天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2007年9月分

9月29日  日本平「カジノ」構想の感触 
 SHINGO-SCOPEの10月号はただ今印刷の準備段階です。間もなくこのホームページにも掲載いたしますが、その一面は特集『日本平の「カジノ」構想について』であります。実は最近この「カジノ」構想を小冊子に纏めて発行いたしましたが、その心は、本市が今一度活性化できる手段は詰る所、これしかないの結論に至り、勇気をもって世間の意向を伺っている所であります。
 その結果、接触した殆どの方々から「驚きと好評」を頂いてきたところです。
 当面の私の仕事は「カジノ」誘致を本市商工会議所のテーマに取り上げてもらい、近く訪れる「カジノ解禁」に向けて真っ先に名乗りを上げてもらう点にあります。そのために今、私は地元経済人の説得に奔走しているところであります。

9月25日  近年の風潮、羹に懲りて膾を吹く 
 羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹くとは一度の失敗に懲りて余分な用心をすることを言う。昨年の安倍内閣発足時を境に、政治家の政治資金について重箱の隅までほじり出し、糾弾する悲しき風潮が今尚続いている。求めるべき政治姿勢や政策は後回しに、只管(ひたすら)相手の失策を探し出し、糾明しては有頂天になっていると私には思える。その結果、国民に、或いは報道機関に媚をうるように一円の領収書まで提出すると言う考えられない選択をする。恐らく我々県議会も来年から同様の措置がなされるでしょう。羹に懲りて膾を吹くの実例であります。
 早々に政治家の本道に立ち返ろう。

9月25日  愈々、福田内閣の出航 
 昨日の夜、福田丸は国民の疑心と不安の渦中にあって、厳しい前線へと船出したのであった。しかし今回の出航は機関長はじめ錚錚たる顔ぶれ、私も一応の安心の思いでその発表を見ておりました。上川大臣の留任も予測されたものとはいえ、再任おめでとう。町村官房長は正鵠を得た任命、さらに石破防衛大臣の起用も期待します。外相の高村さんは大学の1年先輩、私と同様、地味だが真面目な男です。いずれにせよ福田内閣の仕事は国民の政治に対する信頼の回復である、民主党の下種な「いちゃもん」に乗らぬよう心してご健闘ください。

9月23日  自民党総裁に福田氏が選ばれる 
 予定通り福田康夫さんが自由民主党の総裁に当選しました、勿論次期総理と同義語ですが、私の予想とは、例えば本県の党員投票の結果にも大きな違いがありました。
 正直私は県内の党員は多くが福田支持と考えてきたからです。その理由は本県選出国会議員の所属派閥の殆どが福田支持でありますので、党員も同様の対処方になるものと考えてきましたが、開票結果は逆転しておりました。
 確かに選挙区は異なりますが、私の耳にも「あの××議員が福田なら俺は麻生に入れる」と言う立場ある方の言葉を聞いております。一部の飛び跳ねたグループの「福田支持」は贔屓(ひいき)の引き倒しに繋がったようです。
 閑話休題(それはさておき)、福田さん、貴方もこれまで以外に問題発言が多かたったと聞きます。心して頑張ってください。

9月23日  「元気学園」の面接に立ち会う。 
 市内高松にフリースクール「元気学園」がある。ここに「登校拒否や閉じこもり」の子供たちを対象にしたフリースクールが誕生して既に7・8年になりましょうか。年々受け入れ対象の子供が増え、今年、二号館がスタート、或いは日本一の規模となったかもしれませんが50余名、驚くほど規律正しい生活の中で、一昨年は「東大」に、今年は「防衛大」など有名大学に進学する極めて稀有なフリースクールである。勿論、この学園に世話になって半年から1年で学校に戻る子供も少なくない、寧ろ、長期に在籍する子供の多くはその子の家庭の事情による場合が多い。
 昨日、入学希望の親子面接に立ち会った、これまでも感じていたが該当する両親の苦しみは尋常ではない、若しかするとこの学園は「蜘蛛の糸」、将に細い「命の綱」なのかもしれません。しかし、必ずしも希望が叶わず、茫然自失して静岡駅に向うご父兄も少なくありません。その実績は全国一でしょう、超人的な指導者・清水さんの懸命な努力とスタッフの情熱が多くの暗い青春に「光と希望」を捧げてきたのでした。
 貴方も是非、この学園に暖かなご理解を。

