天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2008年12月分

12月31日  大晦日になりました。1年間、お付き合い戴きありがとう。 
 「Time And Tide Wait For No Man」・・(歳月人を待たず)、久しぶりにうろ覚えの英語を綴ってみました。しかし過ぎてみれば誠に早いもので、今年も後僅かとなりました。来年は3月の市議選・7月の知事選そして近々実施されるであろう総選挙と我々の仕事柄、多忙の日々が続くと思われますが、それが自身の課せられた役割と理解し頑張るしかございません。
 ホームページへの書込みも些か過ぎたる量であったかもしれませんが、お付き合い戴き有難うございました。来年は「牛年」、考えたことも今一度反芻(はんすう)しつつ、寄稿してまいります。貴方のご多幸をお祈りいたします。

12月29日  県庁からの本年最後のFAX 
 勿論、県庁はじめ官庁はすべて26日をもって正月休みに入りました。
 ところが今朝、県空港部からFAXが届いておりました。県庁内で最も苦労と非難を浴びた担当部らしく、否、最も忍耐を必要とする部らしく、最後の最後まで、業務の終了を見ることのできない証明としての一枚のFAXでした。
 内容は知事からあの立ち木の所有者に宛てた「申し入れ」に対する回答であります。即ち、26日に知事から「年末までには立ち木は伐採、土地については1月末日までに工事を完了させたい」と申し入れたのであった。しかし、残念ながら地権者側からは「県側に解決しなければならない事項があり、時間的に困難」との回答があった事を我々に通知してくれた。小さな期待の中で様々な解決の手立てを思案している空港部の皆さん、ご苦労さん、是非来年は大笑いできる年になるよう祈ります。

12月28日  怒れ農水省、理由なきシー・シェパードの愚行 
 今年も日本の調査捕鯨船に邪魔立てをしている鯨の保護組織「シー・シェパード」に対し、そろそろ、わが国もアメリカに強い姿勢で抗議すべき時を迎えたと思いますが如何でしょう。
 ところで鯨保護の思想は鯨が鮪や秋刀魚と違い「哺乳類」であり可哀想だからとお思いの方も少なくないでしょう。実は鯨保護の根本思想は宗教がそのバックボーンなのです。即ち、旧約聖書の中に、人間が大きな魚に助けられたとの記述があるとのことですが、大きな魚とは即ち鯨のこと、そこから鯨は人間の恩人として大事にしようと云う変な論理が生れ、「シー・シェパード」という組織が誕生したのです。
 さて、最近の日本近海には余り鯨が見られませんが、実は江戸時代には沢山の鯨が生息し、捕鯨の技術もかなりのものでした。そこに目をつけた諸外国は東南アジアヘ触手を伸ばしたのでした。アメリカのペりー来日は捕鯨船団の基地と食料等の補給を目的としたもで、江戸末期には毎年数百隻の捕鯨船がハワイから日本海に進出、手当たり次第に捕鯨していったのであります。序に言えば香港のお隣「マカオ」は最近までポルトガル領でしたが、なぜ・・ポルトガルの捕鯨船の基地であったからです。

12月25日  この1年の県政を省みる時 
 県債は既に1兆9160億円を越え、公債費もまた1454億円を数えるに至りました。 公債費とは借金の返済金そのものでありますが、その数字は余りにも膨大過ぎて、一般の皆様には「ピン」とこないところでしょう。しかし、敢えて計算機にご協力を頂けば一瞬のうちにはじき出されます。即ち、土曜も日曜もなく毎日、静岡県は凡そ4億円の借金返済を続けているのです。私達が心配している静岡空港の年間赤字は凡そ2・5億~3億円と云われておりますが、その金額は1日の借金返済額にも満たないものであります。それほどに大きな公債費を本県もまた抱えているのであります。
 更に富士山静岡空港の建設に要した1900億円も例えば上記の公債費と同様に換算すれば、その返済額は一日4000万円と計算されます。
 されば漸く決まった6月4日の開港は何としても本県の総力をもって、新たなスプリングボード(飛躍への切っ掛け)にしなければなりません。

