静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2011年11月

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一寸待った、防衛局長の更迭。

 普天間飛行場の移設に関する環境影響評価の提出を巡って、28日夜、「何か尻尾を・・」と窺う琉球新報記者らと一杯飲み屋に出かけた沖縄防衛局長・田中聡氏は泡盛に呑まれ、口走ったのであった。
 「犯す前に、犯しますといいますか・・・」この僅かなフレーズが命取りになったのでした。
 ところで、今私は漢字で「犯す」と書きましたが、言葉は平仮名でしょう。しかも呑み屋での戯言ではありませんか。恐らくは田中氏も酔った勢いで饒舌となって口走り、一方、大衆酒場の喧騒の中で、独り虎視眈眈と言葉尻を狙っていた報道姿勢には全く共鳴するものではありません。
 気を許した呑み屋での一言を敢えて「トップニュース」にする記者魂は決して誉められるものではないでしょう。
 因みに「おかす」を広辞苑で調べれば漢字として「犯す・侵す・冒す」があり、定められた基準・範囲を越えて踏み込むの意とあり、明らかに新聞記事は「強姦」を示唆しているのでありますが、譬えどうであれ、些かヒステリックと私には思えるのです。
 この程度の表現だったら、聖人君子であっても飲食の席では日常茶飯に使われる言葉ではないでしょうか。

2011/11/30

「大阪都構想」が野田内閣の検討課題?

 莫迦莫迦しいにも程がある。昨日の今日、内閣はもとより、自民党までも「大阪維新の会」に尻尾を振りつつ、お世辞まで云う体たらくである。
 殊に石原幹事長は親父からの影響か、28日には大阪の同僚議員の応援の場で、「しっかりと応援させて頂く」と橋下氏等を持ち上げたと云う。
 一方、勝った橋下氏は「大阪都構想に協力しない候補には次期衆院選で対立候補を出すと将に、「踏み絵」を迫ったのである。
 今朝の新聞では野田政権も同様、政府も[橋下氏との協議に要請あれば、勿論受ける」との積極的姿勢である。
 処で、この軽薄な騒ぎは恐らく嘗てドイツが「ヒトラー」を生んだ社会状況と合致している様に思えるのである。第1次大戦終了後のドイツは厳しい経済環境にあって政争もまた、国民不在の小競り合いを続ける中、強烈なデマゴーグに、その趣旨も理解せず、若者たちは新たなリーダーに夢をを求めた。そこに有史以来の殺人鬼「アドルフ・ヒトラー」が誕生したのでありました。

2011/11/29

芥川龍之介も驚く芥川賞作品

 過日、何気なく寄った書店で極く薄い文庫本を購入、早速読み切って驚いた。
 「これが芥川賞?」確か芥川賞は純文学を対象にした賞と思っていた私は愕然としたのでした。第一、この作品に何があるのか、私が思うに、この作品は単に若気の至りをそのまま活字に写したに過ぎないし、更に云えば「フウテン」しながら世間に迷惑かけた自白の綴り方にしか過ぎないと読み終わった感想です。
 思えば以前にも、若い娘が審査基準を超越して「売らんかな文学賞」と思われる芥川賞を取っていたが、この作品も日本人の読書離れを心配した業界の見苦しい作戦の表れでしょうか。
 ただ、評価する処はこの作者・西村賢太氏、全く学歴もなく、点々と住み家と仕事を替え、蛇蠍(だかつ)のように追い払われながらも、或る時「作家」になったという。
 驚きました。

2011/11/27

市内大谷の調整区域にインターチェンジが。

 勿論、現在ある静岡インターチェンジから数キロ先に、特段の理由なくして新たなインターチェンジの建設は考えられなかったところです。
 処が愈々、来年の5月には暫定ながら、第二東名の供用が開始する迄に至って、現東名との接点として、都市計画道路「下大谷線」が脚光されてきたのであります。
 その発想を生んだのも今から20年近く前、当時静岡市長であった私は、大谷周辺の凡そ40万坪の調整区域の開発を考えて、その一画に仮称「静岡東インターチェンジ用地」としての都市計画決定したのであります。
 それ以降、市の行政は見向きもしないまま今日に至ったのでありますが、ここにきて急遽「スマートインターチェンジ」の建設によって、第二東名との互換性がクローズアップされてきたのであります。
 ETC搭載車であれば、大型車も乗降出来るスマートインターチェンジは平成29年度中には供用を開始するとのことです。
 20年前の都市計画決定が姿を変えて蘇(よみがえ)るとは思いもしませんでした。

2011/11/26

「カジノ」関連のニュースが入りました。

 昨日、県東京事務所から私宛に報告書が来ました。
 総合型リゾート・カジノ検討 WTが民主党内に設置されたとの内容です。それによれば「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」について、賛否や修正の要否を含めて,党政調会で検討する処となったとの事です。
 更に超党派の「国際観光産業振興議員連盟」でも久しく検討が進められており、自民党の内閣部会でも同法案が検討されていると明記されております。
 またこのカジノ検討WTは週に1~2回開催し、今国会(第179回国会)中に一定の結論を得ることを目標にするとのこです。
 以上の報告からも明らかでしょう、「カジノ法案」は愈々国会に上程されるところとなったのです。同時に私の仕事も忙しくなって来ました。先ずは川勝知事の全幅の理解と同調が必須の要件です。がんばろう!

2011/11/25

解散・総選挙は判るが本当に勝てるの?

