天野進吾の一期一会| 天野進吾のコラム(過去ログ)

天野進吾のコラム

2009年9月分

9月30日  重箱突付きの報道屋が漸く見つけた民主党のお粗末実態 
 毎日新聞の一面に、江田五月参院議長ほか民主党の5人の政治資金の報告にとんでもない問題点が見つかった。
 新聞の見出しは「クラブ・キャバクラ・ニューハーフショーパブ」など下戸の私には殆ど関わりはないが余り健全な社交の場ではないだろう、そんな色っぽいお店に大枚をつぎ込み、しかも政党交付金で支払われたと報じられている。
 民主党の皆さん、与党になったのですから充分身辺を身奇麗に、そして注意いたしましょう。また報道屋に詰問された時には時間をおいて答えなさい。例えば今日の記事の最後に江田事務所の談話が、「本人は参加していない、会員や支持者、秘書らが参加した」とありますが、若しかしたら、このことは供応、買収行為にも当たるのではありませんか。

9月28日  地方議会の視察とオンブズマン 
 最近では下火にはなってきましたが、一時、オンブズマンという正義感に溢れる特殊な組織が、爪楊枝による重箱の隅を突っく如き粗探しが流行っていました。
 その結果、議員の海外旅行や国内視察の内容は極めて慎重、臆病となり、例えば、昨年盛岡の青少年野外施設の見学に際し、道すがら右手に「石川啄木記念館」を見ながら素通りしていくのでした。私は同僚議員に「何故寄らないのか」尋ねると、以前もこの道を通過しながら「貴方と同じ気持ちでした」と云う。幸い帰りも同じ道でしたので、敢えて事務局に言って、15分の寄り道を願いました。確かに「県政と啄木」は関わりないでしょう、でも人間として僅かな時間を自身の教養のために費やすこと、決して非難されるべきではないと考えます。
 序に、今日の新聞には小沢一郎幹事長がヨーロッパから昨日、帰国したとの記事がありました。その中で当初の予定は【25日】でしたが、「個人的に立ち寄りたいところがあった」ので遅くなったとありました。この場合彼は公務として旅しながら、3日間の私的行動は許されるのでしょうか、また、その際のホテルの費用など、誰が支払ったのか、調査の程を専門家のオンブズマンにお願い致します。

9月26日  川勝知事の国交相との面談は 
 若し、会談の経緯を知らなければ、「何故、今?」と疑問を挟むところですが、今朝の静岡新聞のお二人の写真を素直に拝見させて頂きました。
 率直に言って、「張り切り知事」らしく、何時でも何処でも行動する川勝知事の姿勢は大いに拍手するところではありますが、今回の大臣との面談はご本人の希望ではなかったでしょう、拍手を送る気にはなりません。
 実は、民主党の某県議が画策、地元国会議員を通じて前原国交相に依頼、この結果が報道にある日航の経営改善計画に伴う本県への注文となったのであります。しかし、私の目には些かピンボケと映ってしまいます。
 日航の再建を目指すチームはこの25日に誕生したばかり、そんな折に本県から撤退問題を大臣に直訴するのは些か的外れではありませんか、否、今、本県が早急に善処しなければならないことは「搭乗者保証」の廃止を求めることでしょう。日航の経営改善方針は1朝1夕には決定しないでしょう、第一、私には日本航空が静岡から撤退することに何の不足もありません。出来れば早々に廃止予定路線の実行を期待します、その後はわがFDA(鈴与航空)が十二分にその不足を補ってくれるものと考えるからであります。

9月25日  鳩山総理の国連演説は堂々の合格でしょう
 内容には些か将来においての「禍根」を懸念するが、核廃絶に対する日本の立場を鮮明に打ち出したことは大いに結構でした、ただ他国も日本と同様の性善説の国家ばかりとは思わないで、常に警戒怠らずの気持ちが大事でしょう。
 さて、私が以前から「小沢代表の時代」に総選挙を実施すべき、と何度もこのホームページに書きましたが、やはり的中しましました。若し小沢総理であったなら、報道関係者の眼差しは「爪楊枝を銜えて、粗探し」に奔走しているところでしょう。
 10月25日には参議院の補欠選挙が行われます、昨日自民党の候補者が決定しましたので、万難を排し当選への道を切り開いていく覚悟です。