12月24日  徒労となった盟友の選択 
 ホームページを4日ほど休憩しました。この間、友人である焼津市選出の八木健次議員が私達仲間の心配をよそに市長選挙の出馬を決断、準備も整わぬままに選挙戦に突入、結果、善戦空しく敗れてしまいました。人柄は誰にも認められる人物、しかしその誠実さ、優しさが今回の決断を導いたものでしょう。本当に残念でした。勿論、当面する自民党政治への厳しい市民の批判、反発が根底にあったことも投票に反映していると考えます。
 されば、迎える総選挙は自民党にとっては薄氷を踏む思い、麻生内閣も手の施しようもないほどに相変わらず「愚なる政治」が継続している昨今であります。

12月20日 特報「俺が書いた文章だ」
 このホームページを立ち上げる際、世話になった指導者が言うには、アクセスする沢山の人たちも「恐らく、天野さん本人が書いてるとは思わないでしょう」と私のホームページの原稿についてのたまう。「まさか」と驚いたその言葉の後から更に「議員の場合、屡々第三者、例えば秘書などが仕事として書き入れているから」だと言う。だから、私の場合も2日に一度の割で本人が書き入れているとは想像せず、これを読む殆どの方は疑問を抱いているいるでしょうと言う。
 やっぱり私は閑な議員か、でも、お手伝いが事務所に来る8時半頃には、その日の書き入れは既に終わっています。勿論、もっと時間をかけて推敲するほうが賢明でしょうが・・・そのうち、挨拶文に附属する写真は「パソコン」に対峙する姿を載せようと話し合っております。
 

12月18日  情けないNHKのニュース番組 
 今朝になってNHKは大分県杵築市が「解雇された非正規雇用労働者」を最長1ヶ月間清掃や公園管理に臨時採用するとの決定を取り上げていました。天下のNHKが今頃になって取り上げようとは情け無い限りです、更にこの杵築市や大分市の発作的に思い浮かんだ温情ある政策を評価する報道機関に「冷静な目」を期待する。
 16日のホームページに記載しておきましたが、1ヶ月、10数万円の報酬で何の救いになるでしょう、それより一日も早く職場を見つけるための「就職活動」に期待して、その間の生活費や活動費、例えば20万や30万円程度の金を市役所が無利息でお貸ししたら如何でしょう?
 「解雇の肩代わりを市役所で」の発想は誠にもって陳腐であるといわざるを得ません。恐らく、大向こうの喝采を期待しての杵築市長の独り合点の政策でしょう。

12月16日  市役所が失業者を雇用 
 今朝のテレビ報道の中で、九州の某市がこの度の雇用騒動に合わせ、不幸にも解雇された企業の非正規社員を、役所の各課に2~3人づつ短期ながら受け入れることを決定したことを誉めていた。更にコメンテーターというのでしょうか、同席するバスケットのおばさんが大変いいことと誉めそやしておりました。しかし私にはどうしても払拭できない疑問があります。それは役所の選択する行政手段ではないでしょう、短期間ながらも市職員として雇用すれば、彼等は就職活動や、今後の対応も捗らず無為に時間を費やし、問題を先延ばしにするだけではなかろうか。若しそんな優しさと財政のゆとりがあるならば、無利子の生活援助費を貸与するとか、企業側への雇用促進について真剣に誘導する行為を考えては如何でしょう。第一、市民からすればチープガバメント(安上がりの行政)を期待する時代なかでの今回の決定は決して誉められるべきものではないと信じます。

12月15日  「言葉尻り」ばかりを付け狙う報道関係者 
 昨日、麻生総理は北九州のリサイクル工場を視察、そこで例のように軽口が飛び出した。「環境対策をしのぎのように銭にするとは・・・」、横にいた新聞記者がこれを聞きつけ「しのぎ」はヤクザ用語だと問題化しようと企て今朝のテレビで報道した。確かに「しのぎ」は暴力団の常用語、資金を獲得する行為を云うそうである。
 だったら「しかと」は如何、花札の絵で11月は紅葉、その紅葉の下にいる鹿が後ろを向いている、この図から「無視する」という意味の言葉がヤクザの世界に生まれ、いつの間にか報道の世界でも気軽に使われている昨今です。
 バカバカしい足取りゲームは辞めましょう。

