静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2012年02月

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酷すぎる静岡市社会福祉協議会

 「市社協」と云えば市民からの寄付等でその財源は賄われ、これを民生委員をはじめ、多くのボランティァによって運営されている日本独特の組織であります。
 処が、昨年来、静岡市社会福祉協議会は夢想もしない横領事件を2度に亘って起こしたのであります。先ずは昨年の2月、職員による2~3千万円の横領事件が発覚、これは弁償させての懲戒免職ということで当事者以外の責任追及は行いませんでした。
 処がその秋に、「まさか」でしょうが、超特大の横領事件が発覚、何とその額2億6500万円と今朝の静岡新聞に掲載されております。
 屡々見られますが所謂「親方日の丸」の世界では、「?」を感じても同僚職員ということで、敢えて深く詮索することもせず、「とど」のつまりになって莫大な汚職事件となり、その全貌が新聞、テレビなどによって白日の下に晒されることはよくあるところです。
 今回もそうでした。恐らく犯人の行動に疑問を持たなかった筈はありません。市社協の役員はじめ関係者の毅然たる処遇を期待しております。

2012/02/29

県議会改革に対する私達の考え

 今朝の静岡新聞には、検討を続けてた「議会改革の骨子」が大まかに掲載されております。
 その中で、正副議長選挙における「立候補制」を恰も自民がこれを拒否していると書かれているが、国政においても衆参の議長は立候補せず、党内で候補が決められ、議会の投票で決定するのである。況や議長に所信表明を必要とする程の政治的選択はある訳でなく、また他党の議員が所信表明を以って他党候補に一票を投じるなど考えられません。将に「蛇足」というものでしょう。
 一方、本会議での「一問一答」方式が提案されておりますが、これも「議長の立候補制」と同様、門外漢には納得される「議会運営方式」かもしれません。確かに、数多くある市議会、県議会の中にはこのシステムを採用している議会がありますが、正直、当該関係者にも好評ではありません。一問一答方式は委員会の場で行われ、その形式を本会議まで持ち込めという発想は、この検討協議会で提案されただけで、今迄はどの党からも提案はありませんでした。
 土日(曜日)県議会の開催案や出前県議会などは、率直に云ってこの度の「議会改革検討委員会」を構築するに当って、無理して検討材料を制作した議会事務局の労作なのです。
 委員会の映像取材については以前からの課題、更には将来的にインターネットの採用も検討するなど、誰も秘密議会を望むものはいません。最後に一言、一問一答方式が決して『先進県議会』の象徴ではない事を申し上げておきます。

2012/02/27

前原政調会長の驕りの現れです。

 前原政調会長が怒り心頭に発して、記者会見場から産経新聞の記者するという暴挙にでた。この前代未聞とも云うべき行動をとった前原氏に対し、僅かながらも声援を送って来た私としては誠に残念な行為でした。
 以前から産経新聞の論調はは民主党には冷たい姿勢でした、就中(なかんずく)、前原氏には「言うだけ番町」のニックネームをもって、暫し、非難してきましたから、前原氏の頭へ来るのは判りますが、もって「受忍の限度を超える」として記者会見から「気に入らない取材人は排除する」との発想は明らかに貴方の「驕り」でしょう。
 それでなくても民主党の現在は「氷山に衝突したタイタニック号」、恐らく轟音と共に撃沈していく前夜かもしれません。
 ところで、この政調会長の「イエローカード」以上に怪しきは小沢一郎氏の動きです。不思議な事に以前からこの方の言動には、何の説得力も感じられませんが、ただ時勢の流れに本能的に便乗する能力だけは長けております。
「民主党の崩壊」が彼の発想の根源にあり、もって次なる政治的潮流を今、懸命に探っている処でしょう。大阪の橋下グループがどう出るか、石原新党の動きは如何と、自身の存在感を東京地裁の判決前に思い切って、その存在感を誇示しておきたい処でしょう。

