆえに私は、駿河湾内の津波発生は例えあっても小規模なものと信じております。

2012/06/20

市庁舎(下田)の移転は街の崩壊に!

 下田市ではこの度石井市長が引退し、楠山新市長に引き継がれました。そして、無投票当選が決まった楠山市長の第一声は「高台への市庁舎移設」に疑問を呈したのでした。
 将に正鵠を得た判断と私は考えます。
 数キロ離れた山間地への市役所の移転は下田の街を崩壊させるでしょう。ヨーロッパのシティホールは市民の憩いの場であります。市役所を取り巻いて商業が発展し、街の魅力が増幅してきたのではありませんか。敢えて云えば市役所だけが逃げ出して住民はどうすればいいでしょう。
 高齢者で構成する下田の街に、遠からず、何々出張所がつくられ行政の経費高をもたらすでしょう。そこには市民の安全対策を無視した発想と私には思えるのです。
 畢竟、「障子に写った隣の松の木の影に怯える」子供の発想に思えてなりません。
 

2012/06/19

浅薄な形容、小沢グループの「談合」

 民・自・公の3党の話し合いを小沢グループはこれを「談合」という短絡な言葉で表現しています。勿論、小沢グループとしては「蚊帳の外」にあれば、3党の協議は納得できないし、乗れる結論ではない、そこで吝嗇(けち)をつけるのだが、正直言ってこの方は昔から「語彙」不足、恐らく、政治は「裏舞台」でどのようにでも支配できるとの「水面下」政治を旨としてきたからでしょう。
 今更に頭脳を屈指して政争の舞台で頑張る等所詮、この人には無理でしょう。
 彼こそ遺棄しなければならない「古き自民党」の貉(むじな)であれば、さっさと民主党も切って捨てるべきでしょう。
 民主が彼らを「除名」すれば、「河村たかし」ら変な首長と手を組んで次期総選挙に臨んでくると新聞にありますが、それこそが日本の政治に大きく貢献することでしょう。

2012/06/18

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