12月13日 消費税なる言葉が軽く出る昨今ですが
 昨日の与党税制大綱を協議する中で、当面、消費税やたばこ増税については蓋をすることになったと私は理解していました。
 処が昨夜の総理の記者会見では、当面の大型緊急経済対策として23兆円を実施すると発表、経済不安に喘ぐ人々に心ばかりの安心感を与えましたが、その一方で、3年後には消費税の増税も考えるという。本当に余分なことを言う総理だ。総理は「全治3年」と表現する今回の経済不況であるが、リストラされる社員や零細企業の経営者にとっては「末期の水」に見えるかもしれません、そんな経済下にあって何故今、消費税の増税を示唆するのか、その心理は理解できません。そこがお坊ちゃんたる所以でしょうか。

12月12日  愛煙家には「ほっと、一服」 
 自民、公明の税制協議会において、幸い消費税はもとより、たばこ増税案も中期プログラムに盛り込まないことで一致したとのことです。それにしても与党税制大綱をこの時期に審議、その中で増税を示唆する必要はあるだろうか?率直に云って与党幹部の感性に疑問を抱かざるを得ないのである。今、この時期にたばこの増税を図れば愛煙家の支持は失い、消費税となれば国民の嘲笑を買うだけでしょう、本当に麻生さん、解散時期を見失ったという評論家の見方が正鵠を得ていると云える昨今です、この際「莫迦やろう」の叫びと共に、総選挙に突入したら如何でしょうか。正直に云って、最近、私の気持ちの中にも「自棄のやんぱち」の思いがあることは事実であります。

12月11日  「マナーからルールへ、そして再びマナーへ」 
 変な見出しですいません。このタイトルは日本で最初に「歩き煙草」を禁じた千代田区が平成14年当時、区民に呼びかけた「マナーからルールへ」のキャッチフレーズを、数年後にその目的の成果として再び区民に呼びかけた折の言葉です。
 素晴らしいコピーライターがいるものです。近年私達の生活は徐々にルールに束縛されしかも、それが当たり前のように受け入れております。例えば県議会においても直ぐに「条例化を」の声がありますが、私は基本的に条例や規則など極力控えるよう提案しております。勿論、ルールがなければ、市民が守らないのでは困りますが、やはりマナーとして皆が対処してくれることが大切でしょう。
 

12月10日  長寿社会の忘れ物 
 元気に私の事務所に遊びに来てくれる「同年兵」を見ながら、なぜ年金を盾に遊んでいるのか、勿体無いの思いです。皆に共通していることは、全員「ご苦労様」の停年を迎え、暫し他の仕事に励んだがそこも数年で退職、結局、働く場が喪失してしまったので、迎えた隠居状態、しかし多くは働く余地は充分なのだが。
 問題は「停年」が早すぎるのである、例えば私が初めて市議会に籍をおいた昭和42年の日本人の平均寿命は67歳、市役所の停年は55歳でした。それから40年、平均寿命は15年延びたにも拘らず停年は僅か5年延びたに過ぎない、それ故に欲求不満に陥っている「爺さん」達が世間に屯しているのである。せめて今日の時代、65~70歳まで働く場を提供できる社会が必要ではありませんか。

12月8日 愈々、怪しくなった自民党と麻生内閣 
 新聞によれば遂に内閣支持率が20%台に急落、しかも総理の顔が「麻生より小沢」と掲載されているのであります。とんでもない事件であります。
 以前のホームページに紹介しましたが、麻生内閣の失策はいつに掛かって組閣人事の失敗にあります。恐らく総理は頭の中で「早期解散」を目論んでいたでしょう。だからどちらかと云えば無名の議員を「大臣や党の執行部」に引き上げ、選挙にプラスさせようと考えたのでした。ところが組閣早々に行った意識調査の結果は極めて与党に分が悪く、衆議院の解散はできる環境にないことを知ったのでした。為にずるずると方向も定まらず今日に至ったのであります。お陰で麻生総理の足らざる政治感覚と常識が天下に披露され、今、悲しい現実に打ちひしがれているのであります。