2012/02/24

東海大志塾に応募が100件・・・・

 地域政党「大阪維新の会」が報道を賑わすに伴い、愛知の大村知事も連鎖して「東海大志塾」を発足させ、参加者を募ってきたが、この度、応募者が遂に100名を超えたと今朝の静岡新聞に掲載されていた。勿論、維新の会の応募者は更に多いとは思いますが、こうした「時代錯誤」的発想の政治行動について「否定ないしは憂い」をもって論評している記事が見当たりません。
 近々、確実に総選挙が実施されるでしょう。その際上記の政治組織は政治経験の有無を問わず、全ての選挙区に候補を送り出すことになるでしょう。その際の報道機関の姿勢に些かの不安を抱くのです。郵政選挙といい、先の総選挙といい、一言で云えば、報道が世論を作り、政治体制を決めたのでした。本当に小泉総理の掲げた理念を理解した上での一票だったでしょうか。「猫も杓子も」自民党に票を投じたあの瞬間を、皆さんは今どのように想い出しますか?。
 将に報道が選挙民の判断をリードした結果でしょう。小泉チルドレンや道理や訳も判らない小沢チルドレンを輩出したのも報道に責任の一端があると私は考えます。
 思い出してほしい、ヒトラーの独裁を許したのもまた、ナチに憧れた無分別の若者達と、無知なる政治家の輩出、そして、それを鼓舞し、賛美した報道機関の3者によるものであった事を思い出して戴きたいと考えます。

2012/02/22

焼却炉のある自治体は早く名乗りを。

 県内の自治体では未だ島田市だけが、被災瓦礫の受け入れを了承しているが、今なお、後に続く街がない事は甚だ残念に思います。田辺市長も右顧左眄せず、2機ある焼却炉で例え、容量一杯の排出ゴミがあるからと云う理由で、これを拒否する様な淋しい気持ちでなく、「日本、ちゃちゃちゃ」の掛け声で受け入れてやっては如何だろう。昨年を表す漢字は「絆」でしたね。全ての日本人の心を結ぶ絆を再認識して欲しいと私は考えます。
 序にこの際申し上げておきますが、瓦礫から人体に影響する様な放射性物質については殆んどのまともな学者は口をそろえて「皆無」と云っております。ただ、「原子力」の言葉を聞けば生理的に身震いする人々だけが、徒党を組んで島田市長らに直訴しているにすぎないのであります。
 この際、細野豪志大臣に物申します。直接の担当大臣であるなら、島田に行かず、先ずは地元の富士市長にお願いしては如何でしょう。人の良い鈴木尚市長なら多分受け入れてくれると思います。

2012/02/19

どのように考えても調書不採用は解せない。

 昨日、東京地裁は石川議員の調書を採用しない事に決定したという。勿論、門外漢の我々には具体的論拠は言及できませんが、ただ云えることは秘書であった時代の石川議員が「雲上人」とも云える「小沢一郎先生」にマイナスになる4億円分の不記載を独断でやるとは毛頭考えられません。当然のことながら、知られては困る多額の現金ではありましたが、小沢氏にとっては、親分「角栄先生」以来の長きに亘っての慣習であれば、何ら悪びれることはなかったでしょう。業界からの「裏金」は自身の地位を堅持するためには「必要悪」との構造は体の隅々まで沁み渡り、罪の意識は、とうに失せていた事でしょう。
 そんな小沢氏を良しとする選挙民に遭うと率直に云って虫唾が走る処であります。

2012/02/18

読者からのハガキ

 先程来、事務所を訪ねたお客さんと「地震と津波、放射能汚染」について声高に論議しておりました。そんな処へ、一枚の葉書を息子がポストより出して私に手渡しました。差出人は学校の校長をした私の先輩、折にふれて月刊紙「シンゴスコープ」の感想などを送ってくれる方です。
 葉書には先月号のタイトル「よく判らない放射能」に関連して、先輩の体験談が披露されておりました。
 大学時代の友人でカルビー食品の社長をした松尾雅彦さんは広島で被曝、頭髪が抜けた体験はありながらも、現在も頗る元気、孫たちに恵まれ幸せな毎日を送りながら、「放射能は騒ぎ過ぎ」と嘯いているとの事です。一方、長崎原爆病院の担当医は「200㍉㏜を超えても何ら心配はない」と発言した処、反原発団体から総攻撃を受け、以来マスコミから遠ざけられてしまったとのことです。その事について彼は「その反応の方がよっぽど異常」とのことでした。
「放射能」がないに越したことはないが正直「よく判らない放射能」が正解でしょうと、ハガキの言葉は終わっております。

