静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2010年10月

表示件数:

「駄々っ子」中国にはホトホト疲れます

 菅総理との会談を「ドタキャン」で拒否しておきながら、突然ハノイの会議場で凡そ10分程度の気休め会談が行われたという。その後の記者会見における菅総理は、お互いの「戦略的互恵関係」を確認したとして、意気軒昂に語っていました。
 処がこの件について中国の報道機関では全くの「沙汰無し」とのことです。 しかし、この手法は狡賢い中国政府の何時ものやり方であり、脳天気の日本政府に対しては誠に都合のいい政治的駆け引きでもあります。
 日本政府も何時までも唯々諾々と相手の言葉を鵜呑みにするのでなく、時には国民が納得できる戦略を見せて貰いたいものです。
 余談ながら、菅総理が記者会見の中で、「日中両国は数千年の交流」云々と話していましたが、正しくは「凡そ1400年の交流」ですから、重箱の隅をつつく方々を喜ばせないようお気を付け下さい。

2010/10/30

県知事の育児休暇は・・・

 正直云って私には某県知事の「育児休暇」宣言は単なる「世間受け」を狙ったものとしか映りませんでした。勝手に自分のご都合で休暇を取って良いでしょうか。また今朝のテレビニュースでも某市役所では会議する時間を出席する職員の給料を基礎に「換算」することとしたと報道されていました。莫迦ばかしいの典型です、恐らく「下らない発想」として当該市においても廃止する事になるでしょう。
 このように最近、大向うの拍手に期待して、極めて大衆迎合型の行政アイデアが展開されるのである。その原因は報道関係者にも大いに責任がある。例えば国の事業仕分けもその一端にある。僅かな時間の検討によって長く実施されてきた各種の政策が葬り去られる事態、報道に携わる関係者は疑問に思いませんか。「大の男」が一人の女仕分け師に狼狽する体たらくは誠に醜いと云わざるを得ません。お役人さんよ、貴方がたはこれまでその政策が必要として予算化し、更に議案として、今仕分けする議員の賛成の中で実施してきたはずでしょう。
 この「仕分け」の発想が愈々、国民感情に「政治」に不信感を与えることを憂います。

2010/10/30

久しぶりの小沢氏批判

 月日の経過は後に見れば本当に速いものです。このコラムから主人公「小沢一郎」が登場しなくなって既に2ヶ月にもなりました。勿論、その間にも氏の世間を舐めた不届きの行動は継続しておりましたが、関心は一方の不届きもの「中国」に関心が集中、結果、小沢氏については思いが到りませんでした。
 久しぶりに新聞一面に顔写真と共に「分からず屋」の小沢一郎氏が登場してきました。
 国会招致問題に係る政倫審への出席について、そのスタートラインである岡田幹事長との会談にも応じず、勝手な主張を言い張るのみです。
 対岸からの放言で恐縮ですが、小沢氏には民主党を離党して頂く「決断の時」を迎えたのではないでしょうか。譬え分派し、小党となったにせよ、その勇気があれば国民の信頼は勝ち得るでしょう。
 所詮、小沢氏は「病、膏肓(やまい、こうこう)にいる」の病根でしょう、潔い手術が最善と思いますが。

2010/10/28

多忙な日々、明日も九州へ

 多忙とは縁のない人生と高を括っていましたが、まさか議長になって「てんてこ舞い」をしようとは予想外のことでした。例えばこのコラムの執筆も普通なら早朝8時には書き終っております。にも拘わらずこのところ休みがあるのは、県外の出張故であります。
 一方、ご案内かもしれませんが、毎月「シンゴ・スコープ」という月刊誌を発行しており、これが私の時間を取るのでした。だったら「止めればいい」と云われるでしょうが、「豚も煽てりゃ木に登る」の譬えのように辞められないのであります。このコラムも同様です。
 早速、家内から「早くして」の声、明日は大分県での議長会に出席致します。

2010/10/25

「杭州の挑戦」のわだかまりが氷解

 10月16日のページに私は中国旅行での感想記事を掲載しました。それは杭州市が今進めている「新城建設」の企画への驚きでしたが、その後、つらつら考えるに一寸「不可解」な要素が見え過ぎるのであります。現地での同僚の質問に対し「市役所は未だ利用していない、それは住民が反対しているから」の言葉を耳にしながら、その際には聞き流した回答でしたが、今、私の脳裡にハッキリとその全貌が見えて来たのでした。
 新宿副都心の数倍の威容に圧倒され、その時には疑問に感じなかった無機的な「空間」、高速道路はもとより、碁盤の目のように整備された道路網、広大な公園、或いは途轍もない市役所やコンベンションホール、更にはビジネスビル、数え切れないほどのマンション群など都市形態に必要なあらゆる社会資本は存分に整っていながら、驚いた事に一人の市民を見る事はなかったのでした。説明者はそれが「未完成」故だと私達に説明するのでした。
 思うに、バブル経済の齎す大きな誤算でしょうが、この事業は「都市の誕生プログラム」の基本原則を無視して、ただ「超ド級」の都市に人々は集まるという誤解の大プロジェクトであったと理解するに到りました。
 中国の一党独裁体制とバブルは遠くない将来崩壊するでしょう。