9月24日  傍若無人な大阪府知事の明日(あした) 
 就任以来、橋下知事の言動は華やか故に、報道機関を賑わしてきました。ところが最近の彼の言動は些か奇を衒(てら)い過ぎているように思えてなりません。
 「時代の寵児」であった東国原知事は何時の間にか報道機関に愛想を尽かわさせ、大衆の目からも消えていきました。更に今、橋下大阪知事の言動も、これまでの多くの応援団の脳裡に「?マーク」を植え付け始めました。
 一方、「貴族院」を代表する鳩山由紀夫総理は流暢な英会話を武器に、国連でのデビューを飾りました。
 しかし温室効果ガス排出量を本当に「25%削減」が可能でしょうか、まさか外国の排出分を購入するようなとんでもない手法は採らないでしょうね。また、八ッ場ダムの強引な建設中止も些か理解できない対応ではないでしょうか。一寸心配です。

9月23日  自民党総裁選、関心の薄いまま経過
 政権から遠ざかった自民党の総裁選挙のニュースは、このところ、全ての報道機関に無視されていると云っても過言ではありません。確かに誰が勝っても今日の政局を左右するものではありませんし、コップの中の争いにしか映らないでしょう、誠に「情けない」の一語に尽きるのであります。
 さて、3候補の中で、怪しいのは河野太郎、当選できるとは当初から思っていない彼が腹を固めたのは「離党」のための準備工作でしょう、勿論、彼が自民党を離党することに押し留める仲間は皆無ですが仲間を増やすためには絶好の機会と思ったから出馬したものと考えます。
 この総裁選を機に、彼は先に自民党を飛び出した渡辺喜美の「みんなの党」に合流する計画ではなかろうか私は案じております。父河野洋平もこの度は衆院議長を辞任、晴れて後腐れなく、「マイウエー」を決めたものと考えます。

9月20日  門外漢には解らない「八ッ場ダム」の建設中止 
 門外漢の私には不可解ですが、恐らく群馬県の八ッ場ダムについては関係する1都4県の共通する問題として,以前から論議の対象になっていたものと理解します。しかし、前原国土交通相は「中止なら負担金の返還」を明言、その金額は5都県で1460億円、更には直轄事業負担金の525億円も返還するという。
 ご案内のように、この事業は既に7割が終了、15年には完成と云う。
 私に理解できないのは、何故、ここに至って中止するのか、残る工事費の総額は都県への返還金より遥かに安価と云うのではありませんか。単に選挙公約で「中止」を掲げた以上、何が何でも中止は説得力がありません。
 処で富士山静岡空港も一時は同様の時代がありました。総事業費1900億円のうち1000億円余を費やした平成13~14年頃、日本経済の低迷と共に、空港の是非論が論議され、自民党内にも住民投票を実施するか否か侃々諤々の論争したことを思い出します。
 何故、八ッ場ダムがこの期にあっても「無用の長物」と切り捨てられるのか甚だ疑問です。

9月19日  鳩山丸のまずまずの「出航」と「海路」を探る 
 オールキャストの揃い踏みは、新たな内閣であれば当然、予想された全顔ぶれで、自信満々のご様子、これからシカと拝見させて頂きます。
 さて、報道関係者の誰もがこの内閣を応援しているでしょうから、記事としては書かれませんが、今日は日本の片隅で話題となっている題材を披露しておきます。
 福島少子化大臣におかれては92年に「生まない選択ー子供を持たない楽しさ」という本を出版しており、この中で「こどもの存在意義」について幅広い女性評論家などの意見を取り上げておりますが、少なくとも日本の少子化問題はこんないい加減な連中の指摘を待つほど浅薄ではありません。担当大臣であれば、心して善処して欲しいと存じます。
 自民党内閣では即刻「くび」でしょうから。
 
9月17日  日航の再建計画と静岡空港の立場 
 経営再建途上の日本航空が昨日発表した撤退計画の中に、静岡ー福岡線を提示したことは私にも充分理解出来ます。
 実際、13日までの搭乗者は提供座席73,854席に対し、搭乗者数は46,385人、率にして62・8%であります。実は以前よりこのページで警告してきましたが、現時点での「搭乗率保証」金額は2億5千万円余となり、恐らく来年3月末までいけば5億円も覚悟しなければならないでしょう。そうであるのなら、私は日航の「撤退」を歓迎し、速やかにこの搭乗率保証制度を反故すべきと考えます。しかも、その時はアメリカ資本が導入される前に対処すべきと考えます。
 撤退したその後は、鈴与のFDAが福岡線を代替したら如何でしょうか。