9月20日  9月県議会が始まります 
 癌の手術に成功した石川知事は早くも県立癌センターを退院し、知事としての勤めを全うすると先の記者会見で声明しており、今議会もその務めを果すとのことです。このことは恐らく経過も順調であることの証しと存じます。
 ところで今議会にかけられる議案で特筆するものはありません、ただ県としては間もなく迎える「国際技能オリンピック」の成果に注目しているところであります。
 さて、今議会の補正予算は僅か24億円、昔は交付税等が9月議会に集中しましたので例年、数百億円を計上、議員の我田引水の取り合いの発表会でした。しかし平成11年頃に1兆3000億円を計上できた本県予算も、ここ数年1兆1000億円台と低迷し続けております。殊に投資的経費の逓減は建設業界に大きなダメージを与えており、市内でも倒産の憂き目をみたところも多数あります。

9月15日  福田氏に収斂していった理由 
 小泉チルドレンまでも一挙に「小泉擁立」から福田支持に方向転換をしたように、8派閥が合従連衡、選挙を待つまでもなく大勢は固まったのである。何故かくも簡単に福田擁立が「大河」となっていったのか、それは現在の自民党の置かれた厳しい状況に対し「福田氏の持つとぼけたパーソナリティと柔軟な発想」こそこれから迎える「怒涛」に対処できると多くの国会議員が考えたからでありましょう。「するめ」の綽名(あだな)をもった福田赳夫元総理は何となく嫌いでした、勿論、官房長官を務める以前の福田氏にも好感は持っておりませんでしたが、実は大変思慮深く語彙も豊富で、前途多難な自民党にとって代えがたき人物と、今では大いに期待しております。

9月14日  瓢箪から駒が飛び出すか? 
 衆議院の解散が噂される中で、環境厳しい小泉チルドレンは安倍総理の辞任をチャンスとして「オヤジ」の担ぎ出しを画策、しかし当初からその存在を蔑視されてきたこのグループのたくらみは説得力なく、オヤジも冷たくあしらう、結局線香花火にて一件落着した。しかし余波は大きかった、将に瓢箪に駒、福田康夫氏への収斂(しゅうれん)が始まったのでした。
昨年の総裁選挙の際、私はこのホームページで指摘しましたが、総裁選に不出馬の福田氏こそ選ばれるべき人材と既述しておきました。それは「六方踏んで」指揮をとってきた小泉総理の後は無表情な「おとぼけ福田」に限ると理解しました、でも不出馬だったから如何ともし難かったが今こそ麻生でも額賀でもありません、正直私も父親福田赳夫は好きではなかったが、ここは自民党、一致団結、福田を盛り立てるべきと考えます。

9月13日  眠るように母は逝きました 
 昨日の早朝、90歳の母は静かに黄泉の旅に発ちました。狭く、落ち着かない我が家より、のんびりでき、しかも遠慮のいらない長女の家に長い間、世話になってきました。親の介助は当然、三男坊ながら跡取りとなった私に与えられた仕事でしたが、狭隘な住宅、煩雑な環境のなかで,姉の主人には本当に迷惑をかけてしまいました。ただお袋はいつもニコニコ笑顔を絶やさない性格でしたので私としても救われておりました。僅か2年8ヶ月で4人の子供を生んだ母でした。今、誰ひとり欠けることなく両親を送れたことが敢えて言うなら「親孝行」でした。ありがとう、ありがとう。

