静岡県内・県外の政治経済ニュースに一言

天野進吾のコラム

2010年07月

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反「カジノ」キャンペーンの始まりか

 朝食の雑談の中、本市に「カジノ」誘致を企図する私に、賛成しない意見の妻が、明けがたのテレビ番組で、「マカオ市民のカジノ中毒」について放送していたと切り出した。聞けば東洋のラスベガスの異名をもつマカオには多くのカジノ中毒患者が輩出、社会問題として惹起しているという。実はこうした反カジノキャンペーンは近々、日本国内において盛んになるだろうと推測していましたので、妻の言葉を素直に聞いてこのホームページに向かいました。
 ところで、マカオ市民は「カジノ場」には立ち入り禁止ではなかったでしょうか。韓国がそうであるようにマカオも同様のシステムにあったとおもいますが。
 閑話休題、今、カジノを法律で禁じている国は世界で数えるほど、その日本も今秋か来年にはカジノ法案が議員発議で上程され、通過するだろうと言われている。さて、法案が通過、国内でのカジノが認可された時、一番困るのは、恐らく隣国・韓国のカジノ業界でしょう。韓国カジノは日本人が維持してきた感があります。その「カジノ」が極く身近くに誕生したなら、誰が、敢えて「カジノ遊び」に海を渡るでしょうか。
 そう、この「カジノ中毒キャンペーン」は日本にカジノが誕生することを反対する組織の作戦でしょう。

2010/07/15

今なお、存在する民主党幹事長室

 小沢氏が民主党幹事長となって、権謀術数を極めた伏魔殿たる「幹事長室」が今なお存在していようとは驚きでした。恐らく小沢氏の権力失墜によって自動的に末梢された機構と誰もが思っている事と存じます。
 過日、県議会事務局で事務の打ち合わせをする中で、全国議長会の政府への意見書を上申する段になって、その相手先が「民主党幹事長室」と云われ、言葉に窮したところです。本来、こうした意見書や請願などは該当する省庁へ直接伺うのが当たり前になっておりました。
 権力志向の「ドン小沢一郎」ゆえに、批判しえない民主党幹部が仕方なしに認めた機構でありました。その小沢氏が失脚して既に久しく、更には小沢氏に再び「レッド」カードが提示される現段階にあっても、権力の象徴「幹事長室」が今なお存在していること自体、民主党の脆弱さを露呈したと云うべきでしょう。

2010/07/14

タレント候補の相次ぐ落選

 今度の参院選は所謂「タレント」候補の不振が目立ちました。過去の参院選挙において、他愛もない俳優やスポーツ選手がその知名度から出馬、そして「当選」と極めて漫画チックな選挙戦が展開され、正面から取り組んでいる政治関係者の「嘆き節」が聞こえておりました。
 戦前から柔道の谷亮子の当選は確実視されておりましたが、プロ野球の石井浩郎が選挙区で勝ったのは驚きでした。一方、民主党は岡崎友紀、桂きん枝、庄野真代が比例代表で、選挙区では原田大二郎、岡部まり、他党ではプロ野球の堀内恒夫、中畑清、江本孟紀、体操の池谷幸雄などその知名度にのみに期待しての出馬でしたが、幸い当選する事はありませんでした。
 この度の選挙において、「雨後のタケノコ」のように出馬し、落選したこれらタレント候補の不振はどこにあったのでしょうか。
 率直に言って、過去の選挙に実績をもつ“無責任なスポーツ新聞”、“売らんかなだけの週刊誌”も今回の大量「タレント」候補の出馬には対応できず、彼らが期待した「第3の選挙戦術」は不発に終わったのでした。
 

2010/07/13

再生自民の切っ掛けとなった参院選でした

 「想定外」の言葉は民主党幹部のことばでしょう。
 選挙中、私が受けた選挙民の抱く雰囲気は、昨年の総選挙が「羹に懲りて膾を吹く」譬えのように「キツイお灸過ぎた」と自民党へ暖かなものを感じておりました。
 ですから、自民党公認候補が負けるなど全く考えませんでした。お陰様で55万の得票をもって1位当選を果たすことができました。
 それはさておき、昨日の党首らの言葉を聞きながら、例えば「みんなの党」の渡辺代表は「これからも国民が何を求めているのか仔細に検討して、政策を決めていく」という、極めて程度の低い理論が展開されていた。
 「国民目線」、「国民の立場から」と常に国民の側にあるをもって正義とする理論展開に私は疑問を抱く。国会議員が日本のリーダーであるなら、指導者としての視点と政策があるはずだ。
 明治維新の成功もまた、国民に媚を売ってあの大改革がなされたわけではないと私は信ずます。

