静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2011年03月

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選挙終了後までこのページへの投稿はお休みします

 勿論、この度の超ド級の地震とその被害状況を見る時、誰も「カジノ解禁」について論議する不届き者はいないでしょう。そうした空気からか、今朝、息子がポツリと口走った、「これでカジノも終わったのかねー・・」
 さて、先月24日、東京では「国際観光産業振興議員連盟」の総会と勉強会が開かれ「通常国会開会中の6月までに超党派の議員立法でカジノ法案を提案したい」との基本方針を確認したという。その半月後の3月11日の大震災です、恐らく連盟議員も「如何したものか」と言葉なく逡巡している処でしょう。
 息子に尋ねられた私も、法案の今後の動きに大いなる不安を感ぜざるを得ませんでしたが、敢えて希望的根拠を伝えました。
日本経済はこれから塗炭の苦しみを味わうだろう、そうした時の助っ人は消費税ではなく、承知の上で課税される「遊戯税」が文句も無く収入しやすいだろう。更に観光事業の振興、特に外国観光客の来日を期待する日本の観光産業に「カジノ」の認可は意外に早いのではないだろうか、と勝手な意見を述べたのでした。

2011/03/29

本日、市長選挙が告示される

・・・ 今日、静岡県では統一選挙の第1陣が始まります。知事選は以前より別途の日程により行われていますから、先ずは市長選、そして4月1日からの県議選などと続きます。
 さて今回の市長選挙を迎えるに当って、本当に長い間、しかも多くの方々から私に「もう一度市長に」の言葉を頂いて来ました。それは本当に嬉しく、また名誉のことでもありました。 医療団体から、福祉関係の組織、親しくもなかった企業からも私の意向を尋ねられました。
 しかし、私には私にしかできない政治課題があります。勿論、勝手な「自惚れ」でしょうが、行政の中にも「首長」では推進しにくい行政課題があります。
 この度の東日本大震災が起きなければ、国の政治日程に「カジノ法案」の上程が予定され、自民、民主、国民新党など圧倒的賛成で可決された筈でした。
 数年前から静岡にとっての「最後の跳躍台・日本平カジノ構想」を私の最後の政治課題として取り組んで来ました。当然のことながら、その仕事は「県と市」ががっちり握手して、はじめてスタートラインにつける際物ですから、首長の仕事には馴染めません。
 年々衰退するこの都市に唯一の「起死回生」の街づくり、それが日本平カジノ構想です。
 行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与らず、我に関せずに存じ候・・勝海舟
 “注”・・・ご希望でしたら拙書「静岡に残された最後の飛躍台」を贈ります

2011/03/27

被災者への鎮魂?選挙運動の自粛

 県議会の会派を構成している4会派が一昨日、間もなく迎える選挙運動の一部自粛を決めました。率直に云って私には理解できない決定でした。当然のことながら、論議に参加した皆さんは現職、しかも何期も当選を重ねたベテラン、いまどき売名行為など無用と思われる御仁ばかりです。
 今回決まった規制は遊説カ―による連呼行為の禁止、日に2時間の遊説時間の短縮である。処で、この決定は勿論強制できるものではありませんが、若しこれを強制しようとするなら明らかに公職選挙法違反の疑いがあります。更に、新人、殊に未組織の候補にとっては極めて不利な申し合わせと云えるでしょう。
 選挙は許容された手法によって候補者の存分な主張が披露され、選挙民はそうした主張を選択して一票を決定するのが原則であります。
 葵区にも全くの無名候補が出馬の準備しているようですが、認められている選挙期間を「東日本大震災」に配慮して自粛するという便法は、当該候補にとって納得できるものでしょうか。そしてこの度の自粛が震災で逝去された人々への鎮魂になるのでしょうか、私には理解できません。

2011/03/26

県議一人当たり10万円の見舞金額の所以(ゆえん)

 恐らく全国の県議会で今、議員の見舞金を諮っているところでしょう。本県でも昨日、各党代表者会議が開催されましたが、事前に各代表者に議長として事前に申し入れておきましたので、会議ではすんなり義援金として「1人、10万円」が決定しました。
 実は、今のところ、「10万円の見舞金」は決めた都道府県のうちでは最高額です。何故この数字になったか、ご参考にご説明しておきましょう。
 大震災が発生して以来、即座に対処した処が「東京都」でした。議会開催中であったため即座に見舞金は1万円×126人+議長交際費174万円で300万円、つられて神奈川98人×1万円の98万円、その後大阪が3万円×112人、同様に北海道が3万×100人と時間と共に増額されていきました。処が突然、見栄を張ったか三重県が1人当たり10万円を決議、となればお隣愛知県は恍けていられません、その結果10万円×99人、正副議長が15万円で併せて「1000万円」の大台を記録。その後に静岡県が審議するのですから問答無用です、東海4県の2県が1人10万であれば同様に、10万円×70人イコール「700万円」を県議団としての震災見舞金が決定したのでした。因みに阪神淡路の震災の県議団の見舞金は100万円とのことでした。

