天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2009年10月分

10月31日  大道芸・ワールドカップ・イン静岡が始まる
 今年で18回を数える大道芸はお陰さまで本当に多くのファンに愛されて充実してまいりました。第一、私達がこの企画を計画した段階においてはパホーマンスと英語で表現しておりましたが、誕生した若者達で構成する実行委員会の席上、「大道芸」の名称に決定しました。既に「死語」にも等しい大道芸という言葉が市民に定着できるものか、大変心配した処でした。それが何時の間にかテレビでも「街頭での演技」を全て大道芸と何の疑こだわりを持たずこの言葉が使われているである。
「大道芸」という表現は日常生活に復活したのでした。

10月28日  鳩山総理の資金管理の杜撰さ 
 「故人献金」など杜撰な収支報告はこれからの捜査に待つところであるが、以前から指摘されていた北海道9区総支部の報告書はどうなっているのでしょうか。03年から道議や市議・町議から1600万円の寄付を受けていたと選管に報告されているが、常識的にみて、彼等議員が支部長に献金するなど考えられない。寧ろ、餅代など提供されているのが一般的である。更に議員が寄付をしたとなれば、税金控除の手段もとっていただろう。しかも全員が12月25日の寄付という、誠に杜撰な資金管理団体の経理と云わざるを得ません。危うし鳩山代表。

10月26日  参議院選挙も惨敗に終る 
 予想はすれど、現実を見る時、淋しい思いは禁じ得ません。静岡・神奈川共に大差をもって破れました。
 勿論、最近の鳩山内閣の弱者保護とも言うべき「ばらまき」政策が大衆に浸透、その結果が票に現れたものと考えます。確かに財源を無視しての「大盤振る舞い」は大衆心理に歓迎されるでしょう。
 しかし、今、私の算盤による判断では数年後の「消費税の増税」と「日本経済の沈滞」が見えてくるのであります。
 自民党が再生する日は本当に来るだろうか。

10月25日  産地偽装でまた逮捕 
 恐らく昔は産地偽装など日常茶飯に行われていたでしょう。昭和20~30年代、「舶来」の言葉に限りない憧れを持った日本人に「メイド・イン・・」は全てが高尚なものでした。洋もく・洋酒・洋服はもとより子ども達にはあの「缶入りのピーナッツ」は羨望の的でした。それから半世紀、外国産の商品を国産と偽ってこれを売るあくどい商人が屡々逮捕される時代に様変わりしたのである。「産地偽装」と知れて腹も立つが、今日このページに書き入れた心は別にある。最近、有名な俳優や政治家が突然本を出版するが、その多くがゴーストライターの手によるものです。麻生総理の場合も後に民主党の議員が「畢竟」の字を見せ、これが読めるかと質したと新聞にありました。産地偽装よりゴーストライターの出版のほうが問題ではないでしょうか。

10月24日  我儘米兵の行動に怒る無責任な国会議員たち
 在日米軍への日本側の配慮は例えば「思いやり予算」を初め、様々あることは夙にご存じのことと思います。
 今朝の「アサズバ」は在日米軍への協力の一環として、米兵がレンタカーを利用し、行動する場合、車代・高速道路料金などを防衛省が持つことを取り上げ、屡々米兵が遊びに遣い、昨年だけでも8億6200万円になると口角泡を飛ばして論議していました。
 殊に民主党の福島代表は鬼の首を取った勢いで、これを非難していた。しかし、論議を聞いていれば福島議員だけでなく民主党議員もよくご存知の事でした。だったら何故、今までこれを白日の下に晒さなかったのか、「アサズバ」で問題にされて同調するような国会議員では余りにも情けないではありませんか。