9月11日  最近出した私の小冊子 
 時に応じ私は微力を省みず、これまで何回か小冊子を出版してきました。お陰さまでこれまでは読まれた方にご好評を頂いてまいりましたが、今回の出版物は殊に女性には疑問視される課題を勇気をもって提言した内容であります。
 40年後の本市は商工会議所が発表しているところだが、その人口は現在の48%に減少、伴い産業は衰退、特に若者は東京など大都市に流出、都市の弱体化は歴然であり、政令都市も名ばかりの街に転落すると予測されております。そんな時、近く訪れる『カジノ』解禁時代にどのように対処すべきか、持論を書き綴った冊子が『「カジノ」こそ起死回生の好機である』であります。関心あればtel(245-7474)かfax(246-7463)を頂ければお送り致します。

9月9日  青春の一場面に遭遇・・・犀川のほとり 
 金沢の街の中央部を流れる犀川(さいがわ)の名を聞くと瞬間に、「島田清次郎」の小説「地上」が脳裡をよぎる。高校生時代だったろうか、多情多感な私は野添ひとみの主演するその映画に落涙、いとも感激し、即刻小説を入手、一気に読破した事を覚えております。
 この日視察が終えて、ロビーでホテルマンに「島田清次郎」について尋ねると誰も知らないという、記憶では金沢の生まれ、であれば当然有名人と思いきや、その反応に些か驚く。日長のとき、私は独り犀川の畔を散策した。しかし払拭できない思いのなかで、翌朝も執拗に探し続けた。そして遂に「ふるさと偉人館」なる公共施設をパンフレットのなかに発見、タクシーに飛び乗り開館直後の偉人館を訪問した。白髪の教養豊かな館長は、誇らしく「しませい」について語り、西茶屋に行けば「島田清次郎」記念館があると教えてくれた。待機していたタクシーで即刻西茶屋に、記念館は10坪もない小さな施設ではあったが、私の関心を十分に満たす「島田清次郎」の全てが陳列されておりました。

9月8日  台風一過、されど日本に快晴なし 
 昨日まで議会の視察で京都、金沢を訪ねて参りました。順調な日程も全ての予定が終了したあと、「台風9号」がぶち壊しました。乗り合わせたこだま号は浜松~掛川間に4時間以上停車、テープコードのように理解し難い案内放送に「今日は客車で一泊か」と覚悟を決める段階で、「そうだ、車内販売は」と気付けば残り物は駄菓子のみ、初めての経験故の対応の遅さに吾ながら寂しさを禁じえませんでした・・・10時に到着しました。
 その間、相変わらず政治資金の粗探し、ホトホト報道関係者の政治家への妬みは深いものと感じます。「情けない」

9月3日 遠藤農相、早くも更迭・・安倍内閣の前途危うし 
 昨日、自身が組合長を務める農協が共済掛け金を不正に受給していたとして、早々に辞任した。この件は昨日のホームページで指摘したばかり、今回の件は「大臣更迭」という判決には余りにも枝葉末節というべきであり、まさに「中世ヨーロッパの魔女狩り」そのもので、与謝野官房長官の保身の術として「臭いものに蓋」を総理に進言、一気か成に幕を下ろしたのである。坂本政務官についても同様のことが言えるでしょう。
 これまで「談合」で社員が逮捕された大手の建設会社の社長が責任をとって辞めたことは一度もない、しかもそのことに疑問をはさみ、言及した報道もない。
 益々日本の政治が奈落の底に落ち込んでいくことを心配する。

9月2日  何時までやるの?「報道機関の粗探し」 
 遠藤農相に関わる不正受給問題を取り上げ、恰も鬼の首でもとったように新聞の一面に掲載した報道各社の姿勢に大いなる疑問を抱きます。即ち農業災害補償法による掛け金の150万円の不正受給は、04年に会計検査院によって指摘されたにも関わらず、返済されなかったことを糾弾しているのであるが、問題なのは共済組合のいい加減な運営も勿論だが、これを指摘しながら放置された会計検査院は何をしているのか、何のための官庁か、非難されるべきではないでしょうか、恐らく共済金の不正受給などは、作意の有無は別として少なからず展開しているものと思います。
 そこの組合長が大臣になったので、政治資金規正法に瑕疵がないか探りに行った記者の耳に、この事実を内報したところから記事になったのでしょう。一体、何時まで続く「魔女狩り」でしょう、枝葉末節に囚われて「政治」の大儀を忘れないように。

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