静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2011年10月

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県から来た意味不明のFAX

 嘗て、静岡茶の際にも同様な意見を綴ったことがありましたが、本日も同様の「莫迦ばかしい」行政の対応について申し上げます。
 伊豆の乾椎茸から暫定規制値(500ベクレル)を超える放射性セシウム(599ベクレル)が検出、県は出荷自粛及び自主回収を要請したとのFAXです。意味不明とはその最後に、<参考>の一項目があり、そこには「今回の放射性セシウム599ベクレルが検出された乾椎茸10グラムを1年間食べ続けた場合の人体への影響の大きさは、0.017ミリシーベルトとなり、胃のエックス線集団検診を1回受けた場合の放射線量の35分の1です」とあります。だったら何故、自主回収が必要なのか、「暫定規制」とは何なのか、関係者の気持ちにも慮ってほしい。
 ついでに、昨日の夕刊では、急遽、国は除染の基本方針案を大幅に拡大したのは、関係自治体の反発、即ち、自然界からの被曝(1.5ミリシーベルト)を除く線量が年間1~20㍉を対象にするという。ご案内の様に日本では年間1.48ミリシーベルトですが、例えばブラジルでは10ミリシーベルトである事を知れば、些か怯え過ぎてはおりませんか。

2011/10/12

「激流の孤舟」、天神屋・望月家の葬儀に出席します。

 昨夜は通夜、逝去されたのは「豊子」夫人、享年80歳でした。
 私の高校時代だったでしょうか、近所の電柱には「天神屋の労働争議」を告知するビラが至る所に張られ、「天神屋も大変だなー」と実態を知らずにも同情していた。
 実は、我が家にとって「天神屋」は飼い犬の実家でした。小学校に通う兄弟が「犬」を飼いたく5人が口角泡を飛ばす、遂に両親は何処で聞きつけたか、伝馬町の「天神屋」から当時としては本当に珍しい「スピッツ」犬を買ってきた。「貧乏」ランクにあった天野家では将に「清水の舞台からの飛び降り」でした。買値は3,000円という。今の10万円に相当する途轍もない買い物でした。
 あれから、30余年後の昭和62年、私は世間では無謀と云われた「静岡市長選挙」の出馬、立候補声明した頃の世論は8対2と丸で厳しいものでした。その弱小選対に名乗りをあげたのが「田宮・天神屋・パロン」の社長、そして会長に「小沢重三・サンダル工業界の代表」でした。流れは日を追う毎に我が陣営に激流となって注ぎこんでくれたのでした。
 「天神屋」が選対の中枢に臨む切っ掛けは、或る晩、会社の会議室で哲夫社長の友人たちを集めた会合に、出席した私は、自身の市政への思いを率直に述べました。その折、同席していた豊子夫人が終了後、社長の手を取って「天野でいこうよ」と強く主張したと聞いております。
 それから20年の歳月が流れましたが、天神屋は将に「激流の孤舟」を演じたのでした。駿河湾や近海では「敵なし」の発展でしたが、コンビニを初めとする外国企業の進出によって結局は退去せざるを得ず、時代ともに「天神屋」は消え去ったのでした。
 ・・・「豊子さん」本当にありがとうございました。・・・ご冥福をお祈りします。

2011/10/11

被災した3県に都県から請求書?

 たった今、ヤフーニュースを開いたその画面に、タイトルの言葉が羅列していた。まさか?と思いつつも駒を進めれば、やはり東北3県に対する他の都県からの応援経費の請求書です。
 静岡県も実に積極的に支援活動をして参りました。否、行政だけでなく民間事業者、個人、ボランティア団体など頭の下がるご尽力が続けられてきました。そう、今でも私の友人は折に触れて東北に出かけております。「絆」の力でしょう。
 提示された金額は最高が東京都の15億円、次いで秋田の5億3千万円に対し、本県は何故か請求している22都県中最低の1200万円でしたが、金額の多寡ではありません。その請求書の根拠を知りたいと存じます。
 残念ながら今朝の朝刊にはこの記事については全く触れてはおりませんので、「そんな莫迦な・・・」と嘆く私の勝手な判断ならお許し下さい。
 恰も現在、最終日を残して9月県会は開会しておりますので、もとより真偽を明らかにし、請求が事実ならこれを棄却したいと思います。