9月16日  今日は鳩山内閣の誕生日。福島大臣、大丈夫ですか? 
 一昨日から大騒ぎの新内閣の人事、初めての事ゆえに賑やかこと、例えば福島社民党首のドタバタ劇を新聞とテレビを繋げて報道すれば以下のようになります。
 オフレコの人事案に独り悦に入り、勝手に「環境相」と決め込んでいた福島党首であったが、些かボス小沢氏の意に沿わなかったのか、何時の間にか「消費者行政・少子化担当」に移されてしまった。
 しかも、今日の本会議の首班指名後に、閣僚の人事を発表する段取りのさ中、記者に囲まれた福島氏は「打診はあったけど、鳩山さんから未だ云わないでと言われている」と自白、更に続けて上記のポストまで説明したという。
 実は以前よりこの福島党首の軽薄ぶりに屡々疑問を抱いておりましたが、彼女の出版物にも週刊誌が飛びつく「怪しき」ものも少なくありません。

9月14日 社民・国民新の参加は民主の癌細胞に? 
 あれほどの大勝にも拘らず、鳩山代表は「友愛」の精神からか、無用にして、危険な他党との連立を求めた。率直に言ってやはり鳩山氏は「お坊ちゃま」、戦前から社民、国民新と協調して自民攻撃を展開してきた義理からお仲間にした今回の処置は、近い将来、長くもないその足を引っ張ることになると考えます。殊に仰々しい名前の新設機関「国家戦略局」への2党の参加お断りも小さな躓(つまず)きの基になることを心配します。
 更に問題は「獅子身中の虫・小沢一郎」の存在です。少なくとも任期4年を満了することはありえないと考えます。否、小沢氏の権謀術数は結局は党内の隔絶を生み、亀裂への道もあると考えます。
 処でアメリカの「イチロー」は、先ほど、3回に199本目のヒットを打ち、愈々前人未到の大記録を達成するところとなりました。拍手・拍手・拍手・・・・

9月12日  日本航空の危機と搭乗率保証の行方 
 たった今、某県議から電話があった、内容は昨日の議員総会における私の発言について今朝のトップニュース「デルタ航空との資本提携」を見て、将にその通りとのエールでした。
 議員総会の終了間際、私は敢えて日航の「搭乗率保証」を取り上げ、「既に5千万円を超えた保証金をこのまま放置してはならない、2月議会の付帯決議にあるように、速やかに日本航空に対し搭乗率保証の破棄を川勝知事に提言すべきだ」と日頃の思いを訴えた。
 考えてもみよう、開港後3ヶ月半、本県は既に1億円近い保証金を日航に支払うことになるのです。このことを恐らく殆どの県民はご存じない処でしょう、報道も意外にのん気なもので、空港の利用度だけに関心を払うばかりで、自由経済の今日では考えられないこの保証には、殆ど神経を使っていないのが現実であります。
 日航がデルタ航空と、或いはエールフランスと資本提携、業務提携となれば、私達の淡い期待は木端微塵となることは火を見るより明らかでしょう、「日航が日本の企業」であるうちにこの問題は片をつけねばなりません。

9月10日  秋の夜長に聞く「負け犬の遠吠え」?
 今朝の静岡新聞には、暫しご無沙汰していた麻生総理の淋しき弔辞が出ていた。
「昨秋、解散総選挙をしておけばこんな大敗はなかった」と見出しに反省の言葉、さらに内容を精査すれば「政局より政策を優先した結果であって、今日の経済回復はその現れ」と自賛していた。
 確かに、悪評紛々たる小沢代表の時こそ解散のチャンスであり、盆の読めなかった麻生総裁の未熟さが結果として惨敗という悲しき現実を迎えたのでした。更には、日本経済が回復したと認めるものもいない現在、その言葉は「負け犬の遠吠え」としか国民には映りません。
 こんな調子で本当に「自民党の黎明」は期待できるでしょうか?

9月9日 前日に続き「カジノ」の周辺を探る
 さて、この度の韓国訪問は6月に開港した静岡空港を大いにご利用願うために、県議会の中に海外就航地交流推進特別委員会が設置され、その委員長として渡航して参りました。3泊4日の短時間乍ら、盛られたスケジュールは山盛りでした。静岡空港の離発着の時間割の変更、新たな誘客対策など当面する課題や韓国旅行社からの本県への要望など、ソウル駐在事務所が頑張って私達にうろちょろ(これはハングルです)させる閑を与えぬように配慮され終日翻弄されてまいりました。
 2日目、韓国観光公社の副社長が見え、公社の業務内容を説明するうちに、私の脳裡にまさかとは思いながらも、疑問が浮かんだ。咄嗟に「ソウル市内に誕生したカジノ、セブンラックも公社の経営ですか」と尋ねた。氏は平然と「子会社が経営しております」と答えたのであった。
 会議終了後、私は副社長と傍らで「日本平カジノ構想」について概略説明すれば、「是非お伺いしたい」と急遽、実業家に変身したのでした。

