静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2011年04月

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田辺市長よ!給与半減は間違いだ

 昨日の記者会見で、田辺静岡市長は選挙時に約束した給与半減について、6月議会までには決断したい旨報道されている。また前日の新聞記事の中に、名古屋市議の報酬を年800万円、即ち月の報酬が50万円、期末手当2回、各100万円に決定したとある。この二つの流れは一言で云えば「市民への媚び」以外何ものでもなく、軽薄な行為と断言する。
 先ず、田辺市長よ、確かに選挙時に相手候補の公約を無視できずに対抗上、発言してしまったように思えるのだが、率直に云わせてもらうなら、市長給与半減を公約したお二人とも、実行したなら生活できないだろう。否、若しそれでも実施というなら後援会からの寄付金に頼るしか処方はないが、それでは市民は不安がるでしょう。給与は仕事に対する「対価」であれば、決して高いとは思わない今の給与を堂々と受け取って、仕事を持って市民の納得をえる気位がほしい。がんばれ。
 名古屋市議の場合、「世間受け」ばかりを気にする市長に抑え込まれて、ここは誰も「是」とは思わぬまま、仕方なく市民への体面上渋々飲んだようです、がこれもさっさと吐き出す勇気が欲しいと思います。

2011/04/29

“怪”・・所得番付、第3位の静岡県

 今年も47都道府県の県民所得ランキングが発表され、その中で静岡県は数年来同様の全国「第3位を堅持」と今朝の新聞にありました。
 しかし、何時も不思議に思う事はどうして本県が3位なのか、勿論統計から算出された数値でしょうが。私の周辺で尋ねても、誰もその統計結果を信じません。他の県と比較して特筆すべき産業もありません、にも拘らず全国第3位を堅持し続ける裏に納得できる根拠はあるはずです。
 実は私の邪推ですが、若しかしたら、静岡県は全国1の物価高の県ではないでしょうか。
 「値切る事を知らない」それが静岡の県民性です、値段の高い事を承知で、値切ることもせず、義理代を計算根拠に商品を求める。誰もが、何処でも、みんなが笑って、「高い」と思いつつ商品を購入する。その結果、商店も利益は出るし、従業員の給与も相対的に上がる。「見栄」と「義理」が静岡価格を構築し、インフレ都市を堅持した結果が全国「第3位」の県民所得と名目上なっているのではないでしょうか。

2011/04/27

満足した「統一選の後半」

 同僚県議だった須藤秀忠君が昨日の開票結果、富士宮市長に当選しました。10日程前、県議の辞表をご持参された際、真っ黒に日焼けしたお顔がその歴戦ぶりを表現しておりました。
 僅少差ではありましたが、信念に基づき首長になった以上、思い切り富士宮の再生を図って頂きたいと存じます。
 次に愛知県6区の補欠選挙で木っ端微塵に吹っ飛んだ「減税日本」、その敗戦の弁で河村たかし代表の言葉は何を言っているのか、「見苦しい」の一言でした。10万4000対39000では選挙以前から勝負は明らか、更に「減税日本」も今では末期症状と云っても誤りはないでしょう。河村市長の「下品さ」は名古屋市民にも飽きられ始めた証です。ご愁傷様。
 最後は夕張市長選挙です。石原都知事の応援に対し、衆参国会議員やタレントを集結して、恰も「夕張国際映画祭」を地で行くような派手な選挙戦が展開され、30歳の都職員が当選した。しかし、恐らく今朝の鈴木市長の胸中に去来するものは、たった1期で辞職した前市長の悩みでありましょう。莫大な債務超過、止まるを知らない人口激減など、若さだけでは解決できません、ご健闘をお祈りします。

2011/04/25

立ち往生の自民・民主

 東日本大震災以降、政治的に打つべき手なく、各党は今、「亡羊の嘆」そのものであります。
 その最たる姿がこの度の地方選挙で予想外の不振に終った民主党であります。静岡県も同様の惨敗をみましたが、驚いた事は、牧野県連会長の理解不能な行動でした。開票の翌日には早々と記者会見で県連会長として「辞任」を表明、序に口が滑ったのか「岡田幹事長」の不信任まで放言、対岸にいる我々も驚きました。
 処が今朝の新聞では、牧野氏が日頃から毛嫌いする「小澤派に属するの県連会長」たちが岡田氏の敗戦責任を追及するという事態になったのであります。将に「呉越同舟」となってしまいますが牧野議員、大丈夫ですか?
 民主党は支流から本流まで、不安の渦中にあって将に「五里霧中」といったところです。
 しかし、同時に自民党も次の手が打てず、現執行部にも欲求不満が潜在し始めてきたようであります。

2011/04/23

「つばめ」が帰って来た

 17日にこの欄で、未だ見ぬ「つばめ現象」について記述しておきましたが、たった今、小鳥のさえずりに驚いて、急ぎ事務所のカーテンを開くと1羽のつばめが電線に止っていました。この分では今年の営巣は本当に遅くなりそうです。
 しかし、若しあの「東日本大震災」を予知したツバメたちが敢えて日本への飛来を遅らせたと仮説して考えれば、今ここに戻ったつばめの存在は、我々に「東海沖地震」の心配を払拭するものではないでしょうか。勿論、富士山の大爆発など杞憂そのものと云ってもいいでしょう。以上は「脳天気」の私の想像ですが、将に「地震国」日本を世界に表明したところでした。
 話し変わって「四川の大地震」の前、大量の蛙が一斉に山の中に逃げ込んだとのニュースを聞きましたが、人間にない自然界の超能力の存在は否定できないところです。