2010/07/12

期日前投票について

 愈々、参院選も今日を残すのみ、明日は投票日です。
 事前投票について一言、申し上げます。以前は相当の理由なくして、期日前投票は許可されませんでしたが、近年は「投票率」の向上を狙ってか、期日前投票を宣伝、更に最近では告示と同時に投票ができ、しかも、理由の如何に拘わらず、選挙用はがきを持参すれば、即、「OK」と投票させるこのシステムを訝しがるのであります。市役所から帰った私の兄は、「替え玉投票は極めて容易」と現在の選挙管理に疑問を投じていたが、将にその通りと私も思う。
 序に、報道関係者が投票所出口で聴取する出口調査は禁止すべきである。実はこんな下らない行為は日本だけかと思いきや世界的には多くの国で行われているようである。それはさておき、問題は投票終了時より数時間前には、何故か各選挙事務所には得票概要が流れているのである。仮に拮抗する選挙戦にあっては、短時間に組織を動員させるだろう。
 数年前の或る選挙においてこの出口調査が「当落」に大きく影響したことがありました。

2010/07/10

終盤を迎えた参院選の攻防

2010/07/09

名古屋場所

 5月27日のこのページで、「角界の体たらく」と題して相撲界の堕落を批判し、その中で最悪の場合には「テレビ中継の中止」もあるかもしれないと指摘しておきましたが、遂に昨日、NHK会長の言葉として「放送中止」が発表されました。
 一体、テレビ放送がなくなって、大相撲の興業が可能でしょうか、国民の大相撲への関心が継続するでしょうか、率直に言って私には疑問です。
 この度のNHKの決断が「国技」としての相撲道が、真一文字に「消滅」の方向に転げていくのではないかと心配するものであります。

2010/07/07

政治家の「知らなかった」の嘘

 検察審査会に上申書を提出した小沢氏、そして母親から莫大な政治献金を受けていながら「知らなかった」と言い訳する鳩山氏ら「政治家の嘘」について、所感を申し上げます。
 どんなに多忙な生活の中にあっても、例えば小沢氏のような「大物」であれ1業者から5千万円、1億円という高額な献金について、秘書段階で「云々」されることはあり得ません。献金の目的、協力の度合いなど、政治家当人と十分なネゴがあって「裏取引」が成立するのであって、小沢氏も鳩山氏も金銭の出入りについては十二分に承知の上でしょう。
 今朝の新聞には小沢氏の「関与改めて否定」とあるが、建設業者側は既に小沢氏と金銭授受を認めている事実からすれば、検察の「小沢擁護」の姿勢に一抹の疑問を禁じえません。
 更に生前贈与が発覚して後に、納税して全くお咎めない鳩山家に対する処置も理解できません。若しこれが、名もなき民間人の行為なら国税庁上げての袋叩きは間違いないところでしょう。

2010/07/06

自民への協力か、小沢氏の振る舞い

 ここにきて、突如、小沢氏の動きが激しくなった。世間で云う参院選あとの新党結成を考えての行動だろうか。それにしても、小沢氏がまさか菅総理の「消費税」に食いつくとは思いませんでした。恐らく不注意に漏らした総理の「消費税10%」が他党の一斉攻撃に合い、更に報道機関の恰好な材料を提供してしまったこの機こそ小沢氏の再登板の好機と考えたのでしょう。
 処であの「10%の消費税」は元を糺せば谷垣氏が言い出しっぺ、自民党の選挙公約の中に書かれた「10%」を引用して、他党の意見も受け入れる柔軟な民主党を演出する意図で自民の云う消費税10%を打ちだしてしまったのである。この点は明らかな不注意、未だ無責任な野党時代の名残が消えていないのでしょう。予期せざる総理の失態というところでしょう。
 閑話休題 残り僅かな日々、自民党にとって急遽登場した貴重な応援団である小沢氏の活躍に期待します。

2010/07/05

朝刊の2面から

 静岡新聞の2面は当然のことながら、参院選を焦点に各党の主張を比較、列記している。そんな紙面の中、驚いたコラムの一つが舛添要一氏の言葉である。主張する趣旨は凡そバカバカしい内容ですが、「大阪に経済特区をつくり、税金は安く、大阪だけを繁栄させましょう。日本に先駆けて大阪の経済を良くする」という呆れた「おべっか街頭演説」です。
 つい先ごろまでは「総理大臣にさせたい一番手」の舛添氏の考えられない発言である。自民党を離脱して、新しく組織した「新党改革」は国民から無視され、マスコミには袖にされるに及んで遂に「無茶苦茶発言」をもって、大阪府民に迎合しようとしているのか。悲しい事です。
 処で、消費税と並んで「議員定数」の削減問題が同様2面に掲載されております。消滅の可能性を危惧する小党はもとより「絶対反対」は解りますが、他の政党は意外にも大幅な定数減を提案しておりますが本当でしょうか。これも投票日までの選挙公約になることと思いますが、それより「何故」現有定数は無駄なのか、減らさなければいけないのか、その点について教えて頂きたいと思います。

2010/07/04

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