10月22日  頭の痛いグランシップの存在 
 厚生委員会の視察のため、暫くお休みしていたこのホームページも再開します。
 さて建設費500億円、設計費17億円という途方もない成金趣味のこの建造物は、同時に容易でない問題点を我々に提供しております。即ち、グランシップの雰囲気を盛り上げる建材としてヨーロッパから取り寄せた外壁化粧石材は当初から屋根材としては不向きだと言われていましたが、既に完成した後の非難の言葉であれば、如何ともし難く今日に至りました。
 率直に言って、この建造物は「なんでもOK」のバブル社会の落し子、誰も口を挟むことできず、ワンマン知事とその仲間たちの「遊び」の作品でした。その結果、毎年数億円の赤字を生み出し、利用者には不平不満の限りを聞かせられ、担当者にとっては頭の痛いところでしょう。まさか、危険な屋根材だからと云ってこれを葺き替えるなどの暴挙はないでしょうね、愈々明日は「第24回国民文化祭」の開催日ですが、周辺に「屋根石材落下のおそれ」と明記した看板が並ぶという。
 所詮、陛下を迎える建造物ではありません。

10月18日  知人からの手紙 
 「省庁の官僚を阻害し、政策の表面にその姿を出させない。何か強引で独裁制を帯びてきたように思える。半世紀に及んだ自民党主体の政治の反動が、このように現れるのかと改めて驚くばかりだ。荒廃から立ち上がってからの60余年、国の姿も形も全く?まり、その時代を生き、働いてきた者として考える時、そこまで果してきた自民党政治と「負」の面を殊更強くいうことに私は理解できない。失政の責任が政治家や官僚にあることは確かだが、最も問われるのは国民自身ではないか・・」以上が知人から来た手紙、これを読んでちょっぴり嬉しく思いました。序ながら・・・最近テレビで城山三郎の「官僚の夏」が放映されておりました。最近の民主党の対応の中にこの「官僚」に対して殊更、侮蔑的姿勢で臨む場面を見るのであります。しかし、今一度思い返してください。日本の戦後復興の立役者は「政治にあらず、官僚にあり」と長い間言われ続けてきたのではないでしょうか。「官僚」ではない「役人」のいい加減な姿勢から国民の離反を招いてしまったのです。 民主党内閣も「表面についた瑕」で本質を見誤らないようご注意申し上げます。
 
10月16日  観光庁の戸惑い 
 概算要求がまとまった中で、戸惑いを見せるのは昨年誕生した観光庁です。もとより「ビジット・ジャパン・キャンペーン」、日本により多くの観光客を迎えるべく新たな観光政策の振興をと考えて作られた組織です。
 外国人の来訪数では日本はアジアで7番目、世界で32番目(05年)に低迷しているとは誰も想像しなかったところでしょう。そこに民主党内閣は本年度の予算額63億円から一気に257億円に膨らまし、08年の835万人の訪日外国人を16年には2000万人、19年には2500万人とその具体的手法は提起せずに、でっかい目標を掲げたのでした。
 しかし、何故、これほどまでに日本に観光客が訪れないのか。察するに電気製品や電子機器などを別にすれば、宿泊費、食事代、タクシーをはじめとする滞在費は一般旅行者にとって目玉が飛び出すほど高額なのである。更に外人コンプレックスが相俟って、その目標は余りにも厳しいと云わざるを得ません。

10月14日  これは事件です、日本航空・西松社長の退任 
 経営再建の一途として、日本航空は主力銀行に2500億円超の債権放棄を要請すると共に西松社長もその責任をとって退任するところとなった。
 このホームページでも屡々指摘して参りましたが、例の静岡ー福岡便の搭乗率保証は石川知事と西松社長の間の約束事であれば、社長健在の間に話を詰めるべきと考えます。
 一昨日、県の企画部から頂いた資料によれば、益々、この搭乗率保証に疑問を抱きました。日航の国内線空港別の実績表ではなんと静岡空港は42港中4位であり、更に70%の搭乗率を維持しているのは旭川空港のみと云っても過言ではありません。殆どの空港が70%を切っている状況下で、何故静岡だけが保証しなければならないのか、甚だ理解できないところであります。
 退任前に川勝知事は西松社長と話を付けて置くべきではありませんか。