2011/04/22

地球温暖化対策の為の25%削減は消滅せり

 2020年までに’90年比25%の削減は今回の東日本大震災によってすっ飛んで行った。否、京都議定書の6%だって最早望み薄となりました。しかし考えようによってはあの鳩山総理の放言にも似た「25%」案もこの地震騒動によって世界の非難から逃れたと云ってもいいでしょう。正直云って、今、公害を伴わない「電力」を何に求められるのか、例えば今朝の静岡新聞には伊豆の風力発電の可否論議が掲載されている。数年前まで「風力発電」はクリーンエネルギーの代表と扱われ、観光の一助にもなってきたものが、最近では低周波音による健康被害がターゲットとして地域から反対の狼煙が起きるのである。
 日本は石油危機を経験して「原子力発電」に特化してきました。今回の悲惨な事故に遭わなければ、例えば「フランス」を凌ぐ原子力発電国家になっていったと想像します。
 苦しい、厳しい思考の転換期を天が我々に与えた命題かもしれません。

2011/04/20

民主党のマニフェスト「天下り禁止」はどうなった?

 この度の原発事故に絡んで前資源エネルギー庁長官石田徹氏が東京電力に顧問として天下っていた件が当然のように、あぶり出され、その結果、この5月の総会で顧問を退任するところとなりました。
 実は、以前から「天下り」について私の感覚は世間の相場とは相当に「甘い」と思ってきました。それは60歳定年制度が今なお実行されている中、需要と供給のバランスの上で成り立つ雇用システムの一つだと考えるからであります。
 問題なのは「役人時代の顔」だけをもって給与を得る人間ではないでしょうか。更には関係する官庁に睨みを期待する企業側こそ非難されるべきと考えます。
 仕事上、私は多くの「天下り」という表現される人々を見て参りました。勿論、地方組織の「天下り」を云っているのではないと怒られるでしょうが、高度経済成長期の「怪しい」時代は終わり、世間が妬むほど「天下り」は甘くはありません。
 処で、国民に迎合するだけのマニフェスト「天下り禁止」の項目はみっともないからおやめ下さい。

2011/04/19

不図、気がつけば今年は「つばめ」がいない

 数年前、私の事務所の入り口の天井に「ツバメの巣」が作られ、以来毎年、必ずここで3~4羽の雛が誕生していた。4年前の選挙時も来客の誰もが、仰いで雛の賑やかな主張を聞いていたし、道行く人々も脚下に置かれたダンボール箱の「つばめのトイレ」に気付き、見上げていた。
 処が今年は気付かなかったが、私の事務所だけでなく何処にもツバメの姿が見えないようだ。或いは自然界の摂理である「動物の予知能力」と関わりがあるのでしょうか。あの大災害を察知しての「動物の習性」の現れと考えると空恐ろしいことです。どうなんでしょう?
 処で読者である貴方の周辺には燕が飛来しておりますか、暇があったら教えて下さい。
 FAXは054-246-7463です。

2011/04/17

一体何事か、夕張の市長選挙

 「天変地異」とも表現すべきでしょう、間もなく告示される夕張市の市長選挙。現在は4人が立候補するようでありますが、その中のお二人への応援団は「暇人」と云わずして表現はありません。
 先ずお一人は元都職員の鈴木直道氏、その応援団に先に当選した石原都知事と副知事の猪瀬直樹氏です。そして一方の候補は前衆議院議員・飯嶋夕雁氏である。民主の嵐が吹いた21年8月の総選挙に敗れた代議士ですが、何を思ってかこの夕張の市長選に方向転換したのであります。立候補の理由はさておき、その応援団は驚きのかぎりです。自民党の参議院議員・佐藤ゆかり、片山さつき、更には武部勤や杉良太郎、橋本聖子、序に「みんなの党」や「公明党」の国会議員も夕張に入るという。
 ご案内の様に夕張は07年に財政再建団体となり、その年の4月、乱立選挙で話題をまいた市長選挙で藤蔵氏が当選した、しかし、為した仕事は老人ホームの廃止、二つの中学校の廃止更には農産物処理工場の売却と黄昏の日々のまま4年間は過ぎ、引退となったのでした。
 人口13,000人、市長の給与は25万円、財政は40億円余りで借金の15分の1に過ぎません。
 そんな夕張市の市長に前代議士が何故挑戦するだろうか?、更には石原都知事も何を思って応援に出かけるでしょうか?

2011/04/16

中止を決めた安倍川の花火大会

 朝刊から・・・静岡商工会議所の後藤康雄会頭が田辺市長を訪ねて、中止と決まっている安倍川花火大会を開催すべく働きかけたとあります。
 実は一昨日、「3人副知事」について川勝知事と話し合った折、知事から冒頭、「今、市長とあって、お祝いを述べるとともに安倍川の花火大会の開催についてもお願いしてきた」と云う。話は更に飛躍して「東北から疎開されて来たご家族や子供達を河川敷に招待してやっては」と極めて具体的思いでした。
 後藤会頭の言葉に田辺市長がどう反応したかは定かではありませんが、この際、県と市の行政が相協力し、更に経済界の全面的応援もあれば、日時は変更しても実施しては如何でしょう。そのことは何となくギクシャクしていた「県と市」の関りを平準化するためにも、更には経済界との関わりをより確かなものにする好機として是非実施して欲しいと考えます。勿論、安倍川花火大会実行委員会の全面的ご協力が前提になりますが。
 昭和20年の静岡大空襲の犠牲者の鎮魂を願って発足した安倍川の花火大会であれば、この度の大震災によって犠牲となられた方々への追悼を兼ねて是非実施して欲しいと期待します。

2011/04/15

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