2010/10/22

仙谷健忘長官について

 昨日の参議院本会議は誠に情けない国会答弁に終始していました。特に自民党の丸山議員の質問に官房長官自ら「健忘症」のためか「貴方との会話について覚えてはいない」の答弁はトンデモありません。更に日本が「中国の属国云々」を認めるが如き長官の言葉にも驚くばかりでした。
 正直、菅総理の上を行く仙谷官房長官の厚かましさに常々、反吐が出る思いでした。もう少し品よく出来ないものでしょうか。
 本日はこれから東北方面への視察で出掛けます、中途半端ですが以上で終わります。

2010/10/19

又かよ、中国の反日デモ

 昨日の一万人を超える反日デモは、勿論、政府主催・管理による恒例の「暴挙」ですが、その目的について、日本のジャーナリストは「尖閣問題」と凡そ浅薄な思考をもって表現しております。
 率直に言って、今回の暴動も、尖閣諸島の領有権問題や漁船衝突事件などには関わりなく、ただ「政府主催・省誘導」の演出された一連の動きであるとの誹りは免れないところであります。 勿論、今回の成都や西安での反日デモ行進の発端は一昨日の日本国内に潜む浅薄な国粋を気取る連中の「反中デモ」に反応したものでありましょうが、新聞記事にもならない日本国内の動きを、どうして中国の田舎学生が知り、更には電光石火の反日デモ行為が生れるでしょうか。
 こうした経過を翻って考えるに、或いは全ての起因となる「漁船衝突事件」そのものが、政府の「描き」の中で創作されたものではないでしょうか、勿論その目的は中国各地で燻り続ける「フラストレーション」を和らげる「目眩ませ」に思えてなりません。
 

2010/10/17

ご無沙汰、昨日、中国より帰りました。

 「ふじのくに3776訪中団」の一行と共に昨日帰りました。一行600名は杭州と上海に夫々二泊、浙江省関係者との友好提携の為の式典、また、ほんの一隅ですが上海万博の日本産業館を垣間見るなど一応の目的を達したものと考えます。
 発展著しい現代中国は初めて訪問した仲間には夢想だに出来ない都市像だったでしょう。それほど脅威の発達を見せる中国の中で「上海の驚異の変貌」ぶりは夙にご案内のところでしょう、しかし敢えて本日は、皆様にご参考までに脱皮する都市を記します。
 それは西湖で有名な浙江省の州都「杭州市」の挑戦です。今、杭州市が試みる「新都市構想」を是非見て頂きたいとの言葉に私達は杭州市内よりバスで1時間、突然、目の前に「東京の新宿副都心」の10倍の機能と規模を持つ摩天楼が林立しているのではありませんか。そこは10年前は農業地で無人の荒野でした。
 「滄海変じて桑田となる」の諺は将に一党独裁故の代物でした。

2010/10/16

徒然なるままに・・・

 私の徒然草は何時ものメール、何も断るまでもないが、明日、「ふじのくに3776訪中団」の責任者として出発するにあたって、私の脳裡に浮かんだ「中国」感を書き添えてみましょう。
 大学3年で結婚した私は、「神田川」の歌を地で行くような貧しくも幸せな日々を過ごしておりました。そんな時、近所の電柱に張られた「訪中団募集」の広告は私に限りない憧れと希望をもたらしたのでした。
 昭和39年当時の日本はオリンピックに湧き、新幹線が完成し、新聞は明るい日本の未来を報道していましたが、現実の市民生活は未だ厳しいものでした。広告に書かれた旅費「12万円」は当然の事、貧乏学生には途轍もなく大きな金額でしたが、詩吟を愛好する私には「漢詩」がもたらす中国の悠久の文化と歴史は、多感な青年の心を捉えて離さなかったのでした。
 オリンピック特需のアルバイトに精を出し、脇目も振らず挑戦したものの、残念ながら締め切り日には間に合いませんでした。現在価格で200万円にも相当するその大それた試みは中国4000年への憧憬であったのでした。
 その中国にこれまで何回渡航したでしょう、その結果、何時しか夢に描いた中国は、脳裏から消え去り、取って代わって「嫌悪感」が醸成されること、本当に寂しいことです。

2010/10/10

ノーベル平和賞に憤る中国政府

 ノーベル平和賞はこれまでも様々な国で物議を醸して来ました。殊にこの度の劉氏のような反政府運動を画策する人物、或いは後になってその裏舞台が暴露し、顰蹙を買った某国の大統領のように、この平和賞の決定には多くの問題が惹起されてきました。この度の「08憲章」の生みの親・劉暁波氏の受賞過程は明らかに選考関係者の「確信犯」的思いを感じます。勿論、中国政府は即刻ノルウェーに対し厳しい声明を発したようですが、正直、お門違いと云うものです。僅か500万人にも満たない小国の選択ではなく、アメリカを初め多くの国々の了解の中で決定した事であれば、中国政府も大人の振舞いが求められます。また指摘される「一党独裁」は充分に成長した現在の中国の政治体制には似合いません、早々に脱皮して、民主国家への道を歩んで欲しいと願うのであります。

2010/10/09

ページのトップへ

現在地:トップページ天野進吾のコラム