2011/10/09

いい加減な放射線審議会

 政府の放射線審議会はこの度、被曝の限度緩和を提言した。原発事故の発生当時から政府の放射能に対する見解は折にブレ、例えば暫定規制値の確かな意味すらその見解を誤魔化してきた。今回の限度緩和の提言も具体的説明がなければ、関係住民にとって、過度とも言える心配は払拭できないところだろう。政府はこれまで、1㍉シーベルト以内を平常時の被曝線量の限度としてきたが、これを20㍉シーベルト未満にすると提言した。
 さて、私はこれまでに政府の放射能ガイドに、幾つかの疑問を抱いてきた。その疑問の根底にある知識は、「原発問題」が県政の大きな課題となっていった折、我々に県庁の危機管理部から配られた「日常生活と放射能」という資源エネルギー庁の資料である。これによれば日本人が自然界から浴びる放射能は 1.48㍉シーベルトとあり、例えばブラジルでは10㍉シーベルトとある。更に全身のCTスキャンを一回受ければ6.9㍉シーベルトの被曝を受けると書かれており、しかし年間100㍉シーベルトの被曝では具体的症状は確認されずとある。
 にも拘わらず、週刊誌などでは「売らんかな」を前提の大げさな見出しを掲げ、恐怖心を煽るに煽った。被害地域に更なる被害を与えたのは、将に無責任な報道屋の罪というべきだろう。この放射線審議会の基本部会でも「年1㍉シーベルト」を絶対的基準として社会が理解してしまった、その結果1ミリが独り歩きしたと今頃になって反省している。無責任極まりないと云わざるを得ません。

2011/10/08

「救急車」で搬送?

 歩ける程度の腰痛で救急車を利用した小沢氏の姿勢はついでながら非難します。小沢氏なら自分の車かタクシーで病院に行けばいい。世に救急車をタクシー代わりにとの非難はご存知でしょう。政治家として権力を笠に着るその姿勢は誠に残念です。
 さて、昨日の初公判終了後の記者会見では正直「醜い」と私には感じられました。殊に某社の質問に、食ってかかった貴方の態度は、これからも矢面に立つ被告人のものではありませんでした。以前から貴方は1問1答の対応は苦手にしておりましたが、その上にテレビ画面一杯に映され、苦悶する貴方の顔はやはり、善人面ではありませんでした。
 貴方が資産公開の対象外と決めつけた例の4億円は、土建屋経由の「曰くつき」な金であれば、おっしゃる通り公開は無理でしょう。
 処で、野党の皆さんもここでは褌を締め直して「証人喚問」まで引き出して戴きたい。そうなれば民主党の時限爆弾、輿石幹事長も「同じ穴の狢」ですから序にどうでしょう、この際、目障りな「小石」を片付けておいた方が党にとっても賢明かと存じます。

2011/10/07

自民党には「暖簾に腕押し」の野田政権

 鰻も泥鰌も些か捕まえにくい。況やわが自民党の坊っちゃん総裁谷垣氏の雰囲気では、田んぼに飛び込んでこれを捕える雰囲気は更になし。
 昨夜も小宮山洋子厚労相が同僚のパーテーで「問題発言」・・・2011年で廃止する子ども手当について「ちょっと姿を変えたが継続した。名は捨てていない」
 元気印を頂いていた時代の自民党なら手厳しい対処を野田総理に求めるところだが、過日の自民党の組織替えによって誕生した岸田国対委員長では「心許ない」というより期待できない。
 思えば総選挙に敗れて野に下った自民党は返す返すも有為な人材を失ったものです。率直に云って今の自民党には「解散総選挙」を叫べる雰囲気は全くない。何か借りてきた猫のように静かです、或いはこのままの姿で、任期一杯続けられるのでしょうか。
 最近は、ホトホト嫌気がさすところです。
 敢えて云えば安倍晋三、麻生太郎、石破茂氏などの復活に期待します。