 民主党の消費税対応が徐々にその税率や日程など、プログラムが具体化されるに及んで、報道各社の目も愈々、解散・総選挙にシフトして参りました。殊に政権政党から転げ落ちた我が自由民主党には「早く来い来い総選挙」の合唱が鳴り響くのであります。
 一方、民主党には「小沢」問題をはじめ、成り上がり与党故の未熟さからか、TPP問題はじめ、党内対立が益々浮き彫りされ、小児政党の馬脚を現してまいりました。
 この時を千載一遇のチャンスとして、谷垣総裁は来春4月頃には「解散・総選挙」を実施、内閣を奪還し、以って「谷垣内閣」を目論むとまで吠えたのでした。
 しかし、正直云って私には「谷垣氏では勝てない」の思いを払拭することはできません。何処から見ても「総理」の器ではありません。更にその感慨は私に限ったことでなく、民主党の支持率低迷にも拘わらず、一層の自民党離れはその証左であると私には思えるのです。
 

2011/11/24

「売り家と唐様で書く三代目」

 タイトルの川柳は学生時代に耳にし、以来脳裡に刻まれて今日に至りました。
 古来、創業者は馬車馬の如く情熱を傾注、自身の楽しみ、家族への配慮もなくガムシャラに事業に献身、そのあとを継いだ二代目は初代の苦労を背中に見続けた結果、「真面目が一番」と事業の継続的成長を念じて安定成長を築いていくのですが、次の三代目となると途端に怪しくなって参ります、即ち、「坊っちゃん」による経営が始まるからです。
 大王製紙の井川意髙は「売り家」と書く前に、万人の非難と司直の手を煩わし、東大卒のレッテルと恵まれた才智もかなぐり捨てたのであります。
 確かに私の周辺でも小さなカジノ賭博で家をなくした知人もおります。否、競輪、競馬など公営ギャンブルで家族を路頭に迷わせた方も決して少なくはありません。或いはこの「井川意髙」の記事を見て笑っている方のお身内にも、パチンコにはまって「金融」に追っかけられている方もいるでしょう。
 「井川意髙事件」は「カジノ法案」の国会上程を間近かに控えた今日、誠に邪魔な事件でした。「カジノ」を単に「賭博」の一種と看做され、漸く認可の方向の見えた矢先のこの「三面記事」は清教徒的な方々の猛反発を受けるでしょう。心配です。
 

 

2011/11/23

「ニュートリノ」を今一度

 昨日のコラムを記載の後、パソコンの脇にある本箱からノーベル賞受賞者・小柴昌俊氏の「ニュートリノ天文学の誕生」を引き出した。その表紙の裏面には「謹呈天野進吾様、小柴昌俊」とサインされております。この当時「小柴昌俊」の名前は殆んどの門外漢には知らない処でした。
 或る朝、アポイントもなしに、60代でしょう、しかし、品と教養を十分に感じさせる独りの男が市長室に入って来た。その方こそ後に「ノーベル物理学賞」を受賞した小柴昌俊氏でした。
 「今、井川へ行って来ました・・」に始まる小柴氏の物理学理論は面白そうだが、殆んどが理解不能でした。10日程前にも「浜松ホトニックス」の晝間輝夫社長が突然来られ、私を煙に巻いただけでさしたる要件もなく帰られましたが、今なおあの日、何のために二人の大物理学者が数日間おいて、市長室を訪ねられたわかりません。ただ小柴氏のノーベル賞の半分は晝間氏のお陰と後に聞きますが、まこと、理解出来ない二人の訪問でした。

2011/11/20

「素粒子ニュートリノ」って何ですか

 幼い頃から私達は世界最速は「光」だと教えられ、しかも1秒間に地球を7周半めぐると覚えておりました。そしてそんな光速はどうすれば測れるものか、不思議でした。
 10年ほど前だったと思います。議会視察の途中、確か「赤穂」辺りと記憶しておりますが、国の研究機関に立ち寄った時のことです。
 皆目理解出来ない物理学であれば、些か疲れ気味の我々に、所長は、一直線状の細い煙突の様な物体の前にして「これはジャスト1kmですが、なんの目的のものでしょう」と質してきた。勿論、その施設に至るまで「光工学研究施設」であることは理解したが、所長の云うこの一直線に伸びる土管を前に誰も答えられなかった。その時、私は高校時代の物理の先生の言葉を思い出した。「光の速さを測る事は十分可能です」。
 私は「光の速度を測る施設ですか」と所長に自信無げに云った。驚く顔を私に向け、「よくご存知です」と云いながらまた専門家は理解し難い「光学」に話は進んだ。
 今朝の新聞には「その光よりニュートリノの方が早い」との事実を、単に学問上の計算からでなく実際にジュネーブからミラノまでの730㌔をもって実験した結果と云う。
 「だから何」と云われそうだが、学問の積み重ねには呆れます。

2011/11/19

調べて来ました、入札の疑問

 今朝、このコラムに建築設計会社の「落札・辞退」の記事に疑問を抱いて、早速自らの主張を記載した後、県庁に赴き、事の真相を調べてて参りました。その結果、納得6割の「腹の膨れる思い」で再びパソコンに向かっております。
 私が20年ほど前に採った「契約不履行」の場合の3%の違約金が現在も静岡市で採用されているか定かではありませんが、現在、静岡県では入札に際し、業者と5%の保証を事前に結んでいるとのことでした。但し落札業者は当然、本契約するものと考え「5%」については書類上だけにしているとのことでした。
 実はこうしたパソコンの入力ミスによる契約辞退はこの6月にも「ビルメンテナンス」企業にあったようです。
 そこで生まれた新たな疑問は、入力ミスによって落札金額の5%もの金額を「ケアレスミス」と云ってお支払いになっているでしょうか?。仮に1億円の入札だったら、長期の指名停止と罰金500万円です。建設・土木事業であれば10億円もの仕事もあるでしょう。「本当に実行されているでしょうか」そこに私の疑問が再び浮かぶのでした。

2011/11/18

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