天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2008年6月分

6月30日  おめでとう、文科大臣賞の受賞 
 高校時代の3年次、同じ静市高の定時制4年に在籍する「今本」君を知った。独り飛びぬけた学業の成績、特に数学は尋常ではなかった。その彼は昼間の仕事で得た報酬をもとに大学に進学することを決意、静大から阪大の大学院に進み、科学者への道をひたすら歩み続け、千葉大学の名誉教授となって今年の4月退任するところとなった。そしてこの度、科学技術の分野で業績を残した研究者に贈られる文科大臣賞を授賞したが今朝の静岡新聞に掲載されていたのである。
 阪大の大学院に主席で合格した当時の彼は「ノーベル賞」に挑戦すると豪語、その傍ら「進吾さんも総理に挑戦してください」と兄を訪ねてきた折、家業の床屋の椅子に腰掛けて放談したことを昨日のように覚えている。おめでとう。今本恒雄の人生に拍手。

6月27日  愕然、秘密裏に企画されていた商業施設 
 数年前から静岡市柚木の相川鉄工の敷地26000㎡の跡地利用について特に商業関係者は注目してきました。それは近年の大型商業施設の進出によって地域に生きる商店が頓挫し、生活に密着した地域商店街はシャッター化する現実を見るときこれ以上の大型施設はオフ・リミットすべきと、県や市の行政にも強く訴えてきたところでありました。
 その為か昨日の突然の記者発表までは、担当する市の商業労政課の職員ですら「静岡市と三菱地所」の不穏な動きを知りませんでした。
 実は今回の突然の発表は長い期間、市長と数名の側近者のみが極秘裏に策を弄してきた証しだったのであります。
 心ある議員や商業関係者が数年前から市の経済局に不穏な流れを憂い、当該地の動きを打診続けてきたのでありましたが、その都度、躊躇いなく答えた「NO]は一体なんだったでしょうか、本市の行政は何を考え、何処を見て歩んでいるでしょうか。

6月26日  「居酒屋タクシー」の繁盛の裏に 
 17省庁1400人の「みみっちい金品」の受領が明らかにされた。ここ1ヵ月間茶の間の話題となっていたが愈々その全貌が明らかになり、近く終焉することでしょう。勿論こんな官僚たちの不始末も福田政権の支持率に陰をさすところとなり、自民党所属議員として憤懣やるかたない日々でした。
 処で、この際私達は日本の官僚制度の裏側を序に垣間見ることも大事でしょう。
 この「居酒屋タクシー」の常連はすべて国家公務員ではありますが、「官僚」とは呼べないノンキャリアーの皆さんです。
 国政を動かす自負心に固まったキャリアーのために、彼等は草鞋(わらじ)を編み、神輿(みこし)を作り、更にこれを担ぐ裏方の仕事に、しかも限られた時間の中で齷齪と働かされるノンキャリー達の悲しき役得は、一本のビールとつまみという「みみっちい」ものでした。
 どうか、如何なる立場にあれ「自尊心」だけは失わないようお祈りいたします。

6月24日  報道の自由に規制を―「めざましテレビ」の暴言 
 テレビキャスターも早朝からご苦労様なことです。しかし、今朝の「めざましテレビ」の大塚範一キャスターの無責任な言葉に如何とも腹立たしい思いを禁じえませんでした。 内容は今話題の飛騨牛の偽装事件に絡んで、どうゆう訳か話題が食品偽装事件の元祖「北海道のミートホープ社」の一件に移り、番組のインタービューに答えた男が往時の農林省とNHKを非難、侮辱していたのでした。その非常識男が画像から消えて、スタジオに戻るや、大塚キャスターは「ただ今のNHKに対する言葉は彼個人の見解であって、この番組とは一切関りありません」と早速弁解に走ったのでありました。
 しかし考えてもみなさい、インタビューは遥か以前に収録したものでしょうから、本当に「めざましテレビ」が弁解する意図のある内容なら最初から放送しなければいいのではありませんか。
 時に報道機関の驕りと我儘を見せつけられ、不快な思いはしばしばであります。

6月23日  「カジノ」解禁は間近か? 
 昨日、或る会合で県内某代議士と会話した際、驚くべき情報を頂きました。それは自民党のカジノ検討小委員会の岩屋委員長と先頃お会いした際、彼の口から「民主党も歩調を揃えてくれるようだから、カジノ法案を臨時国会に議員発議で上程しようかと思うが如何でしょうか」と云われたと「日本平カジノ構想」を画く私に小声で知らせてくれた。
 もとより日本平構想は未だスタートしたばかりであれば、私達にとって喜ぶべき情報ではありません。全国20数都市が既に誘致運動を展開する渦中にあって本市は未だ行政課題にもなっていない段階であれ心細い限りであります。
 しかし「日本平」は何処よりも恵まれた環境を備えた一等地であれば、当然のことながら日本流の哲学をもったカジノ法案を期待するのであります。それ故に譬えこの臨時国会が無理であってもカジノ法案が早々に認可されることを恐れるのであります。