2012/02/16

昨晩の勉強会にての共通話題

 昨晩は数年前に一度だけ講師を務めたことのある異業種交流会に出席、例によって「日本平カジノ構想」を放言して参りました。講演終了後の質疑応答に入って、一人の若い会員から「カジノによる発展より現在の政策を」のご意見がありました。勿論、街づくりの観点から言えば、本市が発展できる方程式があればそれに越したことはありません、しかし、現実は彼が思っている以上に、その将来に暗雲が立ち込めていることを知って欲しいのです。第一、この街の人間は「誰かがやってくれる」の「待ちの精神」で、自助努力は全くせず、否、気付いてもいないのです。
 「待てば海路の日和あり」の哲学はいつまで続くのでしょう・・・
 その後の雑談の中、一人の歯科医が昨今の報道に大いなる怒りと憤懣をぶちまけておりました。 殊に大手新聞の地震警報についても、徒にセンセ―ショナルに書き過ぎるのである。例えば富士山の爆発をテーマに、取り上げた事象の一つに「最近、富士五湖にもう一つの湖が」と物騒で飛びつきやすいタイトル、新聞でそれを見れば誰もが心配する事でしょう。
 実は、九号台風による大雨が「精進湖」と地下で繋がっていた「赤池」に染み出た結果とのこと、このように他愛もないニュースを大げさに報ずるのも、実は、売れない新聞社の営業方針ではなかろうかとの皆さんの意見でしたが、新聞が扇動し、テレビ、週刊誌が更に追い打ちする、何時もの事だがこうして誇大に、不正確な記事が増幅されていくのであります。

2012/02/15

非常識なアンケートに抗議する。

 昨日、私の手元に「中日新聞」の社名が入った封筒が送られました。開封すれば中日新聞と静岡大学共同のアンケートでした。内容は県下の議会議員や市町長ほか2000人に送付するとあります。
 最初は私も好意的に記入し始めましたが、暫くしてペンを置き、つらつら設問を眺めるうちに、「思えば何と失礼なアンケート」と感じ回答をやめたのでした。何故なら恰も匿名のアンケートの様式を採りながら、冒頭には選挙区、年代、会派、任期数など、誰が回答したか歴然と判る設問が並んでいるのではありませんか。更には欄外には何の意味か「5026」の番号が記されておりました。
 これが本当に「中日新聞」のなせる行為だろうか?、しかも設問は明らかに反原発を誘導しようとする質問設定は「公器」のなせるものではありません。
 ペンを置き、暫し、如何なるものかと思案している所へ事務所のFaxが始動、出てきた用紙には自民党役員会において「アンケートには答えないように」決めたとありました。
 第3者からはご異論もありましょうが、この度、党が選択した決定は正鵠を得たものと私は考えます。

2012/02/12

シンガポールにおけるカジノ論議の歴史

 連続4回のシンガポール寄稿で恐縮ですが、最終回にしますのでよろしく。
 シンガポールのカジノは一昨年の4月にオープンしましたが、それまでの長い攻防は我が国のカジノ解禁への良き参考書になるものと思われます。
 シン政府の公営賭博局では、競馬、宝くじ、4D(4ケタの数字をあてる籤)しか賭博行為は認められていませんでした。そこでカジノ愛好家は隣国マレーシアのゲンティンハイランドのカジノか、クルーズに楽しみを求めました。そんな中、04年に①観光市場の低迷、②新たな観光施設の必要、③マカオの大型カジノ開発、④雇用創出の必要性などから遂にカジノ解禁を決断したのであります。
 05年、りー・シェンロン首相がⅠR(総合リゾート)は、アジア観光での競争力強化には不可欠として認可、一方では国民への悪影響を抑止するために、入場料1日6000円、年間12万円、また破産者や中毒者の入場制限措置を徹底したのでした。
 今、SMAPUのCMで度肝を抜いたホテルの屋上に凡そ200メートルの船体を横たえるマリーナ・ベイ・サンズは今年一杯予約済みの盛況です。しかし来るお客はカジノ目的ばかりではありません、IRの魅力に諸外国から訪れます。2010年、マリーナ・ベイ・サンズの来訪者は1100万人を数えたそうです。
 因みにわが国を観光目的で訪れる外国人は未だ年間800万足らずであることをお忘れなく。

2012/02/11

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