静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2011年05月

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何が出来るか「小鳩」の迷い

 二匹の「小鳩」が公園の芝生で遊んでいました。処が或る時、兄貴分から弟に自分達のグループのリーダーの欠陥を披歴し、リーダーの交代を実行すべく相談しました。なにしろ今のリーダーは自分達より後から入り、しかも育ちも良くないという事から前々から2匹は不満を抱いて来ました。二匹の小鳩は共に恵まれた環境に生まれ、育ったことから、「何処の馬の骨」かも解らぬ奴にグループが牛耳られている事への不満は絶える事はなかった。
 しかし、この二匹も嘗ては敵対関係でした、そのため急遽談合しても、夫々の仲間に些か信頼が薄く、そのため、兄貴分の策す計略もボンボン育ちの弟分の全面的協力が望めないまま今日に至ったのであります。
 仕方なく、兄貴分は自らの面子にかけても、狡賢い領袖に「自発的な退陣」を迫るという。
 恐らく糸口もなく、近々「小菅」(こすげと読みます)談合が行われ「大山鳴動 鼠一匹」の諺になることでしょう。何れにせよ民主党は最早、黄昏(たそがれ)時です。

2011/05/31

本当に「リニァ中央新幹線」をやる気ですか

 「リニア新幹線」の必要性は何ですか?、凡そ10兆円もの投資が必要ですがその費用をまさか現在の東海道線の料金に上乗せするつもりではないでしょうね。それでなくても日本の交通運賃は世界最高です。
 私達が幼い頃には静岡―東京間は普通列車で4時間、高校時代になって「準急」が誕生して3時間、(御免なさい、特急がありましたが乗った事がないので解りません)そして昭和39年に新幹線が誕生し、「こだま」で1時間半、「ひかり」で1時間と日本人の長寿化に反比例するように所要時間が短縮されていきました。
 時速500キロ、東京ー大阪を1時間7分、将に「夢の超特急」ではありますが、一体何のために必要でしょうか?。 誰のために必要でしょうか?、そしてその費用は誰が・・・
 情報の伝達機器をはじめとして現代社会は「余分」と思われる程に進化、進歩しているのですから、今更に「狭い日本、そんなに急いで」のフレーズが浮かびます。
 「リニアの実験線」から、今漸く「実現可能」な段階に入ったのでしょう。だったら米国、中国、ブラジル、ソ連など、「終点なき線路」が作られる「面積の超大国」へ売り込んだら如何でしょう。45年の全線開通を俟って「他国に営業」は遅すぎます。

2011/05/29

障子に映った影に怯える

 新聞・テレビの中で、「放射能恐怖症」と思える方々が増えている様です。例えば俳優の山本太郎は子供の放射能汚染を考えるプロジェクト「オペレーションコドモタチ」に賛同、動画の中で文部科学省が定めた子供の年間許容被ばく線量「20ミリSV(シーベルト)」という値について「異常だ、殺人的です」と批判、福島方面の人々に北海道に疎開するよう訴えているのである。
 一方、私の手元に静岡県が提示した「放射能の影響について」という書類があるが、それを見ても、例えばブラジルでの自然界からの放射線は10ミリSVあり、100ミリSV以下の被ばくでは臨床症状は一度も確認されていないとある。
 処で、私達はこれまで「アスベスト」や「ダイオキシン」と云った発がん物質に行政は勿論、その関係者は幾度も報道に翻弄されてきました。例えばダイオキシンが「時代の寵児」であった頃、正月の「どんと焼き」もダイオキシンが発生するから禁止と、恐怖の「ダイオキシン報道」は連日新聞を賑わしていましたが何時しか気が付いたら終焉しておりました。「アスベスト」もどうなったでしょう。ただ、放射能は「原爆」の体験を持つ日本人には払拭できない恐怖の対象であれば、国はより確かな、解り易い数値をもって国民に表してほしいものです。幼い頃、障子に映った影に怯えたものです、障子を開けば何時も見ている松の木だったりしたことはありませんか。

2011/05/28

菅政権はその場凌ぎの言葉だけ

 脱原子力発電を宣言したかのような菅総理でした。
 パリで開かれたOECD設立50周年記念行事で講演した菅総理は「太陽光や風力などの自然エネルギーの総電力を2020年代の早期に20%へ拡大させると表明したと云う。
 思えば鳩山総理も同様にCO2の25%削減を世界に公約していましたが、その後は如何になりました。既に現時点でその公約は反故になっているのではないでしょうか。
 26日の静岡新聞の総理発言の下に、準備されたがごとく「太陽光発電」計画が掲載されている。「メガソーラー」を主軸に自然エネルギーの利用方法として、国内の休耕田や耕作放棄地の2割にパネルを設置すれば「原発の50機分に相当」という。本当だろうか?
 処で、三保で中部電力が建設する「メガソーラー」は凡そ15万㎡、そこから生まれる電力は8000Kw、係る費用は40~50億円という。一方、345万Kwを生みだす浜岡原発と経費等を対比すれば、メガソーラー構想が将来的に「原発の50機分に相当」との記載に疑いをもたざるを得ません。

2011/05/27

軽率の限りの橋下大阪府知事

 本日、二つ目のコラムを書く気になったのは、ニュースで「橋下知事が鳥取の中井知事に謝罪」を知り、軽薄と思ってきた大阪知事も呆気なく、常識人の真似をして、事を納めてしまったのかと思っていました。
 処が、その後のニュースで何と中井知事までも事の本質を弁えない言葉を贈ったのでした。「都市と地方の違いに考慮してもらえば」と、それは将に妥協のための言葉であって、これで締めくくるお二人に対し私は敢えて本日2回目のコラムを書く事にしました。
 「人口50余万人の鳥取県であれば県会議員は6人が適当」と26日の関西広域連合の会合で述べた橋下知事の言葉は単に小県を揶揄した言葉ばかりでなく、地方自治のなんたるかを考えない愚論であります。仮に6人の県議が烏合の衆となって、勝手に条例を変更、制定したらどうするのか、少数者による選択は兎角、危険を助長すると考えませんか、最近の議員削減を手放しで歓迎する現代気質そのままと云えるでしょう。