2011/10/06

将来まで安全か、新エネ倍増戦略

 新聞、週刊誌では新エネルギー導入を目的に太陽光発電など見境なく宣伝する昨今です。
 静岡県も本年度当初予算に、一般家庭でソーラーを取り付けた場合には30万円の補助金を出すなど、新エネルギー倍増戦略は一種の流行のような雰囲気の中で、進められております。
 政府もまた、再生可能エネルギーで発電された電力を、全て電力会社が買取る「再生エネルギー特別措置法」を成立させ、来年7月には買取価格を決め具体化する予定です。
 しかし、鐘や太鼓で、温泉発電、小水力発電など報道機関は無責任に煽っていますが、本当に大丈夫でしょうか。例えば、以前この欄で書きましたが、静岡市の南沼上焼却炉では開設当初から、熱を利用して発電、工場内で余った電力は全て中部電力に売電、しかしその価格は一般家庭が支払う料金の3分の1、1Kw僅か8円です。当時私はその安さに驚き、職員に聞いた処、焼却炉からの電気は質が悪い、即ち一定の発電が不可だからという。太陽光こそ照る日、曇る日、そして夜間、恐らく焼却炉以上に不安定な発電装置と云えるでしょう。
 原発事故というハンデを背負った現状だから電力会社も物云わぬところでしょうが、数年経った時には、はたして新エネ政策にどう対処するでしょうか。

2011/10/04

一寸一言申し上げます。

 残念ながら自民党の復活を願う人々にとって、一向に上向かない現状に嫌気がさす処にきていると云ってもいいでしょう。前回の総選挙に敗れて以来、自民党は「金抜き」された様にその存在を失った。真に悲しむべきである。
 それ故に「解散・総選挙」など夢のまた夢、次期選挙対策など極めて脆弱で、心許ないのが本音でしょう。その一端に谷垣氏ら党執行部の薄い影、今回、塩谷氏の総務会長就任は本県にとっては嬉しいが、所詮、谷垣体制を譬えてみれば、民間企業の常務でしょう、「顔」ではありません。
 一方、「民主国家では考えられない」とほざく民主党の小沢一郎氏も愈々、「前門の虎、後門の狼」となった。金権政治の旗頭「田中角栄」を標榜し、利権を漁り、その金で子分を養い、あと一歩のところまで辿りついたが、所詮、無理が綻びを生み今日を迎えたのであります。

2011/10/03

「カジノ法案」今年中にも合法化?

 最近、カジノ承認、合法化が喧(かまびす)しくなってまいりました。勿論、マカオやシンガポールの成功はカジノ非合法のわが国にとって、将に垂涎の対象となったのでしょう。日本人は昔から「日の本意識」意識が強く、諸外国の人々にとっては誰もが、わが国を認知し、更には憧憬の対象と勝手に描いています。ところが、外国人の日本訪問は年間700万人、世界で30番目、アジアで6番番目と低迷しているのであります。
 カジノ解禁は日本の観光政策の最後の挑戦であります。ですから地方自治体では既にカジノ誘致運動は水面下で激しく展開され、事実、20余の都道府県が手を上げている処です。
 私が「日本平カジノ誘致」を提案したのは5年前、その頃は殆んどの市民にとって「夢物語」で、その意義すら理解しようとしませんでした。しかしカジノ法案が具体的に報道に取り上げられる段階になって、この処、急激に人々の関心が高まってきました。愈々これからが本番です、英知と情熱を尽くして「平成に甦る静岡」のドラマをご覧戴きたいと存じます。

2011/10/02

早くも10月、今年も4分の3が終わりました。

 9月県議会の案件の中で、やはり納得し難いは日本航空の搭乗率保証問題です。そう、どう考えても「あれは詐欺だ」と云いたい。否、詐欺が悪ければ「騙し」です。搭乗率「70%」を切った場合には1人につき1万5800円を支払うというとんでもない契約、その頃、日航の「羽田ー福岡」便の料金の中には、1万3000円と云う航空券もありました。ですから日航にとっては「客がいない方が儲かる」という、理解し難いと契約というべきではないでしょうか。
 更に契約締結前には日本航空から、福岡便については1日に4便の運航が提案されたがこれを県側が多過ぎると3便体制にしたという。客がいなければ保証しろと言いながら、1日に4便とは何だ、最初から「運航支援金」目当てと云っても文句はないだろう。
 更に云えば、契約して半年後に「会社更生法」の世話になったが、社長をはじめ幹部は余知していたはず、若し善良な経営精神が西松社長にあったならこんな契約はなかったでしょう、残念です。

2011/10/01

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