天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2008年2月分

2月27日 民主党は本気で暫定税率の24円を安くするつもりか 
 自民党も悲しい程にオウンゴールやケアレスミスで今や崩壊に直面しております。その相手ミスにのみ攻撃する民主党もいささか大人気しその能力に疑いを抱きます。
 今でも「暫定税率24円の廃止」を相変わらず後生大事に堅持しているが、以前、このホームページで書いたかもしれないが、京都議定書を守らない日本が石油輸入国中、最も低税率にありながら更に逓減すとは何事か先進国はお怒りになります。イギリスは高い税金(日本の2・5倍)を取る事によってCO2の削減を目指しているのです。目的税の揮発油税を失くせば即刻、現状5%の消費税に触手が伸びるでしょう、こちらも先進国のなかでは断然低い税率であることはご存知ですか。イタリア、スエーデンは20%以上、中国17%、韓国10%、フランス19・6%、英国17・5%、アメリカは州ごとに違いますので。ご参考にどうぞ。

2月25日  30%を割った福田内閣の支持率 
 暫定税率が軌道に乗る前に国土省の弛んだ道路予算の使い道が提起され、収まる間もなくイージス艦の事故、今朝の報道によればイージス艦の見張りは事故前12分に漁船を確認していたとの事実を、石破大臣は総理に報告しなかったと非難していた。しかし、テレビ報道でも叩いていたが乗組員の供述がまちまちで、当時は混乱の渦中にあり、正式な情報がどこにあるのか、報道関係者も困惑していた事を伝えていた。隊員の調べの経過と共に見張り役の確認時間が確定したが、さりとて、報告に躊躇した防衛大臣の責任を口角沫を飛ばして非難するのはお門違いでしょう。
 昨今、マスコミの一辺倒の世論づくりが気に掛ります。視聴者への媚もほどほどに。

2月23日  海上幕僚長の更迭は正鵠を得た選択である。
 イージス艦と漁船の偶発的事故によって二人の人命が失われたことは大変痛ましいが、一方では「何か事あれ」と待っていたように、早速これを政争の具と利用し、一昨日、民主党の鳩山幹事長は石破防衛相の更迭論を記者会見で発言するなど、事態の全容をつかむ以前から声高に吼える姿は、隣のポチに似ている。
 事故の概要を掴んだ処での「海上幕僚長の更迭」の人事は事故の大きさから判断して私は正鵠を得たものと考えます。
 更に民主党の梁瀬国対委員長が言う「防衛大臣」の保身発言は梁瀬氏が万年野党たる体質から発した「引かれ者の小唄」と理解します。

2月22日  本日、2月定例会が開催される 
 1兆1300億円の今年度当初予算は、近年の日本経済を反映して厳しい積算の結果であります。記憶は確かではありませんが、平成11年度の投資的経費を頂点として将に右下がり一辺倒で今日に至っております。正直、大阪の借金財政が報道で厳しく披瀝されておりましたが、本県の2兆1000億円の起債は大変なものです。1日で元利共にしての返済は実に4億円を越えている現実はやっぱり問題ではないでしょうか。
 さて、今日から県庁のお役人は「市町」を「しちょう」と呼ぶところとなりました。実は1週間ほど前、副知事に「市町」の読み方についてクレームをつけたのでした。それは「市町村」という言葉から本県では「村」が消滅したため、或る者は「し・まち」といい、或る者は「しやまち」と将にまちまちでした。そこで私は「し・まち」は重箱読み、誰も「しちょう」と読んでもメイヤー(市長)と間違えるものではないから「しちょう」と統一すべきと具申、本日石川知事も施政方針演説の中で「しちょう」と読んでおりました。めでたし、めでたし。

2月20日 登呂遺跡の竪穴式住居が耐震化? 
 先日、或る市会議員から行政の不満をまじえての電話があった。その中で現在工事中の登呂遺跡の整備について、例の竪穴式住居の整備が「鉄骨による改築」が進んでいることに憤りをあらわしていた。
 そこで敢えて市の文化課に電話して詳細を聞いた、その結果、竪穴式住居5棟のうち1棟だけが、防火棟として、授業などで火起しなど学習用に使用する施設とのことで鉄骨を施しているとの返事でした。さらに建築基準法などからも「防火」上の配慮とのことでした。
 最近、本市行政に苦情や疑問に絡む施策が多いことから、こんな疑問も大きくなるのかもしれません。

2月15日  反吐(へど)がでる役人の発想と処世術 
 今朝のテレビ報道は、道路予算から「ミュージカル」の上演に運用したり、或いは使われない駐車場に多額の出費と相変わらず役人の無分別な行為が披瀝され、与党の立場にいる我々としても些か反吐がでる「しまらない」ものでした。
 正直、数年前、本市駅前の地下駐車場(エキパ)の建設に際し、建設省側の積極的な姿勢には本当に驚きました。その結果この建設工事には永遠に元を取ることの出来ない膨大な投資が行われたのであります。その折、私は「市営駐車場」にも拘らず何故国費が投ぜられるのか甚だ疑問に思ったことを覚えております。勿論、その費用は道路特定財源からではないでしょうが。
 毎度のことですが、役人がバカバカしい指摘を受け、低次元の話題を提供するテレビ画面は情けないの一語であります。何とかなりませんか・・・・。