2011/05/26

「夢、幻」を躊躇せず公言する菅総理

 喩え“いい加減なサルコジ仏大統領”であっても、「よくぞ云うよ菅総理」の感を今日も強くしました。
 「20年代早期に自然エネルギー20%へ」の発言は原発に翻弄される最中の総理の言葉としては余りにも信用性なく無責任です。勿論、朝露と同じ運命にある菅内閣であれば、約束の20年代には所詮、問われる心配はありませんが。
 一方、川勝知事もソフトバンクの孫社長の提案する大規模太陽光発電に甚(いた)く共感して乗り気のご様子です。
 しかし、そのメガソーラーについて、この度中部電力が静岡の三保に準備している用地は凡そ6万坪、そこから生まれる電力は8000Kwであり、今回停止する浜岡原発は3・4・5号機の総発電量は360万Kwと比較すれば将に「夢、幻」の如くであると思わずにはいられません。風力発電も騒音が原因で殆んど前進せず、地熱発電、潮力発電も今は夢物語です。
 経済不況の今は心配も無用かもしれませんが・・・・困ったもんです。

2011/05/26

「泣く子と地頭には勝てない」

 臨界を恐れた首相の指示で福島第一原発一号機の海水注入は凡そ1時間中断した。私達は当時の報道から、当然、総理は原子力の権威ある学者らからの指摘があって「海水注入の中断」を指示したものと思っていた。
 処が、後になってこの処置が「メルトダウン」を更に助長させてしまったのではないかとの疑問が提起されるに及んで、内閣がとった行動はは東電関係者や原子力安全・保安院に圧力を掛け、内閣は「知らぬ存ぜぬ」の責任回避に走ったのであった。
 総じてこの度の原発事故に係る官僚・学者らの姿勢は、将に「泣く子と地頭には勝てぬ」の諺そのものである。
 しかし、こんないい加減な内閣の指示で、発電を停止した浜岡原子力発電所は本当に津波対策の防災壁等を実行するのだろうか。更に又、数年後の完工時に政府は浜岡原発の再開を許可するのであろうか、私は国民感情としても許可されないと考えます。
 

2011/05/25

公約放棄ではない給与の半減

 恐らく「如何致したものか」と、当選したばかりの田辺市長も憂欝な日々を送っている今日この頃と思われます。
 市長選での対抗馬が「市民税の10%削減、給与の半額を削減する」という市民への媚び諂(へつら)いの公約を掲げ、意気揚々と戦う姿に困惑し、致し方なく「給与の半減」を公約してしまったのでした。
 しかし、支給されてお解りとは思いますが、その給与は「本市のトップ」のものではありません。況やそれを半額にカットしたなら、他に所得のない田辺氏の生活は不可能でしょう。
 公約してしまった以上、給与条例の改正を提案するという小児的発想はこの際、お捨て下さい。本来「給与はその働きの代価である」なら、田辺市長、自信を以って受け取りなさい。
 そこで、序に市議会議員にお願します、以上の私の意見をご理解戴けるなら、給与条例を出させない方途をお考えください、決して難しい問題ではありませんから。
 

2011/05/23

お国違いの「不倫」感覚

 今朝の静岡新聞にはカリフォルニア州知事だったシュワルツネッガ―氏の女性関係、結局奥さんが家を出て行く破目になったのだが、実はアメリカでは「不倫」行為はもとより「噂」も大変恐ろしいとのことです。その人の「人格」はじめ「交遊」までも影響するという。
 処がフランスのいい加減さには恐れ入るばかりでした。
 平成のはじめ頃、静岡市は仏の「カンヌ」市と都市提携をしたのだが、その調印式にカンヌ市長の横に座った女性は何と市長の「愛人」でした。勿論、この時には離婚したばかりで、聞けば近い将来この女性と「結婚」するとのことでしたが、何とも理解出来ない話です。数年後、聞けばその折の女性は「遍歴のひとり」となったと聞いております。
 斯様にフランスの「男女問題」の寛容さは極端だが、「紳士の国」英国でも、彼のウイストン・チャーチルの奥さんは、嘗ての自分の支援者の奥さんでした。或る時チャーチルはその後援者に向って正直に「貴方の奥さんを欲しい」と告げた処、全面的信頼を抱くチャーチルに「光栄です、貴女に相応しい女性です」と答えて、離婚したと昔、何かの本で知りました。
 以上、雑学の披歴でした。

2011/05/20

もう少し待ってくれないか、九州知事会

 九州地方知事会は昨日と今日、ソウルで観光プロモーション活動を展開するという。もとより、東日本大震災の影響で訪日外国人旅行者が大きく減少し、これまでのお得意様であった韓国からも極端に減少ている。そこで九州は「地震や津波」の心配もなく、更には「放射能」の危険性もない九州に「Welcome」キャンペーンを実施することになった。
 しかし、未だ大量な瓦礫の中、仮設住宅もままならず、混迷の淵に立たされている被災地の事を思えば、もう少し待ってくれてもいいのではないでしょうか。そのキャンペーンが逆に「危険な日本」の風評になり、日本全体の観光事業にとって、大きな障害となりはしないだろうか?
 「ほーほ、蛍来い、あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ」のわらべ歌を淋しい思いで呟きました。

2011/05/19

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