天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2007年8月分

8月29日  盟友ひとり旅立つ 
 昨日の訃報で、朝から川崎に急ぐ。
 高校時代からの親友であった佐藤宏君が突然の心肺停止に遭遇、何も語ることなく幽冥境を異にしたのでありました。
 未だ貧しい昭和の30年代、医者の家庭に育った君は、しかし恵まれた環境を露も見せず、「あっけらかん」とした姿勢の中で多くの友人を得て豊かな高校生活を堪能したのでした。
 慈恵医大に入学して間もなく、親の認めない結婚生活に突入、爾来、将に「勘当」と同様の厳しい人生を歩んでいったのでした。
 しかし、今日、告別の式に参列した多くの医療関係者を目の前にした時、佐藤宏君が医師として、人間として多くの皆さんから尊敬され慕われてきたことを確証しました・・・嬉しかった。
 佐藤宏君、長い間の友情に心から感謝申し上げます。本当に有難う・・・さようなら

8月28日  安倍内閣のこれから 
 野党の改造内閣に対するご批判は鳩山民主幹事長を代表するように、誠にもって低次元の論調であった。指摘されてなるほどの感慨を抱かせる正鵠を得た批判がほしかった。
 私としては今回の人事で気になるのはなによりも総務相に岩手県知事であった増田氏の登用である、知事時代から「道州制」への一番の理解者で、彼に「格差是正の担当」は所詮無理となれば、一足飛びに、問答無用の決着を求める恐れを感じる。
 新党3役の皆さんには「発言」に充分心していただきたい。特に怪しい方は幹事長・・・・・・・以上、頑張って下さい。

8月27日  上川陽子氏の入閣をお祝い申し上げます。 
 安倍内閣の改造によって上川氏が少子化担当大臣に任命されましたこと、驚きではありますが、慶事の一言であります。「おめでとう」
 僅か3回の当選で安倍総理から、その重責を一任いただいたことは、これまで貴女が「少子化問題」に真摯に国政の場で頑張ってきた証しでもありますので、地元の行事などに囚われず、国政、就中(なかんづく)日本の人口問題、少子化問題に新天地を拓いて頂くべくご健闘ください。「おめでとうございます」

8月26日  「角を矯(た)めて、牛を殺す」の諺を省みる時と思う。 
 菅総務大臣の事務所経費について、今朝のテレビが私の寝ぼけ面に水をかけました。
 内容は3・4日すれば朝露と消える他愛もない粗探し。一体何時までこんな「魔女狩り」同様の、爪楊枝で部屋の片隅をほじるような、しかも、見つければ恰も鬼の首をとったように欣喜雀躍する低次元の世界になってしまったのか、ホトホト情ないの一語であります。
 若しかしたら、29日に組閣する安倍総理へ警告として、または菅さんの再任を阻止する作戦か、昨今の動きからして身内からの横槍とも考えられなくもないのでありますが、そろそろ、政界も報道各社も角を矯めようとして肝心の牛を殺さないように、お願い。

8月22日  安倍川の水質・日本一に 
 06年の河川水質ナンバーワンにわが安倍川が選ばれましたが、大いなる慶事というべきでしょう。
 20年ほど前になりますが、建設省の職員と国道1号線を走行しながら安倍川橋に指しかかった折り、気がついた。橋の欄干に書かれた河川の名前がローマ字で「ABEGAWA・RIVER」とある。ABEGAWA とはもとより安倍川を指していることは理解できますが、咄嗟に私は「実は静岡市民は以前から、この川は「濁り」がない川を自慢しておりますので、是非、国の正式名称として「ABEKAWA」と標示していただきたい」と笑いの中で要請したのであります。
 天竜川、多摩川、最上川、淀川、筑後川、球磨川など日本の殆どの河川は「川」を「がわ」と読んでいることにお気づき事と思います。
 暫くして安倍川橋の袂の表示板は「ABEKAWA・RIVER」に変えられておりました。

8月19日  「防衛次官問題、落着する」 
 防衛大臣に指名された途端、政策より人事が先と一気に事務次官の交代を策し安倍総理に頭痛の種を提供した小池氏も、遂に官房長や総理の意向により押し切られ、漸く生え抜きの「局長」に決定し、一段落したのであります。
 評論家ではありませんが、このゴタゴタは安倍総理のリーダーシップの欠如を露呈したもので、自民党に所属する私としても安倍首相の早期退陣を願うことに変わりません。
 こんな田舎芝居が継続するさなか、突然「衆議院」の解散という「マサカ」の事態は来ないでしょうね、自民党壊滅の舞台は見たくありません。