12月6日  閑話休題とは夏目漱石が愛用した言葉です 
 閑話休題(それはさておき)、麻生内閣には些か、我慢強い私も疲れてきました。
 新聞論調がこれを非難することには、さして気苦労ではなかったが、最近、党内から澎湃として湧き上がる落胆の声には無視できず、ただがっかりの日々が続きます。
 若しかしたら、一部で噂されるように、学習院高等科の時代、124人中122番であったという風評も満更ではないのかもしれません。頻繁、未曾有など高卒者には当然読める漢字であれば、皆と同様、総理の一寸した間違い、ふとした錯覚だったに違いないと思っておりました。特殊な言葉でもないのですから「愛読書」にも出てこなかったはずはありません。

12月5日  改正国籍法が成立 
 昨日のホームページに記載した「国籍法」は圧倒多数で参議院を通過しました。
 今朝の朝日新聞の二面にこの法案の危険性が掲載されていましたが、殆どの新聞テレビは知ってか知らずか、極めて悠長な報道機関と云わざるを得ません。
 法務省では年間600~700人と推計しているが、一部議員の言う「組織的な偽装認知を誘発する」は明らかと思う。悪質なブローカーや暴力団の新たな資金源になるのではないか心配です。

12月4日  明日にも参院を通過か国籍法の改正案 
 代議士事務所に問い合わせたところ早速に法務省民事局の「改正の概要」を持参してくれた。実はこの「国籍法の改正」について新聞等の報道機関は知ってか知らずか殆ど無視されているのである。更に現在の国会の関心事は「解散、総選挙」であって、法務省から提案された「国籍法の改正」など見向きもされない渦中ですから、不幸にして、明日5日、参院通過をもって法改正されるとのことです。
 しかし、この法律は一言で云えば、第3国の母親の子供を日本人が認知すれば,DNAの判定も不要のまま、日本国籍が取得できるという極めて危険な法律であります。例えばヤクザ組織が外国から売春目的で若い女性を日本に寄せ、フーテン族になにぶんかの金を渡し、これを認知させれば、その女性は堂々と日本人となって生活できるのであります。
 こんないい加減な法律が闇雲に可決される裏には某政党の暗躍があると噂されており、また報道機関が取り上げない裏にも同様の力が作用していると考えられます。

12月2日  「エキサイチング・アドベンチャー」 
 本日のタイトルは昨日、副大統領を受諾したヒラリー・クリントンの第一声です。
 アメリカ人の折にふれての話術には何時も感心しております。20年近くなりますが、静岡市と姉妹提携しているオマハ市に伺った時、市庁舎内で市長の記者会見が開かれた。5~6人の報道人を前に、殆ど冗談でも言っているかのように互いに笑いながらやり取りしている、その姿は日本では考えられない。四角四面の荒野の野獣、なにかあらばの敵対姿勢、まさに河村官房長官の記者発表を見れば歴然です。
 「冗句(JOKE)と閃き」は決して天性のものではない、若い頃からの訓練がゆとりの人間性を作ると思う、日本人が国際人になるためには「英語」よりも「感性」を学分べきだと考えます。

12月1日  遂に師走を迎えました 
 早いもので12月になり、本日より県議会が開会されました。8日(月)は年1回廻ってくる一般質問の日で、ただ今懸命に原稿書きをしているところです。このためにホームページへの書き込みが疎かになり、申し訳ありません。
 只、この際お礼申し上げておきますが私のホームページに多数の方がアクセスして頂いており、この土曜日は300近く、昨日も240件余に達しておりました。過去最多のアクセスは昨年の360件で、何とかこれを更新したいと考えておりますのでこれからも大した内容ではありませんがお付き合い下さい。
 さて過日の自民、民主の党首討論は将に陳腐、3時を待って見る番組ではありませんでした。新聞、テレビでは既にこき下ろされている総理ですが、小澤代表も相当にノー天気、アメリカの大統領選挙に見られた英知と信念の迸りは露と見ることはなかった。残念

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