2011/03/25

諺「山に住むフグ中毒の名医になるなかれ」

 勿論、皆さんには聞いたこともない「諺」(ことわざ)でしょう。私が昔、聞いた落語から思い付いて作った諺ですからよろしく。
 江戸時代、漁師仲間では危険と知りながら美味の代表「河豚」を食べていました。勿論、卵巣などに猛烈な毒性がある事は承知の上での行為でしたから、その猛毒に当って死を招いた話は日常茶飯事でした。
 漁師仲間の常として、中毒症状が出た仲間を早速戸板に乗せ、医者のもとに向うのですが、どういう訳か「河豚中毒の名医」と呼ばれる医者は山に住んでいたのでした。実は河豚中毒の患者は短時間にその生死が分かれるのです。それ故、名医と呼ばれたければ、運びこむのに時間がかかる山間地に住んでいれば、運び込まれた患者はその医者の力量に関わりなく、時間と共に回復できるのでした。
 さて、大震災の被害地の方々に更に迷惑なのが風評被害、ほうれん草などの地元野菜は出荷停止、根拠は微かに被爆しているとの判断ですが、一方では食べても健康に問題はなしと公式に声明しているのである。これは明らかに過剰反応、せめて無闇に食べない様に注意を喚起しておくのが厚労省の執るべき道ではないでしょうか。
 昔、被爆したマグロによって漁民が大変迷惑したことがありました。あの時も一切の健康被害はありませんでした。被害者は漁民と街の魚屋さんでしたがご記憶でしょうか。

2011/03/23

余談ですが、河村市長と大村知事、「どうぞ、自身のお仕事に」

 昨日は酔狂にも静岡まで足を運んで、譬え、約束とは云え、聞く人も無い街頭演説で「減税日本」のCMでしょうが、お淋しい事で、ご苦労様でした。
 恐らく「減税日本」の陳腐な政策に、訳も解らず踊る名古屋と違って、冷静な市民の姿に落胆して知事・市長のご両人はお帰りだったでしょう。
 更に今日の静岡新聞では、探し探して漸く発見、3面の片隅にほんの僅か、紹介記事がありました。しかもその記事を読めば、関係者にとって真に不満のことでしょう。理解不能な河村市長の発言に続いて、大村知事に至っては「地域の事は地域で決める」と声高に訴える、だったら、何も静岡に来なくてもいいのではありませんか。或いは、この方「道州制」など考えているのか疑います。
 最近では「減税日本」は名古屋でも「六日の菖蒲」で飽きられてきたようであります。 

2011/03/22

危機感を極めた原発の事故

 私も同様、極限状態を憂いて見続けてきた「東電の原発事故」も関係者の必死の努力で最小限の被害に導かれたようです。
 その間の政治家の動きや働きは殆んど報道されませんでしたが敢えて株価で云えば、上昇は枝野氏、そして更に低落して、特設ポスト入り間近になったのが菅総理でした。
 将に千載一遇のチャンスにも転化できた菅総理の東北関東大震災の対応は遂にその存在意義を再認識させることできず既定路線の「総辞職への道」を歩むでありましょう。
 しかし、それにしても、ここ一週間の菅氏の挙動は情けなかった。15日には東京電力の会議室の外まで聞こえる怒号で「東電が原発からの撤退はあり得ない。覚悟を決めてくれ、撤退したら100%潰れる」。新聞では叱責と表現しているがこれ将に「怒号」の何物でもない。
 そして今日、宮城、福島の視察は悪天候の為、中止するという。
 嘗ての反体制側の闘士はどこに消えたのでしょう。人間って、変わるものですね。

2011/03/21

『受けなかった理由』・・谷垣氏の副総理兼防災担当大臣

 昨日、菅総理から自民党総裁・谷垣禎一氏に副総理兼震災復興担当相で入閣するよう要請があったようです。確かにこの極限状況において政党間での所謂「政争」はご法度でしょうが、しかし大連立を想定して最大野党の総裁に入閣を提案するとは些か「時」を無視した発想ではありませんか?
 今の日本は将に戦後最大の危機にあります、これは「風前の灯」だった菅内閣に与えられた天命であり、汚名返上の機会であれば、民主党各位の懸命な努力と英知に期待する事の方が谷垣氏の入閣より意味のある事と私は考えます。

2011/03/20

流言飛語を増長させるか新聞の見出し

 トイレットペーパーが市場から消え、乾電池がなくなり、米の大量購入など、即ち主婦達の「買いだめ」行脚(あんぎゃ)が横行しているという。
 「福島原発」の成り行きがひとつ鮮明にならない苛立ちが原因でしょうが、日頃は軽蔑していた「自分だけは」の気持ちが台頭、これが連鎖して被害者救援のための燃料など豊富にあった生活必需品までもが今、市場から消えていく。
 行政機関が被災者たちへの救援策のひとつとして勧める県外施設への斡旋を、「原発が愈々危険」だからと吹聴する輩の言葉が聞こえます。
 さて、地震発生以来、1週間が過ぎました。当面は原発の危険回避の報道が先ず待たれます。今日も自衛隊始め機動隊の皆さんの「滅私奉公」のご尽力に誰もが期待し、その努力が成果となって現れる事を期待します。その意味で『国内最悪「レベル5」』の大見出しの活字は如何なものでしょう。

2011/03/19

「起死回生」の機会を失った菅内閣

 民団関係者からの政治資金が発覚し、退路すら見失った菅総理には、この度の東日本大震災は起死回生の機会と思えた筈でした。しかし、夢想もしない被害状況に右往左往する最中、福島第一発電所の思わざる事故に悪戦苦闘、キレやすい菅首相の悪癖が国民の前に露呈、愈々内閣はその細い命の絆さえ切れ掛かっているのです。
 幸い、動乱の中、総辞職もままならず、この際、一度は失ったその命、男・菅直人、せめて被災地の皆さんに安堵となる勇気あるご決断、例えば子ども手当の棚上げ、高速道路の無料化廃止などによって浮く国費の全額を即刻、自由裁量できる交付税として分配しては如何でしょう。そんなところにしか菅内閣の存在を後世に残す術はありません。

2011/03/17

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