9月8日  日本のカジノ解禁を阻止する裏の力は韓国? 
 韓国国内にはソウル・釜山をはじめ多くの都市に「カジノ場」があることはご存知でしょう。そしてそのカジノに興じている人々は殆どが日本人であって、韓国民はいません。何故なら、1ヶ所を除いて韓国人の入場は禁止されているからです。
 さて、既に世界133ヶ国においてカジノは合法化されている中にあって、北朝鮮と日本ぐらいが未だ禁止しているのであります。勿論、わが国も昨年観光庁を創設し、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を提唱し、外国からの観光客を迎えようしている昨今、外国人のアフターファイブのお楽しみの場としての「カジノ」の必要性は愈々高まってきたのであります。それにも拘らず未だに具体化しない背景、そして石原東京都知事が突如「カジノ構想」を抹消した理由について私は、第1に商売敵の出現を恐れる韓国カジノ業界のプレシャーではなかったかと連想します。
 勿論、日本のパチンコ業界の圧力もあるでしょう。しかし、ご案内のようにわが国は競馬、競輪、競艇など公営賭博は極めて常識的に存在します。(次回に続く)

9月7日 政権交代を「明治維新」と比喩する愚かさ 
 最近のテレビ討論の席上、屡々、この度の政権交代を「明治維新」と比喩する評論家にお目にかかります、率直に言って私には「歴史」を冒涜する何物でもないと感ずるのであります。
 「明治維新」という革命は、不幸にしてその名を歴史に名を留めることのできなかった多くの愛国者の血と涙の結晶であったのであります。
 それは政治の舞台だけでなく、科学・文学・医学・語学などあらゆるジャンルに亘り、例えばペリー来訪の際、「通訳」の業務に生涯を賭けた森山多吉郎など「維新」という大事業の礎石になった人々のことを思えば、今回の「オウンゴール」という自殺点によって生れた政権交代は、明治維新の人間模様に比較すれば、典型的「田舎芝居」のシナリオであります。

9月6日 国際都市・仁川の変貌に一抹の不安 
 昨日は韓国の驚異的都市化に驚いた私の素直な気持ちを書きましたが、一方で少なからずその将来に疑問と心配を持たずには居られませんでした。
 広大な埋立地に今、将に「林立」の表現通り数十階建のマンションが所狭しと建設されている風景は、過日のNHKの「沸騰都市」を見た思いでした。確かに仁川国際空港の威容さと就航幅は日本国内の空港を凌駕してはおりますが、本当に臨空都市として今後の発展が望めるのでしょうか。
 更にまた隣接する超大都市ソウルと並行することにより、一層の過密化に拍車がかかる心配はないだろうか、今ですら交通渋滞は日常茶飯事であれば、都市機能の停滞を憂慮せざるを得ませんでした。

9月5日  県議会の視察で韓国に行ってきました。 
 静岡空港の完成により初めて委員会による海外視察が可能となりました。本年、初めて誕生した「海外就航地交流推進特別委員会」、不肖私が委員長を務めております。
 さて、指折り数えることも出来ないほどこれまでアジア各国を訪れ、度ごとにある種の驚きを禁じ得なかったところでしたが、今回の訪韓は仁川(インチョン)の町の驚異的変貌に驚き、更には韓国全体が誇りを持って成長する姿にに、正直、絶句したところでありました。
 今回の視察は「見る」という時間は殆どなく、「ソウルー静岡」便の航空需要の増進や両国の文化や経済交流の推進などを目的として、韓国側の旅行社や韓国観光公社の方々との話し合いが中心でした。その会議の中で「韓国観光公社」の副社長から、私が唱える「日本平カジノ構想」への追い風となる嬉しいニュースをお聞きいたしました。この詳細については追々このホームページでご紹介いたします。

9月1日  防災の日とは関わりなく 
 衆院選の結果にショックを受けた自民党県議団が昨日県庁で初会合、目的は選挙前に川勝知事に9月議会の要望を提出していた回答を聞くためのものだった。しかし、県政にあっても「野党」、日本全体では少数政党の所属とあれば、意気も上がらない。川勝知事の意欲に敬服した知事折衝でした。
 その晩、息子が自民党の河野太郎の暴言を携帯電話に収録、これを私に見せた。
 開票の翌朝のテレビ番組で、三代目太郎は開口一番、思いつめた表情で「一寸勝ちすぎましたね」と・・。実は勝ちすぎたのは自民党のこと、「世代交代するなら、もう少し整理した方が良かった、更地に大きな石がずいぶん残ちゃった」と自虐か本性か,少なくとも「自民党除名」に相当する暴言の数々でした。
 無残に敗れた党員の「許せない!」の呪いの声が聞こえてきます。

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