6月22日  朝日新聞の暴言「鳩山法相は死神」は言いすぎだ 
 13人目の死刑囚の執行に判を押した鳩山法相に対し「死神」の表現を提示した朝日新聞の論調は、今なお似非(えせ)人道主義を翳していることを証明するものであります。
 法相として明かな名誉毀損にあたり、提訴すべきと私は思いますが如何でしょう。選挙を間近にして新聞社と喧嘩すれば後々何を書かれるかわからないが報道の倫理にもとると考えます。昔から納得できる紙面は夏の高校野球ぐらい、19日のホームページにも書きましたが、地上の楽園「北朝鮮」を賛辞した朝日のひねくれ論調からそろそろ脱却して頂きたいと願う次第です。

6月19日  ブラジル移民100年祝賀 
 半世紀前、朝日新聞など無責任な報道機関を先頭に、また社会党など革新政党の圧倒的賛辞、即ち「地上の楽園」という宣伝に惑わされ、沢山の在日朝鮮人らが母国北朝鮮に帰還しました。その結果、夢に描いた地上の楽園から荒れ野と赤貧の世界に投げ出され、悲憤慷慨しながら多くの人々は厳寒の土と化してまいりました。
 ブラジル移民も政府間の約束が果されず、苦心惨憺しながら夫々の人生を歩んだことでしょう。もとより貧しさゆえの選択でありました。しかしこの祝賀会は少なくとも100年の歴史の証左であれば、先人の苦労に敬意をもって私達は応えたいと思います。
 ところで、静岡市はアメリカのソルトレークシティに生活する「みやぎしま」一族を調査したら如何でしょう。彼等は明らかに旧清水市の出身です、ここもまた嘗ては貧しき荒野でありました。恐らく懸命な努力の結果、自分たちの世界を拓くことができたはずです。

6月18日  まさか消費税を引っ張り出さないでしょうね 
 過日は煙草の値段を1000円にすれば税収が・・・と皮算用、ところがその舌先が乾く間もなく今度は消費税が茶の間の話題になっていた。もとより福田総理は前々から福祉、医療の充実には消費税の引き上げもやむなしの肯定派、しかし与党としては選挙のことを思えば容易に決断できない。
 確かにわが国の消費税率は韓国の10%、英国の17・5%、ドイツの19%、スウェーデンの25%を比較すればダントツに低い。しかし今日の経済市況を見れば幅広い値上げの実態に照らし、タイミングとして極めて芳しくないのである。
 よくよく考えれば消費税については小休止が最善、もって無責任な小澤代表を喜ばすことはないでしょう。

6月17日  国土省北海道局長の逮捕 
 今回の逮捕は公共工事の発注を巡って、局長自ら受注調整を主導したとの疑いで逮捕されたが、残念なことは、こうした官僚の不正或いはチョンボの全てが与党の政治責任に帰せられるのである。帰りのタクシーでの一杯なども全てが政治責任として自民党の支持率に影響してくる。
 ところで、今朝の「みのもんた」は朝ズバのなかで入札の方式に絡んで、誰もが平等に参加できる一般競争入札にすべきだと口角沫をとばして力説していたが、如何なものだろうか?。例えば市内の山間地の工事を若しオープンな入札によって、県外の大手企業が法外の価格で落札した時、恐らく当該企業はこれまでと同様に、その工事代金の2~3割、頭を撥ねて地域の下請けに回すだろう。地元業者は熟知していればこそ超廉価の仕事でも次の仕事を考えれば引き受けざるをえない。
 ところで、今回の大地震によって崩れた山間地に最初に重機を持ち込むことのできる業者は地元に根付いる地元業者であることを今一度確認下さい、若しどんな会社でも差別なく入札に参加できる方式となった時の問題点を考えたことがあるでしょうか。暴力団組織に絡む企業、詐欺まがいの事業所など誰が事前に判りますか。

6月12日  問責決議は小澤代表の無策なパホーマンス 
 民主党は何故、問責決議を提出したのか。2週間ほど前まで、党内では問責決議の提出を否定してきたにも拘らず、報道によれば小澤代表の一声で提出が決定したと言う。
 これまでもそうだったが、意外に小澤さん、「盆」の読めない男であり、みずからの思いを的確な言葉で表現できない政治家ではありませんか。本当は代表を務める能力に欠けていながら、昔の豪腕と云われた時代の「顔」だけで民主党の若手政治家を恫喝しているに過ぎないのではないでしょうか。
 今回の民主党の行為は一言で表現すれば「愚行」そのもの、自民党にとって一寸ばかり「息する」機会を与えたに過ぎないでしょう。
 これで「洞爺湖サミット」まで総理は一段落のお時間となるでしょう。