10月9日  炙り出される民主党の政治資金 
 嘗て、【政治家の金銭疑惑が発生すると、「あれは秘書のやったこと」と嘯いて責任逃れする輩がいるが、とんでもないことです。】と鳩山代議士は他の国会議員の事件にからみ豪語していた。まさか首相になるや、「故人献金」を代表するいい加減な政治資金収支報告書が晴天白日のもとに晒されるとは、本当にお察しいたします。
 処で、流石は鳩山御殿の御曹司らしく、その虚偽記載の金額は「億の単位」であり、これ程の「疑惑のカネ」が物議を醸すのは、盟友小沢氏をおいて他にはいません。
 更に故人献金や無関係者の献金を登録したのは、母からの生前贈与の一環ではありませんか、しかしそれでは脱税事件に繋がりますので愈々困りますね。
 一方、長野県2区の下条みつ代議士の場合は、「ちんけ」な事件です。二人の私設秘書の給与は地元建設業者から支給され、これを記載せずおいていた。更に国から支払われる秘書給与の一部をピンハネ、下條氏の資金管理団体へ寄付していたのである。
 この他にも今、民主党議員の政治資金問題は尽きる事なき泉のように湧き出てきたのであります。

10月7日  本会議最終日、空港部の廃止案は 
 今議会、最も注目される「空港部」の廃止案が今日、無記名投票をもって決定する。確かに1つの「部」を廃止するとなると、相当の時間と労力が必要である。となれば、当局は事前に議会にその方針を伺うべきと思考する。そこに今回の問題の本質が存在すると思うが、さりとて機構改革は本来「執行者」の判断によると考えます。嘗て私も首長時代、同様な摩擦を産んだ折、与野党の皆さんへの積極的対応によって漸くご理解頂いた時があった。勿論、今回の廃部は組織上決して小さなものではない。だからこそ一筋縄にはいかないのだが、昨晩、私の自宅に電話がありました。
 「部が継続しても、所属職員として何をしていいのでしょうか」若い声のしかし、力ない言葉が電話口に流れていたのでした。

10月6日  負け犬の遠吠えではないが、報道の姿勢に疑問 
 標題のみで何を云わんとしているかご想像されるでしょう。最近の新聞、テレビにみる報道姿勢は私が自民党サイドに立っているが故の「妬(ねた)み心」からではなく、些か公平性を欠いているのではないかと疑うのである。
 例えば鳩山総理の虚偽記載(故人献金問題)や原口総務相の政治資金記載漏れなど民主党関係者の扱いについては極めて寛容な報道姿勢と云わざるをえない。
 しかも鳩山総理の指摘されている虚偽記載の数字は資産家らしくその額は極めて大きいのである。それにも拘らず、平野官房長は「国民に説明したいが、地検の捜査に影響を与えるので控える」と記者会見では逃げ口上に終始、日頃の「宇宙人」もここでは庶民の政治家を演じます。

10月5日  鳩山総理の感性は確かに「宇宙人」です 
 早朝のテレビ番組は、昨日の中川氏の死亡に伴う弔慰的報道の後、画面は変わって、何と鳩山総理が今日もまた、夫人同伴で「ファションショウ」に出場、そのど派手な服装と共に手を繋いで遊ぶ場面を放映していました。
 世間ではこれを称して「宇宙人」というのでしょう。実際、鳩山氏の規律正しく、深窓に育ったお坊ちゃん顔と、その図太い精神、無神経な日頃の態度は余りにも隔絶していると感ずる昨今です。
 中川昭一氏のご逝去に心からのお悔やみを申し上げます。

10月2日  県政の一大事ー空港部の廃止問題 
 9月県議会の焦点は何と云っても空港部の廃止条例にある。川勝知事からすれば6月に静岡空港は開港し、さらに2500㍍滑走路として全ての懸案が解決した以上、3年前に暫定的に設けた「空港部」の存在意義も消滅したものと考え、組織改革を提案したのでした。しかし自民党議員の間には、何の音沙汰もないままの突然の組織改廃の議案であり、「寝耳に水」として、この提案に反対する空気が高まっていったのでした。通常なら知事を先頭に、当局は多数党である自民党にその善後策を期待して奔走するところでしょうが、何故か今尚、当局は手を拱いているに過ぎないのである。私達も初めての多数野党であれば、折にふれての勉強が何より必要であります。更に問題を極めて、県民のご納得を戴けるよう努力しますのでご期待下さい。

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