2月10日  何故、日本のガソリンの原価は高いのか? 
 道路特定財源の暫定税率について調べていたところ、論議の対象になっていない「まさか」に気付いた。実はわが国のガソリン価格は他の先進諸国に比べ極めて廉価であったという事実に驚きました。
 多くの日本人はアメリカのガソリン価格については凡その見当で承知していたが、改めて調べてみると1㍑94円とのこと、これは先進国の中で、唯一わが国より「安価」な値段であり、お隣の韓国では193円、フランスは216円、ドイツは229円、さらにイギリスでは233円(2007年11月時点IEA調べ)である。
 まさかわが国のガソリン価格が諸外国に比べ斯くも安価であったとは殆どの方は知りません。更に価格に含まれる税金は、イギリスが64%、韓国は58%に対し日本は40㌫足らずでアメリカに次ぐ低さにあり、口角沫を飛ばしてガソリン税について論議される最中、誰も言及しない与党の「おおらかさ」に驚きます。
 処で標題のガソリンの原価についてですが、日本が94円に対しその他の国は82円である、わが国と同様、殆どを輸入に頼っている韓国も同様に82円である、なぜ日本だけが原価高なのか、この辺も調べていいでしょう。

2月9日  不可解な民主党の動きと変な噂 
 次期衆議院選挙では共産党がこれまでのように全選挙区に候補者を擁立するような無駄な対応を廃止し、恰好の付く選挙区にだけ候補者を擁立するという。そのため例えば本県では一選挙区にのみ候補者を立てるに過ぎない、これが全国規模で実施された場合、多くの選挙区では凡そ1万票は存在する共産党票の8割が民主党に流れると云われております。 将に民主党にとっては「棚ボタ」と言うべき有難い共産党の方向転換であります。そんなホローの風の中で道路特定財源の「つなぎ法案」の際、民主党が両院議長の斡旋に応じてしまったのは何故か、解散総選挙となれば先の参院選以上に民主に絶好な風が巡ってくると誰もが考える処です。そこに「変な噂」が舞い込みました、即ち「福田ー小澤の出来レース」。
 若しかしたら、次期総選挙を契機に両党のプログラムでは夫々の党首の「首の挿げ替え」が提起されているのかも知れません。多分そんなところが国民の理解できない根拠ではないでしょうか。

2月7日  中国製の餃子は何を物語るか 
 ニュースの材料になって既に10日余り、未だ事件の真相に程遠い感がする現在であるが、今朝のテレビの中,中国国家品質検査総局の局長談話が或いは正鵠を得た指摘ではなかろうかと私は考えました。勿論云うところの「日中友好の発展を望まない少数の分子の行為」ではなくて、「天洋食品」の人とも思わざる雇用制度ー例えば昨年の暮、天洋食品は前触れもなく多数の高齢者の首切りを実行するなど、まさに全時代的な労働施策が行われているのである。
 今、中国全土では、至るところでの大規模な公害紛争、行政への不満に伴う暴動、そして今回のような労働争議など枚挙に遑ないところである。北京オリンピックや上海万博など国威発揚を考える前に「国民主権」の基本理念を先ずもって整理すべきと考えます。

2月4日  突然静かになった道路特定財源
 揮発油税の暫定税率を延長する「つなぎ法案」が上程可決された後、国民の与り知らぬところで議長の斡旋、談合の結果、与野党合意で法案を撤回し、道路特定財源問題は棚上げされる処となった。タイミングよくテレビ新聞のニュースは「中国餃子」集中、暫し、国会の動きには無関心となった。
 正直、我々にも民主党が何を考えているのかその腹は読めません。若し一気かせいに暫定税率の撤廃を続けて与党と対峙していったならば、衆議院の解散総選挙が4月頃には行われていたと考えます。その結果は与党のボロ負けであったと想像します。素人目にも解るこの機会を極く少数の内輪の乱があったとしても、引き下がる時ではありませんでした。

2月3日、 昨日、66歳の時を迎えました。 
 昭和17年2月といえば太平洋戦争が開戦されて、僅か2ヶ月たらず、新聞を初め国民全てが数年後に迎える惨憺たる国家へと没落する運命を知らず、軍の一方的情報に一喜一憂していた時でありました。そのため生れ来る男の子は明日の鉄砲玉であり、国を挙げての「産めよ、増やせよ」の粗製濫造時代でした。今月のSHINGO-SCOPE にも載せておきましたが、その2月8日の静岡新聞には三面記事の真ん中に祖母と母に抱かれた双子の写真と「大きな赤ちゃん誕生」の見出しで掲載されております。
 「一卵性ですか」と極めて陳腐なお尋ねもあります、「全く記憶にございません」。今でも屡々間違えられて声を懸けられます、このことからも、「二卵性」ではないでしょう。二人あわせて6,500グラムの大きさと僅か2年8ヶ月の間に4人の子持ちとなった両親に遅まきながら「乾杯」。

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