6月11日  どうなったの「韓国」 
 60年代の「安保闘争」を知る私達には、この度の米産牛肉問題に端を発した抗議行動に驚かされます。
 振り返れば1960年代、わが国の「安保闘争」は一国の命運を賭けた選択として、歴史的な闘争の日々でありましたが、今、振り返れば彼等と立場を異にする私ではありましたが、一方ではその行動を「時代の要請」と理解しておりました。
 しかし、正直この度の韓国の大規模集会の意図には理解できません。本当に米産牛肉の輸入制限解除に対する憤りからか、物価高騰、大運河建設計画に対する憤りなのか、私には理解できないのです。少なくとも大運河構想は大統領選挙の公約であれば、数ヶ月前、李明博氏に一票を投じた人々の無責任さを「大統領支持率20%以下」の数値に見るのであります。
 若しかしたら、大統領が貧困な階層から立ち上がった「英雄」として崇めていたにも拘らず、就任してからの行動が「自分たち」とは別の世界の人間であったと落胆した大衆の思いが欲求不満となって噴出したのでは、と私は理解します。

6月8日  煙草1箱1000円に・・値上げは妥当か 
 突如、煙草の値段を1000円にすれば、9兆5000億円の増収となるという突拍子もない意見が国会で論議されているという。もとより「禁煙」運動は国民の多くが賛成する課題であれば、税金確保と禁煙促進を一挙に達成する将に正鵠を得た手法と考えられたであろう。
 しかし、本当に思惑通りに進むでしょか。確かに外国では既に1000円程度に値上げされ、その結果、禁煙への大きな導入口になり、値上げ政策は確実に効を奏したようである。しかし、諸外国では多くの場合、税金確保の手段として実行したわけではないのである。飽くまで国民の「健康」を目的としての値上げであり、わが国の発想とは些か異なる。第一、煙草産業に係る人々への配慮はどうする、更に多くの喫煙者が思惑通り禁煙してしまったら、国会議員が考える「取らぬタヌキ」の税金も一時の思惑となるでしょう。序に言えば静岡市のたばこ消費税(昨年45億円)は一体どうなるのか、他愛無い国会議員の論議を見る思いでした。

6月7日  納得し難い「高速水着」 
 凡そ40年前、矢張りオリンピックの水泳競技で日本が最も得意とする平泳ぎ種目において、突然IOCから「潜り泳法」について禁止され、ために「金メダル」を失う羽目になったことがあった。
 今回、英国のスピード社が開発した「高速水着」は人体の能力向上によるものでなく、産業の進化によって生れた他動的力による記録の更新であれば、これをIOCが認めること、甚だ可笑しいと云わざるを得ません。この際わが国はこれを禁止すべく関係機関に働きかけるべきではありませんか。
 仮にわが国がこの「スピード」水着を発明したならば絶対IOCはこれを禁止しただろうと思います。如何でしょうか。

6月4日  ビバ・マカオ航空はどうする? 
 出発するに際して6月1日のホームページに記載しておきました「ビバ・マカオ航空㈱」の対応は如何と思われる方に以下ご報告させていただきます。3年程前の県議会において、私は担当部長に静岡空港が期待する就航予定地の一つに「マカオ」を入れるべきだと迫った事がありました。しかしご想像の通りその後、県庁のお役人は「カジノ」の街マカオへの就航には躊躇して今日に至りました。
 現在、マカオ国際空港は国内では関西国際空港だけに乗り入れ、今年の秋には成田空港に週1便程度飛来するようです。若し静岡空港と定期便の就航となれば、正直、愛知、神奈川方面の「ギャンブル好き」が集中するものと想像致します。わが国からマカオを訪問した日本人は昨年で30万人、本年は恐らく50万人近くに膨れ上がると言われております。
 さて、ビバ・マカオ㈱側の雰囲気ですが、社長をはじめ大変乗り気と云っても過言ではありませんでした。第1、発展途上の航空会社ですので、近々、具体的打診があるものと確信致しました。

6月1日  ただ今から「カジノ」誘致議員連盟の仲間とマカオを訪ねます。 
 本日より3泊4日でラスベガスを抜いたと言われるマカオ「カジノ」の現況と繁栄ぶりなど勉強してきます。殆どの県議は「カジノ」とまともに接したことがありませんので、事務局長の私には「迷子」をはじめ多くのトラブルに心配です。
 その旅のなかで、「ビバ・マカオ」という航空会社に予約を入れてありますが、来春開港する富士山静岡空港との就航の可能性を探ってきたいと思います。恐らく現在、マカオ国際空港と定期便が就航している空港は国内では「関西国際空港」のみと思います。
 若し静岡空港との乗り入れが成就した時には東海はもとより関東方面からも多くのお客様を迎えることが可能と考えます。それでは行って参ります。

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