8月17日 「親の心、子知らず」の閣僚
 確かに安倍内閣の低調な人気の裏に、気の毒ともいえる程、大臣の勝手な振る舞い、配慮なき発言などホトホト呆れるばかりであります。
 軽率発言を契機に辞任し、替わった小池防衛相に期待した安倍総理であったが、悲しくも再び心頭が痛み出したのであります。
 就任と共に始まった小池防衛相のヒステリックな「人事」の圧力、明らかに「内閣改造後も私は防衛大臣」を決めている如き振る舞い、恐縮ながら「女」を微塵も感じさせないその行動は決して総理の願うところではなかったでしょう。
 ついでに今日の静岡新聞の二面に山本一太参議院議員への一問一答が掲載されております。実はこれまで私は、テレビに映る山本氏は自民党の「若手のホープ」と期待しておりましたが、まさかこれほどの盲目的安倍支持者とは思いませんでした。少なくとも、山本氏が容認する「安倍総理の手」による衆議院解散だけは避けてほしい、誰が考えても自民党の大敗は火を見るよりも明らかであります。

8月14日 世間は夏休み
 私達の仕事は通常世間の休みと裏表の場合が多いようです。
 今、日本は北海道から九州まですべからく「夏休み」、しかし昨日は「万燈みたま祭」で護国神社へ、明日は「終戦記念日」でグランシップに、折々に公的行事があり、一方では仲間の集まりに顔を出せとの要請に応えております。
 勿論、「小人閑居して不善を為す」というように凡人に「閑」を与えることは「是」ではありません。幸い、近く予定される歴史講演の草稿が満足できない状況にあって、不善を為す時間はありません。
 さて、毎度、私のホームページを開いていただき有難うございます。文句・注文がある方はFAX・246-7463にご一報下さい。暑い残暑のなか、ご自愛ください。

8月10日 断崖に立つ安倍内閣
 「継続してその責任を果していく」と惨敗の参院選の後の退陣要求にも蛙の面に水だった安倍総理も愈々進退窮まった感がする昨今です。
 しかも、内閣更迭を目前にして突然、小池百合子防衛大臣がワシントンにライス長官を訪ねた。恐らくこの訪米も閣議の了承なしの小池大臣の独善によって行われたものでしょう、なんと言っても月末までの命ですから。
 報道では公明党の安倍離れが加速しているとあります、当然でしょう。公明も参院選では歴史的敗退、太田代表も池田創価学会会長の怒りを買ったとなれば、自公の蜜月体制も終止符が押されるでしょう。結構。
 さっさと安倍さん、お辞めになったら。

8月9日 <太字「長崎の鐘」は鳴る
 「かの弔鐘は誰がために、鐘は鳴るかを問うなかれ、そは汝のために鐘は鳴る」、これはヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」のプロローグと些か朧げな記憶ではありますが脳裡に刻んでおります。
 今日、長崎では平和祈念式典が開催されます。今一度、私達は長崎の街に鳴り響く「弔鐘」が現在に生きる我々のために鳴っていることを自覚し、「平和」の尊さを再認識して欲しい。

8月6日 広島に原爆が投下された日
 昭和20年8月6日の早朝、太平洋の孤島「テニアン」島から「B29」爆撃機が原子爆弾を抱えて飛び立ったのでありました。3日後には長崎に向けて・・・・
 数年前、この小さな島「テニアン」を訪れました。
 大戦末期、米軍のテニアン上陸に際し、ここに住む多くの日本人が捕虜になること偲びず、切り立った断崖から身を投げた現場に立った時、何故か頬を濡らしたことを今でも記憶しております。
 処で、狭隘なこの島には見るべきものは更になく、住民も僅かの、淋しく貧しい世界が現在のテニアンであります。
 殆ど通ることもない 九十九折(つづらおり)の細道を気ままに散策すると、その先になんと朽ちかけた木製の鳥居が佇んでおりました。それは将にこの地に日本人が生きていた証しでした。
 訪れる人もなく、淋しく瓦解した神社は悲しい歴史を物語るようにそこにありました。

8月4日 漸く気がついた選挙改革の「怪
 これまでに私のホームページでもくどいほどに警鐘してまいりましたが、近日発刊した週刊誌にこのたびの参議院選挙の批判記事のなかに、「期日前投票」の問題点が指摘されておりました。即ち「身代わり投票」がいとも簡単、宣誓書に氏名と生年月日を書けば、投票用紙を持たなくても可能、大分県では自衛隊の駐屯地の若者が身代わり投票してバレる、奈良では期日前投票と投票日と二度投票し、有効票になったなど指摘されております。更に応援する経営者が、自社にバスを用意して従業員を強制的に投票所に送るという「奇策」が私達の街でも行われています。
 単に投票率を上げる目的で考えた手法でしょうが、国の選挙管理委員会も情けない連中の集団と云わざるを得ません。

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